昨日、今日と今季最強の寒波到来。夫は朝早く京都の愛宕山登山に出かけました。10数人で登るそうです。さて、昨日、13日の金曜日は、寒い中、官邸前再稼働抗議の金曜デモの日でした。いつものように「特別な1日」さんのルポを紹介です。今回のタイトルは、「『オバマ氏のさよならスピーチ』と読書『最後の資本主義』、それに『0113再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。
オバマ大統領といえば、今から8年前、初めての黒人大統領として”Yes, we can."とさっそうと登場、40代でした。8年前にスタートした私のブログもこのオバマさんにあやかって「cangael」とさせていただきました。8年経って、いろいろご苦労があったのでしょう、すっかり消耗したという感じの55歳。ご苦労様でした。フリーの立場で長崎にも、また沖縄にも来ていただきたいと思います。
◎ブログ主のSPYBOYさんは、オバマ氏の最後のスピーチを8年間の業績とともに高く評価されています。(引用の出だし赤字by蛙)
オバマ氏の演説で最も素晴らしかったのは民主主義は『変化は市井の人々がかかわり、参加し、一丸となってそれを望んだ時に初めて起きる。』と、我々1人1人が参加していくことが最も大事である、と強調していたところです。
『アメリカ合衆国憲法は、驚嘆すべき、すばらしい贈り物です。しかし、一束の証書にすぎません。それ自体に力はないのです。力を与えるのは、我々市民であり、参加し、選択することによりそうなるのです。』
◎次の「読書」で紹介されている本は:
・さて、オバマ氏と同じように『変化は市井の人々が政治に関わり、参加したときに始めて起きる』と述べているのが、昨年12月に出たロバート・ライシュ先生の新刊『最後の資本主義』(Saving Capitalism)。
・よりふさわしい邦題は原題通り『資本主義を救うには!』ですね。トランプ当選以前、2015年に発売された本です。ですが、内容は今にピッタリの本でした。
◎長い記事の中から結論部分をコピーです:
この本での結論は、『民主主義と経済を取り戻すための唯一の方法は大多数が再び政治に対して積極的になり、新たな拮抗力を打ち立てること』、そして『自分たちの声と活力と投票権を活かして経済と政治に対する支配権を奪い返すこと』です。なによりも重要な指摘は、金持ちが悪意を持っているかどうかではなく、社会の仕組みの問題である、というところだと思います。
★ぜひ長い前置き部分をブログを訪ねて、コチラです:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20170113/1484309556
と、いうことで、今週も官邸前抗議へ。今日の午後6時の気温は8度。やはり寒いです。参加者は主催者発表で800人。
◎写真はブログ名「特別な1日」さんで発信されているのをお借りしました⇒
次もコピーです:台湾が25年に脱原発です。脱原発はドイツといい、やはり女性リーダーでなければできないのかも?
島根原発2号機の配管に腐食による穴が多数見つかったというニュースも驚きましたが【規制委、配管調査の方針決定 島根原発2号機の腐食受け:朝日新聞デジタル(http://www.asahi.com/articles/ASK1C41MQK1CULBJ004.html)】、今週11日 台湾では2025年の脱原発を定めた法律が国会を通りました。【台湾、脱原発へ前進 再生エネ自由化法案が可決:日本経済新聞(http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM11H5W_R10C17A1FF2000/)】
この法律は、再生可能エネルギーによる電力の売買を自由化し、原発の代替を図るものだそうです。25年に脱原発をすることが明記されています。台湾も日本も島国で地震が多い国、原発を置くには無理があることは共通しています。どちらも資源がない国ですが、それでも原発を止めたほうが良いと台湾が判断したのは当然だと思います。6兆円も自然エネルギーに投資するそうですから技術開発も進むし、その分野でも雇用も生まれるでしょう。台湾は賢い(笑)。
◎アメリカも脱原発。内田樹氏のリツィートはマーティン・ファクラーさんのツィートです:
Martin Fackler @facklernyt 1月10日
アメリカも脱原発。ニューヨーク市の近郊にある、安全性の問題が指摘されていた原子力発電所が、2021年までに廃炉になることが決まった。世界で最も多くの原発があるアメリカでは、原発から撤退する動きが相次いでいる。 (http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170110/k10010833901000.html)米ニューヨーク州の原発2基 廃炉へ
1月10日 10時08分
アメリカ、ニューヨーク市の近郊にあり、安全性の問題が指摘されていた原子力発電所が、2021年までに運転を停止して、廃炉になることが決まり、世界で最も多くの原発があるアメリカでは、採算性の悪化などを理由に原発から撤退する動きが相次いでいます。
廃炉になるのは、ニューヨーク州にあるインディアンポイント原子力発電所の2号機と3号機で、2021年までに運転を停止し原発を閉鎖することで、ニューヨーク州と原発を所有する電力会社が合意しました。
2基は1970年代半ばに営業運転を始め、東京電力福島第一原発とは異なる「加圧水型」と呼ばれるタイプで、出力は合わせて最大200万キロワットに上ります。
この原発は、全米で最も人口が密集するニューヨーク市から北におよそ40キロのハドソン川沿いにあり、これまでに火災や放射性物質を含んだ水が漏れ出す事故がたびたび起きて、安全上の問題が指摘されており、クオモ知事は「廃炉の合意ができたことを誇りに思う」と述べました。これに対して原発を所有する電力会社は、エネルギー価格が下がる一方で、原発を維持するコストは上がり、採算性が悪化しているため、廃炉に合意したと説明しています。
アメリカでは去年10月、20年ぶりとなる新規の原発の営業運転が始まり、稼働する原発は100基と世界で最も多くなっていますが、採算性の悪化などを理由にここ数年、古い原発の廃炉の決定が相次いでいます。
(サンデー横の小さな畑。菜種が芽吹いて出そろった向こうに一本だけ菜の花が満開です。そこだけ土が良いのか、水仙とナズナの花も咲いていました)