お正月ー2


3日、2日の内(夜の12時前)に帰宅した次男が沖縄に帰る日です。
スパゲッティ料理の腕前を披露したい夫が、お昼に、クリスマスの日、Sさんにお出しした例のトマトとモッツアレラチーズのスパゲッティを食べさせたいと張り切って腕を振るいました。温かな日、サンルームで、夫は車で空港まで送って行くのでワインは控えて水、息子と私がワインで乾杯して、自慢のスパゲッティを。その後、3時前のJALということで、少し早目に車で家を出て、大阪空港まで。
夕方、6時ごろだったか電話。鉄砲玉の長男と違って、次男は、さすが、親と一緒にいた期間が長かったから、家に着いたら、世話になったとお礼の電話を掛けてくれる…なんて思いながら「着いた!?」と。「空港に着いて、今、タクシー待ってるけど、財布を忘れたらしい、探して」「はぁ〜!? あの、真っ黒の分厚いアレ? そんな、大事なもの・・・」。それからが大騒ぎでした。おカネなしで、どうするの? 見つかったところで・・・どうするの? 二階から下、玄関。布団をめくって、ソファから、アチコチ、「さがしてもないよ〜」。「JALもないって」「じゃ盗られた? 止めなきゃ」とか。

夫と二人、”あぁ、二人が帰って来てくれて、良いお正月だった〜”と静かに余韻を噛みしめながらの夕食のはずでしたが、夫は息子のおみくじの「小吉」にまで当たって、「小吉じゃないじゃないか、凶じゃないか」と言う始末。それでも、「かわいそうに」と云う優しい父に、「アホやね〜」という冷たい母親。しばらく時間が経って、洗面所に行った夫が、「あったぁ! ここにあるやないか、洗濯機の上に」「えぇ〜なんで〜!」
電話しても、つながらない。どうも銀行関係に電話しているらしい。「家じゅう探したけど、ない」と言った私は、責任を感じて、「マズかった、家中じゃなかったね、まさか、洗面所に。悪かった〜ここは見逃していた」と。やっと通じたら、どうも同僚の方たちに助けてもらって、今は飲んでるという。マンションのキー(カード)も財布に入れているので、一晩泊めてもらうということにもなっているらしい。
ホッとして、二人で、”ふぅ〜”ということに。夫が、「やっぱり、小吉だ。ついてるな〜」と。「よく、泊めてくれる人がいるね」「そうだな、自分なら野宿だな〜」「お金を借りたら…とは言ったけど、泊めてもらえる人がいるとは…良かったね〜。盗られたり落としたりしたのでなくて見つかったし、確かに、ラッキーよね」。
3日から、ブログと思っていたのに、とんだ大騒ぎでしたが、その日のうちの一件落着となって、小吉を得ました。銀行関係の後始末(キャッシュカードの無効解除)で4日に梅田まで出なくてはいけませんが、良かったです。