パスタでランチ


昨日は子どもの日でしたが、我が家は60代前半の若い?お客さんを迎えて夫が自慢?の腕を振るってイタリアンパスタを御馳走する日でした。

いつも山行の友のクッキーを焼いてくださるSさんに、先週、夫から、いつ来られるか聞いてくれと頼まれていましたが、先日ついでの時に、日を決めて、木曜日、1時半までに家に帰れるなら、2時に生協さんだから、と言われていました。

夫の仕事を辞めてからの趣味の一つがパスタ料理。イタリア料理の基礎が書いてある本を見つけて、それを一週間に1,2回、お昼に作ります。昼間からワインを飲めるし、大好きなイタリアンを書かれた通りの材料を揃えて、作っています。主婦の私からすると、高くついて困りますが、外で食べることを思えば…と任せることにしています。その日は、キッチンを明け渡して、片づけまでキチンとやってもらいますので、大変助かります。

エプロン姿で料理をしているところへ、母がたまたまやってきたことがあって、その時は、「あんたは一体何をしてるの?」と娘の私が叱られたことがありましたが、今では、隣りの母の分も作って持って行きます。以前、一度両親を呼んで一緒に食べたのですが、丁度2月ごろの父の具合が悪いころだったのか、父がお皿を突き返して要らないと言ったことがありました。母は、少しでも手をつけてくれればいいのに、気を使わない人だから夫に悪いと、気に病んでいる様子でしたが、母自身は完食、美味しい、美味しいと喜んでくれました。

夫も、あの時の父にはショックだったらしくて、一緒に食べることは止めて、父には父の口に合うものを母が用意すればいいからと、母の分だけ持って行くことにしていました。ところが、最近は、父の調子も良くなって、3度目くらいからは、父も一緒に食べているようです。母は「本格的やね〜、段々上手になって」と大喜び。お皿を持って行くと、二人で待っています。台所を覗くとテーブルの上には何も置いてないので、父もスパゲッティを食べているようです。主婦歴70年以上で、家で男性が作る料理を何もしないで待っているなんて母にとっては夢みたいなものです。本当に喜んでくれています。夫の親孝行は大成功です。

さて、今日のお客さんのSさんは、一度、お呼びして一緒にランチをしたのですが、今回はあの時より腕が上がっているはず。朝、掃除をし乍ら、あまりに気持ちの良い日なので、いつも片側の扉しか開けないサンルームの扉を、植木鉢を少し動かして全開にすることに。

風薫る青葉の五月の光と風です。蚊が出ない今の時期だけの贅沢です。
11時にチャイムが鳴って、そのまま奥へ進んで、今日はサンルームでと。
夫が台所で準備している間、「ブログ読んだけど」とか「昨日のヨーガの後のランチの話題は?」とか、二人でお喋りを。
Sさんがお手製のサラダを持参してくださったので、ケースに入れたまま、我が家は昨日煮ものにしたタケノコとしめ鯖のカルパッチョの残りをテーブルの真中に、ワイングラスを出して、準備OK。
夫の腕も上がって、本当に美味しいパスタです。先週、ヨーガの後、レストランで私だけパスタランチを注文しましたが、お世辞抜きで夫のパスタの方が美味しいと思いました。

今回は、母からカニ缶をもらっていたので、トマトとオリーブの実とケイパーを入れた少し太めのリングィネというパスタです。
途中、黒いアゲハ蝶が飛び込んできましたが、カーテンを持ち上げて、外へ誘い出してやりました。
話が弾んで、コーヒーを淹れに立った時、時計を見たら1時15分。コーヒーを飲んで、「Sさん、時間よ」と私。1時半過ぎ、外へ。
Sさんとは、不思議なご縁で、彼女の両親が生きておられれば私の両親と同い年です。お父さんは49歳で、お母さんは86歳で亡くなっておられ、お母さんの故郷は同じ石川県で、我が家は加賀市ですが、輪島とか。お姉さんと私の妹が同年齢で名前も同じ、長男さんとウチの次男の名前が同じと、そんな話や、ご主人の話や息子たちの話、我が夫の若いころのヤンチャな話とか、話は尽きませんが、また今度です。
◎朗報です。野党共闘、最終調整中だった福島県でも野党共闘の統一候補が決まりました。
ブログ仲間の「A0153の日記」さんの「福島県でも野党統一候補成立」:http://d.hatena.ne.jp/A0153/20160504/1462334624