(翁長沖縄県知事の記事に次いで2つ目です)
◇「安倍ニモマケズ」は、久しぶりの「ウィンザー通信」さんです:
◆もう一つ「ウィンザー通信」さんから山本太郎議員の質問で「誰の税金でやってるんだ!誰の命を守るんだ!どうして真剣にやらないんだ!」
「生活の党と・・・」の政策をテレビや新聞で知る機会が余りないので、メモ代わりに”安全保障についての4つの基本姿勢”を中心にコピーしてみます。
◇その前にリテラが書いています。「安倍首相が山本太郎に安保法制のインチキを暴かれた! 政府はやっぱり国民の生命を守る気なんてなかった!」http://lite-ra.com/2015/07/post-1336.html
◇もう一つ 「内田樹さんがリツイート」から:
想田和弘 @KazuhiroSoda · 20時間20時間前
山本太郎議員の質問で明らかになったのは、安倍政権が「中国や北朝鮮が脅威だから安保法制が必要だ」とかいいつつ、原発を狙われる事態は想定すらしていないということ。つまりとんでもない嘘をついているか、恐ろしく間抜けなのか、その両方か。その3つしか可能性としてあり得ない。
●それでは、「山本太郎議員の質疑全文」から一部を:
山本太郎議員の質疑全文(一部リライト)
山本太郎議員:
『生活の党と山本太郎となかまたち』の山本太郎です。
党名は長いんですけども、質問時間は長くないということなので、ぜひ簡潔にお答えいただきたいと思います。
その前に、本日、この審議を傍聴しにきてくださっているお客様の中に、6名の沖縄からのお客様がいるそうです。
辺野古から来ていただいたそうです。
過去4度、直近の選挙では、沖縄の民意ははっきりとしました。 『辺野古に基地は作らせない』。それが沖縄の民意で、決めたこと。
にも関わらず、どうやら安倍政権は、どうしても作る気満々のようです。
民主主義とは何か、立憲主義とは何なのかということを、今日お越しいただいている辺野古の皆さんにも是非、お伝え願えればと思います。
まず、総論として、私たち『生活の党と山本太郎となかまたち』は、
今回の政府・与党のいう平和安全法制、私たちからみれば、まぎれもない戦争参加法制だと思うんですが、
これらの法案は明らかに憲法違反であり、そればかりでなく、安全を保障するどころか、自衛隊員と、日本国民全体の危機を高めるので断固反対。 全力で反対いたします。
今回、この特別委員会で発言の場を得ましたので、私たちは、次の4つの視点を基本に、質疑を行ってまいりたいと思います。
第一。
やはり、なによりも、今回の政府提出法案は、日本国憲法9条に違反する違憲法だ、ということです。
憲法9条には、自衛権を認めるとはどこにも書いていません。 明確に武力行使は禁止されている。
しかし、外部から日本に対して攻撃、急迫不正の侵害があり、他に手段がない場合は、
必要最小限度の実力行使ができるという解釈で、正当防衛のための自衛隊を保有しているんですよね。 日本が攻撃されていないにも関わらず、武装した自衛隊が海外で武力行使するということは、到底、許されることではありません。
第二。
後方支援は武力行使そのものだということです。
日本政府は後方支援と言っておりますけども、国際法上『ロジスティクス』は補給、兵站であり、 後方支援する自衛隊は、日本が支援する米国等の敵対国、あるいは敵対組織の軍事目標、攻撃目標に当然なります。
米国の敵が、そのまま日本の敵になる。 有志連合国の敵が、そのまま日本の敵になってしまうという話ですよね。
第三。
国際法上の正当性についてです。
中東、アフガニスタンでの米国等の爆撃や、地上作戦に巻き込まれた市民、女性、子どもたちの殺傷は、明らかに戦争犯罪です。 国際法上の正当性、あるわけがございません。このような米国軍等の行為に、日本の自衛隊が参加・協力することは、あってはならないです。
自衛隊員の皆さんの危険が高まること、このことも重大な問題ですけれども、 日本の自衛隊が、非戦闘員の市民、女性、子どもたちに対し、誤って発砲し、加害者側、戦争犯罪者側になることは、絶対にあってはいけません。 現場の情勢、刻一刻と変化します。 戦場ジャーナリストの方々にお聞きすると、皆さん口を揃えてこうおっしゃる。 『身を守るために動くものは全て撃つ。そんな状況に陥るのが戦場だ』と。
