いけばな展と「忖度T シャツ」と「谷査恵子さんの上司」


お茶の先生が未生流のお花の先生でもあり、いけばな展に作品を出展されているので、昨日は梅田の阪急百貨店へお茶仲間と出かけることに。
仲間のお一人は、ご自分も独身の頃、別の流派のお花を習っておられ、コンテストや展示会出展の経験もある方なので、いろいろお話が聞けます。
前回のお茶の時にプラスチックの花器のお話をされていましたが、入り口でもらった作品リストで先生のお名前を探して作品番号を確認して真っ先に行くことに。

想像以上に大きな器に、驚いたことに剣山や花を立てる道具を使わず、木蓮の枝を組み合わせて支えあいながら自立させるようにしてあり、そこに茎の細い黄色のグロリオサやピンクや白の華奢な花が挿してあります。(左の写真の手前の作品)
最終日でしたので、ちょうど赤い木蓮の花も咲いていました。ところが、後でばったり先生に会場でお会いした時に聞いた話では、このモクレンを咲かせるのに大変だったとか。お部屋を2日間暖房入れっぱなしにして開花期を早めてあるそうです。そんな苦労があったとはわからないものです。
後でもう一度この作品を見に寄ったときは、共同制作者の若い方からお話を聞くことができました。別のお花の先生方から、剣山も使わず、曲げたり傷めたりせず花に余計な負担をかけないで挿しているだけなので、花にストレスがかからず良く持っていると感心されたのだそうです。お花はみな、後半の3日間の過酷な(エアコンの高温と乾燥)環境でも入れ替えずにそのままもっているとか。なるほど、そんなものなんですね。

最奥の一段高いところの真ん中に若いお家元の立派な作品が飾ってありました。➡
太い木の枝とプラスチックの長方形の枠?を絡めて真ん中あたりに巨大な銀色の花器が三段。中にはライトも仕込んであるようです。どうやって生けてあるのかさっぱりわからない複雑な生け方でした。
その右端にフランスパンが上からつりさげてあって、下からパンが生えているような作品がありました。

近寄ってみると、パンではなくて、これは金沢の”くるま麩(ふ)”です。真ん中にドーナツみたいな穴が開いていますが、輪切りにしていないものは色といいまるでフランスパンです。
この作品には名前がついていて、「ふ、麩、フッ」となっていました。
下の車麩のてっぺんに緑の小さな花が活けてある作品ですが、車麩のほうがインパクトがあってかなりの人がひきつけられるように作品を見ています。
お花のことはよくわかりませんが、伝統的な生け方と前衛的な生け方が混じっています。
花や枝をある型に収めて生ける方法と、花器も花も自由に生ける方法と。
斑入りのオモトの葉を昔ながらの生け方で生き生きと生けてある作品(➡)があって、二人で、これはいいねと言ってたのですが、もう一人の方が見逃したというので、あともどりすることに。そこで、洋服姿の先生にばったり会うことができました。この作品を見に戻らなかったらそのまま外に出ていたところでした。
ご挨拶して、作品について説明を受け、先生も金沢勤務の亡きご主人を訪ねてよく金沢に出かけておられたので、同じく加賀市で暮らしたことのある私に、「車麩の作品が面白かったでしょ、知らない人はフランスパンだと思ってる」と。
←それから「上から吊るしてある緑の作品は中に入ってみないとだめよ、あれは一輪しかない花だから」とも。3人とも見逃していたので中に入ってみました。緑の枯れ木が組み合わさったな内部は鏡面が組み合わさってその頂点にある一輪の赤い花が無数にみえるようになっていました→。

ちょうどお昼前になったので、阪急百貨店を出て大阪駅向かいにあるヨドバシカメラへ向かうことに。そこの8階のレストラン街が安くておいしいとか。
シーザーサラダを頼むとピッツァが食べ放題。それにエスプレッソを頼んで、支払いが税込みで1200円ほどでした。ピィツァはどれもさっぱりしていて私は4切れも食べました。お二人が食べる前に薬を取り出されたので、じゃ私も用心のためにと陀羅尼助丸を10粒ほど(仁丹みたいな大きさ)。お一人は、知っておられて、「奈良の〜」と言われ、もうお一人は「何、それ?」で、「消化剤」と私。旅行先で嫌な思いをしたくないので胃が3分の1しかない私はこれでずいぶん助かっています。おまじないの丸薬のおかげもあってか大盛りのシーザーサラダも完食できました。

