金曜デモとダルトン・トランボと”SEALDsメンバーinアメリカ”


◎冷え込みが厳しくなってきました。11月最初の金曜デモのルポをいつものように「特別な1日」さんから。今回のタイトルは「映画『黒い牡牛』と読書『THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本』、それに『1104再稼働反対!首相官邸前抗議』=愛国心は悪党の最後の隠れ場所」です。タイトルからして盛沢山!!(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20161104/1478265359

 政府は予定通りTPPを強行採決しました。そのことにも触れて、いつもの「ということで今週も官邸前へ。朝方は寒かったですが夕方は気持ちいいくらいの気温でした。今日の参加者は800人。」の抗議集会です。
★「昨日 日経などで報じられた『原発廃炉・賠償コストを新電力にも転化する』という経産省の案、まったくとんでもない話です。」
新電力にも原発コスト 経産省案、消費者に負担転嫁も:日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H5S_S6A101C1EA2000/
(←わすれません)
◎さて、タイトルの先頭に「黒い牡牛」!? 高校生の時、妹二人を連れて梅田で見た印象深い映画ですので、今ごろ?なぜ?でしたが、東京国際映画祭の最終日に上映されたんだとか。今年「トランボ」という映画をご覧にもなっていましたね。映画は子供向け?洋画にしては色調が暗く、ただ、主役の男の子が「メヒコ、メヒコ」とひた走るのに一緒になって走っていたような映画でしたが、私には後日談があります。結婚して子育て中、映画は見るものでなく読むものに。大好きだった映画を「キネマ旬報」という雑誌の脚本で楽しむようになっていました。忘れもしない、加賀市から、夫の転職、引っ越しで六甲に住んでいたころ、「ジョニーは戦場へ行った」を読みました。どの場面も目に浮かぶほどリアルな脚本で、映画で見るには惨(むご)すぎて脚本でよかったと思ったくらい凄まじい内容でした。その脚本家が、実はマッカーシズムの頃名前を変えて「黒い牡牛」の脚本を書いていたということを知りました。ダルトン・トランボでした。
◎このときの少年が、イギリス人で、「アラビアのロレンス」にも出ていて、ハイネケン家へ婿入りして大金持ち…ドラマチックですね〜
★「黒い牡牛」の映画はもちろん、TPPや本について盛りだくさんの内容、ぜひブログを訪ねて読んでください、こちらで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20161104/1478265359
憲法が公布された3日の日経新聞

◎この「記者手帳」というコラム、明治学院大学で2日に行われた討論会の様子を伝えるものです。
民進党の前原議員と、共産党の小池議員が登壇して、議論したとか。参加人数が100人程度で、野党共闘は集客の点で不発とか。
ところで、この明治学院大というのは、奥田愛基さんが通っていた大学でしたね。奥田君への脅迫状だったかが間違って明治大学に届いたとか、ありましたね。
◎その奥田愛基さんについて、思いがけないところで!!
先日、久しぶりに「ウィンザー通信」さんのブログを覗いたら、SEALDsの奥田愛基さんの写真が!?
ウィンザーさんたち、奥田くんたちSEALDsのメンバーとアメリカで話し合っています! ビックリしました。
ブログのタイトルは「日本からやって来た、すてきな若者たちと語り合い、感じたこと思ったこと」。前半は、アメリカ在住メンバーがボランティア活動の様子を語ったりしています。
それに、SPYBOYさんがブログの最後に「だいたい通信の自由化や刑事事件取り調べの部分的可視化とか、パブリックコメント公聴会制度など、アメリカの圧力で実現された良いことだって結構あるんですよ。こういうのは是々非々で考えないと」と書いておられますが、今回、奥田さんたちはアメリカの大統領選で市民たちの選挙運動とのかかわり方を学び?に出かけているようです。私も友人が西海岸の高校で日本語教師をしていた時のことを本で読んで、PTAの父兄たちの学校との積極的なかかわり方が日本とは全く違うのを知って驚いたことがあります。民主主義という点でまだまだアメリカに学ぶところがあるようですが、そのアメリカでトランプ現象ですからわからないものです。 
◆それでは、写真と一部コピーで:


日本の政治活動には、悲壮感が漂い過ぎている。
考えや思いが、少しでも違ったりズレたりすると、会話がそこでストップしてしまうか、最悪の場合は、それまで培ってきた関係までも絶たれてしまう
選挙というものに、市民が参加できない、しにくいシステムが作り上げられてしまっている。
政治的な運動に使う映像が、まだまだダサい。
視覚に訴えるものだから、お洒落な、あるいは新しい感覚のビデオを作ると、非難される。
市民活動というものが、まだまだ定着していないので、選挙の時だけ大慌てで活動し、そして選挙が終わったらスーッと消えてしまう。


そういう問題をなんとか解決できないものかと、彼らは戦略を考えている真っ最中なのです
そこで、アメリカ在住組の女子たちと、オキュパイ運動に参加している人たちを撮り続けてきた黒田さん、そして内田くんが、こちらの様子を語りました。

◎「誰かがやらなければ・・・だからやる。その誰かになる覚悟をした若者たちの目は、見つめれば見つめるほどに愛おしく、まだこちらが励まされるような力が宿っていました」とおばちゃん目線のブログ記事と写真はコチラで:http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/f689ab3cfb0100908d2bdbee08692e06
◎在米の方が、大統領選挙のトランプ、ヒラリー両陣営の演説会の様子をレポートしているのも読めます。