オオイヌノフグリと春の木の花、そして映画「エヴェレスト 神々の山嶺」


◎先週、土曜日、久しぶりに坊島(ボウノシマ)の田圃へ。
オオイヌノフグリ
星が瞬くような
小さな青空色の花が、
目を凝らしてみると
アチコチに咲いていました。

北の池の土手下には、紅梅の花が咲いています。

池の畔の林の中には、黄色いサンシュウの花も咲いています。

公園の南口にはボケの赤い花が。

帰りに寄った唐池公園の西口に、一重の赤い花をつけている一本の椿がありました。


唐池公園を出てわが家に向かう途中
Sさんのお庭から道路に向かって
ミモザの花が満開です
輝くような黄色のミモザ
春告げ花の代表です
◎月曜日の昨日は、大阪も冷え込みました。真冬に逆戻り、おまけに雨まで。夫と、山の映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」を見に行きました。
去年11月、加賀市の義弟夫婦や義姉と湯村温泉のついでに生野銀山を訪ねた時、志村喬記念館に寄りました。そこで、記念館の人が、志村喬を尊敬している岡田准一さんが、「大河ドラマ黒田官兵衛を撮影しているときに何回か訪ねて来て、一番最近来たのは、エヴェレストの山の映画を撮る前に」と言っていました。それが、夢枕獏原作の「神々の山嶺」の映画でした。(「生野銀山志村喬http://d.hatena.ne.jp/cangael/20151113/1447369967

岡田さんが、記念館へ立ち寄ったのは、映画の撮影でネパールへ旅立つ直前の去年の初め頃。4月25日のネパール地震以前のネパールが映画の画面に残ったそうです。
昨日はカメラを持って出るのを忘れましたので、私のカメラで撮ったポスターではなくて、ネットの画像から借りて。
映画は、見てのお楽しみで、見終わった私の感想は、「ドキュメンタリー映画みたい!」
思わず、「これ、実話じゃなくてフィクションよね?」と夫に確認しました。
岡田くん、阿部さん、の力演。そして「萌の朱雀」から立派になった(?)尾野真千子さん、どこで見ても上手い! 
それに、私にとっては、山の映画というより、音楽映画でした。
加古隆さんの音楽が素晴らしい。お馴染みの優しくてどこかもの哀しい加古メロディーが出てくるのは最後の最後、それまでの音楽と映像が重なり合わさってスゴイです。そして最後のベートーヴェンの”喜びの歌”のヴォーカルがまた素晴らしい。映画で何を描きたかったかが、これで解ります。
ところで、観終わった後も残念ながら、私には、人はなぜ山に登るのか、あんなにしてまで…は分からずじまいでした。

標高8,848m、氷点下50℃、極限の世界に挑む!世界最高峰に命を懸ける男たちを、圧倒的スケールで描く“感動”の超大作、3月12日(土)全国公開!!出演:岡田准一阿部寛尾野真千子ピエール瀧甲本雅裕風間俊介、ティンレィ・ロンドゥップ、佐々木蔵之介 監督:平山秀幸、原作:夢枕獏神々の山嶺
http://everest-movie.jp/