10月初日の忙しい1日

10月がスタートしました。フィギュアスケートのシーズンが始まったのですね。
プロ野球は広島の優勝に次いで、日本ハムの優勝。大谷の投打の活躍は本当に素晴らしい。阪神はサッパリでしたが、また来年です。
我が家の下駄箱の上に散歩に出たついでに夫が拾ってくるドングリが増えています。
先日、芦原公園の池のほとりを歩いていると地面に一杯ドングリが転がっています。
泥まみれになっていないツヤツヤとした実を見ると、思わず拾ってしまいます。お座布団付きの大きな実が転がっていましたのでこれも。
九谷焼の今年の干支のサルの盃に入れていますが、盃の直径は7.5cmです。拾ってみたくなるもんだということがよくわかりました。
10月初日の1日は何かと忙しい1日になりました。朝は、何か月ぶりかに香住のお任せ鮮魚が届きました。前日お知らせいただいて、二人に確認を取って注文。3軒分が届いて、お一人は車で受け取りに。もう一人のSさんは、午前中は自力整体でお出かけ。帰りに駅から歩いてそのまま受け取りに来るとのこと。
パックを開くと一番上に甘エビが。夫がそれを見て、パスタにしたいと。隣りの母には白身のノド黒を少し渡して、大きなカレイは煮付けてタイは処理して冷凍。エビは頭と青い卵を外してむき海老にして、外した頭は湯がいて、出汁は夜、豆腐のおつゆにします。
最近は一週間に一度、だいたい金曜日のお昼は夫がパスタを作って、隣の母を呼んで2人が夫の手料理をいただくということに。母も大喜びで何時も完食。先週は、自分のお皿から少し取り分けて、父に持って帰ると父も喜んで食べたそうです。前日の金曜日は風邪気味な夫が何も言いださないので、今週はお休みと思っていたのですが、山歩きを控えて少し治ってきたところに美味しそうなエビが届いて俄然やる気が出たようです。Sさんが、1時過ぎ、昼食を食べないでお魚を受け取りに来るので、4人分作ってとリクエスト。

「お〜い、お皿用意して!」と声がかかって準備、盛り付けているところへ、チャイムが! もう少し遅くなると聞いていたのに、ピッタリ!!
慌てて母にも連絡。父は朝食を兼ねた昼食を食べかけているところでした。
私が出かけると聞いて、早めに切り上げて帰ってきたというSさんを、丁度いいところへ、食べよう、食べよう、と引っ張り込んで。彼女は一度、夫が、山の行動職のクッキーを焼いてもらっているのでそのお礼もかねてパスタ料理にご招待したことがあるので、2度目です。エビの身と卵が入ったトマト味のソースに、前日届いた能勢の佐藤さんのお任せお野菜にルッコラが入っていたので、大きく刻んだルッコラの緑が散っています。なかなかいい出来でした。母も交えて4人で完食。母には別皿に取り分けたパスタを父へのお土産に。そして、夫は夕方、混声合唱団の一員として歌を歌います。グリーンホールのロビーでの「集」というコンサートの話になり、Sさんも、行ってみようかという話に。

私は、2時から、第一土曜日にあたるこの日、平家物語の講座があります。いつもの場所が取れなくて美術室になり、椅子と机を出す作業があり、早めに行かないとと思って出かけたのですが、15分前に着いたときは、皆さん席に着かれて遅い方でした。また人が増えて、37人の参加者。机が足りないところへ、キャンセルで講義室が空いたのでそこへ移動ということに。25分遅れでスタート。宇治川の先陣争いのところを読みました。
自転車でそのままスーパーによって買い物をして帰ると、夫は出かけた後。晩御飯をセットして5時半、また自転車でグリーンホールへ。昼間一緒にパスタを食べたSさんがパイプ椅子に座っていて隣に座ることに。入場料200円で、生演奏が聞けます。チラシには「秋の夜長、おとなの集いにようこそ。」とあり「集・5」。

5回目の催しです。テーブルに飲み物がおいてあり、私はお茶と柿の種を。6時開演で8時まで。ゴスペルの3曲の次は、アコーディオン、ノコギリ、ギター演奏とお喋りの一人”横山ホットブラザーズ”をやってのけた野間耕平さん、ひときわ若さが際立つ阪大Jazz研究部の5人の演奏。ベースの女性が上がって演奏者の紹介を忘れたのがご愛敬。そして、箕面出身の男女同窓デュオの「AKITSU」。ヴォーカルの女性の透明感のある声とエレキギターの絶妙な演奏の赤とんぼで始まる4曲は新鮮でした。
最後は夫たちの混声合唱団。このグループは指揮をされる先生の編曲が素晴らしく、曲目もオーソドックスな合唱曲からアニメの主題歌、イタリア歌曲からポップスまでと幅広い。人数は少ないのに一人一人の声が十分出ているので聞いていて楽しい。今回は「海に来たれ」、「サンタ・ルチア」のあとロッシーニの猫の”ミャ〜オ”という鳴き声だけの歌「猫の二重唱」と最後が羊の毛刈りの歌「調子をそろえてクリックx3」でした。

終わって、最後はプログラムに歌詞が載せてある永六輔作詞、いずみたく作曲の「見上げてごらん夜の星を」を全員で。8時ピッタリに終わりました。
帰って聞いてみると、出演は声がかからないと出られないそうです。そして、出演料1グループ2000円を払って出るのだとか。Sさんと二人で、200円ではお菓子代ぐらいでホールを借りるお金とかどうなってるのかしら…なんて話を、それに、老朽化したグリーンホールは建て替えで萱野の方へ移転するらしいし…この建物は取り壊し?…なんて話をしていたのでした。