不当拘留4か月の「山城博治さんを救え!」

◎2月10日には那覇で山城氏の家族がプラカードを掲げて道行く人に訴えたそうです。そして、12日には北谷(ちゃたん)で、”マネキン・フラッシュモブ”による山城氏釈放を!

「山城さん家族 街頭に 長期勾留に支援者らと釈放訴え」
2017年2月11日

(写真⇒山城博治さんの釈放を求めてプラカードを掲げる、山城さんの家族や支援者ら=10日、那覇市那覇地方裁判所前)


 「山城議長たちを即釈放してください」「長期勾留を強いられています」−。手作りのプラカードを片手に、那覇地方裁判所前で道行く人たちに訴えるのは、沖縄平和運動センターの山城博治議長の家族をはじめ、支援する人たちだ1月末ごろから思い思いに那覇地裁前に集まり、できるだけ平日は毎日、数時間だけでもプラカードを掲げて「即釈放」を求める活動を行っている。


 山城さんは那覇地裁横にある拘置所に勾留されており、10日で117日を迎えた。風吹きすさぶこの日、山城さんの家族の1人は集まった支援者らに「今日もありがとう」と何度も感謝を伝えた。仲間や励ましの声に応えたり、通行人からの声掛けに追われたりし、なかなかプラカードは上がらない。「一人一人の思いを大事にする人なのよ。博治さんにそっくり」。様子を見ていた支援者の女性がぽつりとつぶやいた。


 山城さんの家族は今も面会が許されずにいる。家族の1人は「彼はブラックコーヒーが好きなんだけど、それすら差し入れできない。一番彼に届けたいのは、県内外から寄せられている励ましの声です」と話す。
 連日弁護士の元に山城さん宛ての激励の手紙や栄養ドリンクがたくさん届くが、本人への差し入れはかなわず、もどかしい思いを家族は抱いている。数日前は、支援者の女性が日が暮れた後1人でプラカードを持っていると、地域の人が「1人じゃ危ないよ」と、しばらく付き添ってくれた。

 「支えてくれている人たちがたくさんいる。感謝してもしきれない」。山城さんの家族は目にうっすら涙を浮かべ、また静かにプラカードを高く掲げた。
(引用元:http://ryukyushimpo.jp/news/entry-442659.html


「山城さん釈放、無言で訴え 有志がフラッシュモブ
2017年2月13日 06:30


(写真↑山城博治さんをはじめとする新基地建設に反対する仲間の早期釈放を求め、マネキンフラッシュモブを実施した富樫守さん(左から2人目)ら=12日、北谷町美浜)


【北谷】沖縄平和運動センターの山城博治議長らの早期釈放や名護市辺野古への新基地建設反対を訴えようと読谷村民を中心とする有志8人は12日、北谷町の観覧車前広場で「マネキンフラッシュモブ」を実施した。黒服姿に身を包み、マネキンを装った参加者たちは「不当な長期勾留ヤメテ」など手作りのプラカードを片手に、数分間静止。無言の訴えを約1時間続けた
(引用元:http://ryukyushimpo.jp/news/entry-443529.html

◎山城氏の場合、なぜ不当拘留と言えるのか? 「村野瀬玲奈の秘書課広報室」さんが途中から引用されているブログの記事をそのままコピーです。(引用元:http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-7237.html

さて、「山城氏は鉄条網を切ったのだろう。逮捕されて拘留されて当然だ」と考える人もいますが、それに対する法律家の解説をごらんください。「犯罪者は無条件にいくらでも勾留されて当然だ」という簡単な話ではないのです。

●Everyone says I love you !
【非暴力抵抗運動の人】沖縄平和運動センターの山城博治議長、不当勾留4カ月からの釈放を求める【悪性リンパ腫
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/eed6af96c486fcd4ace061a4be9722e2
2017年02月12日


 上のアムネスティインターナショナルの勾留要件についてですが、論理的な順序があって、



1 「嫌疑」=罪を犯したと疑う相当な理由がある

ころが大前提で、そのうえで

2(1)定まった住居を有しないとき

または

(2)証拠隠滅を疑う相当な理由があるとき

または

(3)逃亡し、または逃亡することを疑う相当な理由があるとき


という3つの勾留の理由のいずれかが認められるときに長期の身柄拘束である勾留が許されます


 しかも、以下の勾留の必要性も必要です


嫌疑及び勾留の理由がある場合でも、被疑者を勾留することにより得られる利益とこれにより生ずる不利益とを比較して、権衡を失するときは、被疑者を勾留することは許されない。


 山城さんの事件の場合、定まった住居はありますし、事件から相当日数が経過しているためもう証拠隠滅の可能性はありませんし、ずっと沖縄で反基地運動をしているのですから逃亡の恐れもありません。
 つまり、勾留の理由がないのです


 しかも、さほど重大な法益を侵害したわけではないのに対して、山城さんは悪性リンパ腫で退院した直後であり、山城さんを勾留している利益よりも不利益の方が多大であると言えます。
 したがって、4カ月もの長期勾留は全く不当であり、山城さんの身柄拘束は沖縄の反基地運動に対する不当弾圧としか言いようがないのです
(後略)

◎「Change.org」の「山城博治さんらを救え」キャンペーンです。
署名、まだの方は是非!

山城博治さんらの釈放を!


Free Hiroji Campaign / 「山城博治さんらを救え!」キャンペーン
★ぜひコチラで:https://www.change.org/p/%E5%B1%B1%E5%9F%8E%E5%8D%9A%E6%B2%BB%E3%81%95%E3%82%93%E3%82%89%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%88