食事の時、森友事件の話になり、お二人は「昭恵さんが可哀そう、変な人に引っかかったのよ」と言われたので、私は「リンゴさんが言ってたけど、普通じゃない人が自分は『普通の主婦』だと思っていたのが間違いだったんじゃない」「それに教育勅語を言わせるような教育に共鳴していたことは確かだし」。お一人から反論されました「国歌や国旗を粗末にする教育をしてきたのも問題あると思う」。そして、もうお一人も「民生委員の時、中学の卒業式に何回か出たけど、君が代を歌うとき教師の一人がふんぞり返って、生徒が歌うと歌わせないようにしたりしていた」。そんなことがあったんですね〜極端は極端を生むということですね。でも、だからと言って国旗国歌を強制したり、首相夫妻が戦後国会で否定した「教育勅語」をまたぞろ持ち出してくるのに賛成して名誉校長になったりするのは過激な反作用です。

「ミヤネ屋をみてからでないと寝られない」と言われたので、ちょうど前の晩、私もたまたま見た画面にミヤネさんが出てたので森友問題をどんなとらえ方で話しているかと思って見ていました。「安倍さんの代弁者みたいな山口という人が解説してたけど、秘書の谷さんのファックスの一頁だけを取り上げて、肝心のファックスの二枚目があることにも触れていなかったのはおかしい」と。自民支持と不支持ではお互い情報が偏るのは仕方がありませんが、まだまだ、安倍さんが保守というよりウルトラ・ナショナリストだという理解が、自民党を支持する方や自民党員の中に無いのが残念です。海外では(=外国人記者は)最初から安倍さんや稲田さんが日本会議のメンバーであることや歴史修正主義者であると批判的に伝えていたのに、日本ではマスコミが、今年に入って塚本幼稚園の園児の教育勅語の暗唱の映像が流されるまで、この問題に触れることすらなかったことが大きいです。内閣の大多数が日本会議のメンバーであることや、日本会議そのものについての報道もまだまだありませんし、NHKがまだ「政府が右なら右」という精神を踏襲しているようですし、なかなかだな〜という気にもなります。でも、稀勢の里じゃありませんが、あきらめないで・・・とも。戦後民主教育をよしとして育った世代同士ですのでいつかは分かり合えると思います。

内田樹さんがリツイート 普徳(竜宮小僧)‏ @NCC__74656 21時間
イチローは流行の先端行ってるね〜


◆kentarotakahashi‏ @kentarotakahash
谷査恵子さんは「首相夫人付」の仕事をしていただけで、昭恵さんは上司ではない公務員としての指令系統は、安倍晋三→今井尚哉→谷査恵子だったと。で、2015年9月4日には、安倍晋三+今井尚哉組も、安倍昭恵+谷査恵子組も、大阪にいたんだ。


想田和弘さんがリツイート 市民メディア放送局‏ @info_9
民進党江田憲司氏は24日に『谷査恵子の実質上の上司は今井氏』として証人喚問を要求した。
今井尚哉(首相政策秘書は、9月4日に安倍晋三が大阪を訪問している時にも同行している谷査恵子−今井尚哉−安倍晋三が完全に繋がった
#谷査恵子 #今井尚哉 #森友学園

◎谷査恵子さん(安倍昭恵氏『秘書』)から籠池氏へのファクス2枚目について:

想田和弘さんがリツイート
衆議院議員 逢坂誠二@seiji_ohsaka 3月26日

総理夫人付の谷査恵子さんから籠池さんに送られらたFAXはゼロ回答ではない有益費は28年度予算措置を調整中とあり、現実に約1億3千万円が年度当初に支払。定期借地権は、通常3年を特別に10年で表向き契約しているが、賃料は定期借地権50年換算で算定されている。私には満額回答に見える。