大きくなりすぎたシュロと「岸井成格氏を目の敵にしている理由」


火曜日、植木の散髪2日目の最終日。朝、前日に取った柿を、以前、黒豆枝豆をいただいた2軒置いて隣のKさんのところへ。出てきたKさん、植木の話になって、玄関先の枝垂桜を指しながら、「この木だけ、頼んで切ってもらったら万かかったよ。お宅はいくら払ってるの?」と言われて、「今のところ実家が払ってくれている。私の方は、なるべく植木屋さんを頼まなくても良いように自分で切れるようなものばかり」と私。「ウチもそうしてたんだけど、この枝垂桜だけは大きくなって隣との際(きわ)にあるし、今回頼んだら…」とのこと。
もう一軒、我が家の柿が、ゴマが吹いていないのは皮をむいて干し柿にしてと、わざわざ言わなくても解っている、斜め左お向かいさんに、柿を入れた袋を持ってチャイムを押しました。出てきたMさん、「あんたとこ、畑の棕櫚(シュロ)の木、切ってもらいや〜」と、実家の隣の畑の棕櫚の木についてご忠告を戴きました。
実家の二階の屋根にも届こうかというほどの背の高さになった棕櫚の木が一本、畑の隅っこ、家のすぐ傍に立っています。何年か前、植木屋のNさんが、隣りの畑の人に交渉して、持ち主の方から切ってくださいと言われたのに、父が、まだ写真を遣っていた頃で、二階の北側の屋根裏部屋の父の部屋の西の窓の丁度西日避けになるというので、「切らなくてよい」と言ったことがありました。
その棕櫚の木を毎日道路を隔てて正面に見ているMさんが、心配しての忠告です。枯れた葉も全部ドッサリ着いたままでオバケみたいな頭でっかちの木になっていて、植木屋さんも「台風で家に寄りかかって倒れたら大変ですよ」と以前から。
「なんでも出来るうちにアンジョウしとかな、あかんで〜」と言われて、「ありがとう、わかった、母に言ってみる」と私。母に、Mさんから言われたことを伝えたら、母も、「お父さんが西日避けと言ってたけど、もういいね、頼んでみる」ということに。

我が家に戻って少しするとピンポンが鳴って、外へ。植木屋のNさんが、「切ってと言われたけど、隣りの畑の人の了解を得てほしい」とのこと。
さて、お隣りの畑の持ち主さんのご自宅は、そうそう、以前、私が自治会の役をしていた時、会計だったから、あの時の名簿に電話番号があるはずと、何年か前の名簿を取り出して、電話をしてみました。奥さんがおられて、事情を言ったらすぐ、「よろしくお願いします」でした。あの枝垂桜が「万したよ」というなら、この棕櫚は「ウン万円」はかかるでしょう。植木屋さんは、「よっしゃ、切れる鋸を取りに帰って午後から取り掛かるけど切り倒した棕櫚は畑の隅に邪魔にならんように置いとくから」と。「電動ですか?」「いや、電動は棕櫚の表の毛を巻き込んでアカン」らしいです。
二人で、入っていいと言われた畑へ下見に行くことに。トタンぶきの小屋にくっつくように大きく伸びています。真ん中が畑になっていて、我が家に隣接した梅の木のあたりは何もないので、隅っこに置く分には問題なし。それにしても畑に降りて見上げる棕櫚は大木です。「一人で大丈夫ですか? ロープを使うんですか? ケガは?」と聞くと、「ケガするなら一人で十分」と言われるので、「ケガするくらいなら止めてくださいね」と云いましたが、自信ありそう、プロです。

私も出かけて用を済ませたお昼過ぎ、柿を取りに来てと言ってあったSさんが、見えて、お茶に。3時過ぎ、外に出ると車庫の西が明るいので、「あれ、もう!」と畑の方へ。棕櫚は消えていました。Nさんがおられたので、「切り倒されたんですね〜!」「あれでええか、見て〜」と言われて、畑の中へ。横倒しになった棕櫚の木は、立ってた時より太く大木でした。上半分は既に片隅に寄せてありました。木の麓にあった錆びたトタンぶきの小屋が崩れています。その小屋にくっついたようになった部分はそのまま残っています。これは、誰が切ったところでこの程度のことは仕方がなかったでしょう。「切ってください」と畑の持ち主が言われるのだから、これは、これで良いでしょう。
夕方、隣りの畑の持ち主のOさんが様子を見に来られて、母に、御礼を言われたそうです。小屋がつぶれたのもOKだったということです。その上、前日、夫が見つけて、Oさんに、小屋の上にカボチャが生ってますよと言った大きなカボチャを「食べてください」と置いていかれたとか。
一夜明けて、母も私も、あのオバケ棕櫚が消えて、明るくなった西側を見て、スッキリしました。「アンジョウしときや〜」と言って下さった斜めお向いさんに、今度会ったら御礼を言わなきゃ。
そうそう、Sさんが、下駄箱の上に置いた鳥の巣に気づいて、テーブルのところに持ってきました。
「可愛いね〜、あれ置いてみて」「(ニワトリの)卵入れてみよ〜か」と、しばらく遊びました。
母も、ヨーガ(火曜)に行って、ご近所の生協さん仲間に、「金曜日、見せてもらって御覧」と言ってきたとか。
そのヨーガ、私の方は、昨日(水)が師走の初日、夫も高校の在阪仲間の同窓会で京都行でしたので、私もランチについていくことに。昨日は、インド料理店に入りました。インド人の経営するお店で、お祭りの日には、通りに釜を出してナンを焼いて100円で買ったこともありました。お店には何年か前に入って以来です。
そこで、4人と3人テーブルに分かれて、私たちの3人テーブルでは、老後の過ごし方が話題になって、そのあと、大阪ダブル選の話、そして、NHKやTBSの岸井さんの問題になり、普段あまり政治的な話をしないOさんが、「そんなことをしだしたら、もう終わりよね、そんな政権は」と。でも、終わるのはどっちなんでしょう。安倍政権の終わりなら良いけど、民主主義の終わりってこともあり得るし・・・。
山崎雅弘氏がツィートの中で、ニューソクラの記事「安倍政権によるメディアの分断 岸井氏インタビュー(下)」の一部を紹介されています:

61446; 内田樹さんがリツイート


山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki · 20 分20 分前
岸井成格毎日新聞特別編集委員ジャーナリズムが一番、心しておかないといけないことは何かっていうと、権力は必ず腐敗する。そして、時に暴走する」(ニュースソクラ 10月23日)http://bit.ly/1l3Oh2yその暴走をいかにして、未然に防ぐかっていうのがジャーナリズムの役割であり、本来なら国会であり、司法の役割だけど、ジャーナリズムの大きな役割でもあります」「その暴走が始まったのですから。その暴走をいかに止めるか、それが一番大事なところですよ。ところが今の政府は、本当によくメディア対策を検討し、堅実に積み上げてきている」「口にチャックをしろと、菅官房長官が繰り返しているらしい。もう絶対に個人の意見は、言わないようにと閣僚全体に。役人が官邸に歯向かったら最後、徹底的に干しますよね。安倍内閣は、それで持っているところがありますよねこの記事を読むと、首相周辺が岸井成格氏を目の敵にしている理由がよくわかる