安全だと思われた場所も、その先はわからない、という話なんです。
我が国は、海外では、あくまで集団安全保障、国連中心主義で行動すべきで、
自衛隊の海外派兵は行わず、国連の人道支援活動を中心に、参加、協力すべきです。
憲法違反の法案に対してね、『対案を出せ』と、これよく聞きますよね、声高に、与党側から。これはただの詭弁です。 論点ずらし以外の何ものでもない。
憲法違反の法案に対する対案は廃案であると、先日、参院本会議で、民主党の北沢俊美理事がおっしゃっていました。そのとおり。
続いて第四として、
私たちの安全保障に関する政策を、主張していきたいと思います。
まず、日本の領域に対する急迫不正の侵害に対しては、従来通り、個別的自衛権と日米安保で対処します。
尖閣、小笠原、東シナ海の中国漁船等については、海上保安庁の能力を一段と高め、自衛隊はそれをサポートすべきです。
南シナ海に対しては、軍事力ではなく、外交力で対処すべき。
ASEAN諸国と連携し、APECの枠組みで、海上輸送路の安全を確保すべき。
中国に国際法に違反するような行為があったとするならば、APECやG7などとも協力して、経済制裁をすることとし、
そのことを抑止力とすべきではないでしょうか。
中東につきましては、自衛隊は派遣せず、国連の人道支援活動への参加協力に徹するべきだと思います。イスラムは、日本の敵ではありません。
これが私たちの政策、いわゆる『対案』です。
以上、4つの視点から質疑を行いたいと思いますけれども、今日は1回目ですから、現在の、我が国に差し迫った日本壊滅のリスクに関する重大な脅威について、質問していきたいと思います。
<略>
理解を深めるコンテンツとして、今、話題が盛り上がっていています『教えて! ヒゲの隊長』、ご存知ですよね? 本家本元のヒゲの隊長のほうも盛り上がっていますけども、その一方で、パロディ版が本家を超えるヒット数ということで、合わせて観ていただくとかなり面白いと思うんですけども、
まず最初の質問はですね、このヒゲの隊長さんの動画の一コマをお借りして、質問したいと思います。
この動画の中、ヒゲの隊長は、あかりちゃんに対して、
『日本にミサイルを向けている国があるのを知っている?』と聞いています。
安倍総理、実際に日本にミサイルを向けている国というのは存在するんですか?教えてください。
山本太郎:
続いてヒゲの隊長、
『もし現実にミサイルを撃ってきたらどうする?』と、あかりちゃんに聴いているんですよ。
安倍総理、そろそろ声を聞かせてください。もし現実にミサイルを撃ってきたとしたら、どうするんですかね?
でも、考えてみてください。
今回の法案、中身、仮定や想定を元にされてないですか? 「A国がB国に攻撃を仕掛けた。友好国のB国から要請があり、新三要件を満たせば武力行使ができる・できない」の仮定ですよね。 仮定でしょう?「仮定でよくわからない」とごにゃごにゃ言うわりには、仮定でどんどんものごとを作ろうとしているんですよ。 仮定、想定で、そこから物事をシミュレーションしていって、物事を作り上げていくのは当然のことなんです。
都合のいいときだけ想定や仮定を連発しておいて、国防上ターゲットになりうる核施設への想定、仮定はできかねます、って。 これ、どんだけご都合主義ですかっていう話だと思うんです。
我が国を取り巻く安全保障環境、著しく変化しているんでしょう?
飛んでくるかもしれないんでしょう、ミサイル。
『中国が〜』『北朝鮮が〜』…色んな話をされているじゃないですか。 (発射されれば)『10分で到達します』 で、飛んできた時は? 『何もできてません?』…困りますよね。 本気で守る気あるんですか?
■全文は、コチラで:http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/9bbe4b8348bfffedbccf740f0f112c8e
(写真の花は、上から濃いブルーが美しいアメリカン・ブルー、白と赤の2色が可愛いチェリーセージ、noranekoさんに教えていただいたワイヤープランツの小さな緑の花、今頃まだ咲いている小さいパンジーのビオラ、そして、差し芽で増やした木立性ベゴニアの赤いツボミ)