パラリンピックが始まり、連日メダルの獲得も。テニスの錦織、バブリンカ戦は残念でしたがあともう少しですね。そして広島、昨夜、優勝。25年ぶりとか。初優勝の古葉監督を思い出しました。
ところで、9月9日、北朝鮮が「核弾頭実験成功」のニュース。まさか長陽の節句を祝って?なんてことはなく、1948年、朝鮮民主主義人民共和国がソ連から独立した日、北朝鮮の独立記念日だったんだとか。朝鮮半島の南部はアメリカ、冷戦の犠牲の代理戦争になりましたね。ドイツはベルリンに壁を築かれ、中国は台湾と本土と。日本は千島四島をソ連に、そして「独立」後も沖縄をアメリカに占領され・・・。
第二次大戦のあとの敗戦国と日本が支配していた中国、朝鮮での冷戦の傷跡。ドイツ以外は、あの戦争の後始末がまだ続いているということですね。今日はまた9・11から15年。こんな時だからこそ、核に核ではない知恵比べで解決してほしいと思います。
◎その9日は金曜日。「特別な1日」さんの官邸前再稼働反対デモのルポをご紹介です。今回は、芸術の秋、さっそくタイトルは、「『民進党の代表選』と『ユジャ・ワン ピアノ・リサイタル@サントリーホール』、それに『0909再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20160909/1473426729)
◎民進党の代表選には3人の候補が出ていますが、争点が野党共闘?で共産党と組むか組まないかだとか、なんだかしっかりしなくて、触れるのもいやになっています。その中で、前原氏が意外にちょっと面白い動きかな…と思っているのですが、SPYBOYさんの記事でも、ヘエ?!ということが書かれていました。詳しくはブログでぜひ。
問題はどういう路線なら安倍を止められるか、だと思います。安保法制に反対するような人だけでなく、より大勢の人を巻き込まなくては安倍晋三を止めることはできません。そのためには、3候補が言っているようにもっと真ん中より、中道左派くらいの路線で行かなければいけない、のはボクも理解できる。具体的には安保&天皇制は維持、再分配重視、税負担はより幅広い層に、高所得層は増税、一部は規制緩和推進、原発再稼働は超慎重に、そんな感じでしょうか。
そうでなければ多くの一般人ばかりか、官僚や経営者など知識やマネジメント能力がある実務家の人材を巻き込むことはできません。人材とマネジメントの不足で失敗したのが前回の民主党政権です。
で、つづけて「短期的には野党共闘をしなければ選挙には勝てないのも自明の理です。民進の3候補は簡単に野党共闘の見直しとか公言してますけど、揃いも揃ってホント、バカだとおもいます。」
と、ここで、東京新聞の記事を引用、「●9月4日の東京新聞、野党共闘した場合の衆院選試算。『4野党共闘なら議席2倍に 次期衆院選小選挙区』。ただしこの前提は2014 年の衆院選の数字がベースです。」
➡右に張り付けたのが、その試算による議席数です。
(引用元:東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201609/CK2016090402000109.html)
結局 共産党も民進党も変わっていけるか、です。具体的には共産党が解党し、民進党が電力労連と縁を切り市民ベースの政党に脱皮できるか どうか。イタリアではオリーブの木を構成していた共産党も中道リベラルも解党して民主党を作り、現在の政権が出来ました。そういう構想がない日本では市民がある程度のプランを出して、そこに『この指とまれ方式』が理想なんでしょう。市民連合市民連合(https://twitter.com/shiminrengo)さんあたりが何とかそういう役割をはたしてくれればいいんですが。
◎次はサントリーホールのピアノリサイタルについて、「ユジャ・ワンという人は29歳と若い、アメリカで教育を受けてアメリカで活動している中国人ピアニストです。大変売れっ子のようで、ここ数年 有名オーケストラと一緒に毎年 来日しています。来年はベルリンフィルと一緒にやるそうです。」
最近やっとオリンピックで、水着より肌の露出がスゴイ陸上競技のユニフォーム姿(女性)に慣れましたが、ユジャ・ワンさんの衣装もスゴイですね。詳しくは、ブログを訪ねて・・・
ということで、今週も官邸前へ。9月とは言え、今日の午後6時の気温は28度。それに蒸します。今日の参加者は主催者発表で900人でした。
9/8の木曜日に毎日新聞が報じた『原発の廃炉や賠償の費用を新電力などにも負担させる政府原案』、超ふざけた話ですよね。太陽光や風力などの新電力会社やそのユーザーが何で原発のコストを負担しなければならないんでしょうか。
原発コスト:
新電力も負担、政府調整 料金に上乗せ
政府が原発の廃炉や東京電力福島第1原発事故の賠償を進めるため、大手電力会社だけでなく、新電力にも費用負担を求める方向で調整に入ったことが7日、わかった。電力自由化で大手電力から新電力に契約を切り替える消費者が増えた場合、原発の廃炉や原発事故の賠償にかかる巨額の費用を賄えなくなる可能性があるためだ。だが、本来は大手電力が負担すべきコストを国民全体に求めることになり、議論を呼ぶのは必至だ。
(http://mainichi.jp/articles/20160908/k00/00m/020/137000c)
◎その理由が、すごいです:「新電力に切り替えた消費者も、過去には大手電力が原発で発電した電力を使っている」からなんだそうです。以下、自民党にいながら脱原発を唱えていた河野太郎氏、今回大臣ポストをはずされて、なのか、(えっ!”同級生”でしたっけ?)「正気に戻ったみたいです」というツィートも紹介されています。
★詳しくは是非「特別な1日」さんのブログを訪ねてプラカードと全文を:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20160909/1473426729
◎三反園鹿児島県知事は、二度にわたる川内原発停止要請のあと、九電の安全対策を評価して、9日、停止要請を取り下げました。安全対策の一環として九電は今月中に熊本地震の原発への影響を調べる特別点検を実施、知事は専門家と一緒に立ち入り調査をする方針とか。原発に安全、安心はあり得ませんが、原発に代わる、絶対安全安心な、こんな動きがあります。小水力発電です。
「水路で発電」を低コストに、3人で設置できるマイクロ水車 (1/4)
日本の各地に広がる用水路。規模は小さいものの、その水流を活用して発電する取り組みが広がっている。NTNは農業・工業用水路に設置しやすい、プロペラ式の小水力発電機を開発した。このほど福島県須賀川市の「新安積疎水」での実証を終え、2016年12月から販売を開始する予定だ。
[陰山遼将,スマートジャパン]
NTNは2016年9月6日、福島県須賀川市で同年6月から実施している小水力発電機の実証試験の様子を公開した。同社では新規事業の一環として、日本の各地に広がる農業・工業用水路に設置しやすい小型の小水力発電機の開発を進めている。須賀川市での実証試験は間もなく終了し、同年12月から販売を開始する予定だ。
実証試験の場所は、須賀川市にある「新安積疏水(しんあさかそすい)」。日本三大疎水の1つである「安積疏水」から、新たな開拓地に水を引く幹線水路として1951年に開通した水路だ。
(全文は「shuueiのメモ」さんのコチラ:http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20160909/1473363204