7日の金曜日、官邸前の原発再稼働抗議のデモについて、いつものように「特別な1日」さんのブログから。デモのルポに入る前の講義が私には未消化で1日遅れになりました。タイトルは「『第4次産業革命』(笑)と『1007再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。
◎タイトルの「第4次産業革命」とは?
最近 『第4次産業革命』ということばを聞くことがあります。産業のデジタル化の事です。これも良く聞かれるインダストリー4.0とかIoTもデジタル化のことを指しています。簡単に言うと、工場などの生産現場も人間もカネの動きも小型端末で全てデジタルデータ化して効率的な産業構造にする、という話です。もうちょっと判りやすく言うと、生産現場も事務もどんどん自動化、無人化する、ということです。
◎未来についての記事引用です:
技術進歩がこのまま進んでいくと、格差が大きくなって世の中 エラいことになります。昔のように身分ではなく、教育やスキル、人脈による格差です。でも教育やスキル、人脈は生まれ育った環境に大きく左右されますから、実質的には生まれによって差別される強固な格差社会が出来上がるでしょう。そのような社会では機械に置き換えられない単純作業にしか就けない人はより貧乏に、機械を使いこなす少数の側はより金持ちになっていく。
◎未来というより、もうすでに始まっているこれからの日本の社会の在りようが格差社会であろうということは日々実感できます。
特に子供を見ているとそう思います。先日も勉強がよく出来るお子さんの話を聞く機会がありました。両親の生活レベルが高く教育熱心な家庭の子は公教育以外の教育を与えられます。私学であったり塾であったり。そして、例えば塾で成績が良ければ特待生扱いとなり経費は無料になって「親孝行」ができます。そういう子供たちは税金が注ぎ込まれる国立や私立の有名大学への道が開け、そして社会をリードする立場にある役人や学者や会社員になることができます。
世の中はそういう人たちの思い通りの世の中になるでしょう。昔の労働組合は解体され、残っている組合もそういう人たちの思い通りです。働く者たちはばらばらにされています。社会の上に立つ人たちが自分たちだけの利益を考える人たちであれば社会は経済的に豊かな人たちの思い通りの社会になるはずです。そういう人たちが、皆の幸せや思いやりのある社会を実現したいと思わない限り、格差社会は固定するでしょう。子供たちに博愛や人道を教える教育がなされない限り世の中はよくならないだろう・・・と暗い気持ちで聞いてしまいました。
技術革新の話は、ガラケイ(ガラパゴス携帯)世代の私には予測もつかない話ですが、結局、物事や人を判断するには、今、その人が、その社会が、何を大切にしているか、何を失いたくない大切なものだと考えているか…で判断するしかないか、と思ったり…です。
★「第4次産業革命」について、詳しくは是非ブログで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20161007/1475845712
◎「ということで、今週も官邸前抗議へ」850人の参加者だったそうです。
「電事連が福島賠償などの費用が足りないとして8兆も国家が負担しろと申し入れ」、その「翌日 経産省はそれを検討するための東京電力改革・1F問題委員会専門委員会を開催」。その委員会名簿についても書いておられます。これもぜひブログで。
◎そして、今回も、残念、SPYBOYさんのお顔がもう少しで…という写真がコチラ:(確かに、キチンとしたジャケット姿です)
●おまけ:右側、プラカードの裏がボク(笑)。スマホをいじってたら知らない間に写されてました(笑)。