菜たね梅雨と満開の桜


小雨ふる土曜日、そろそろ桜のトンネルが満開を迎えるころ、見ておかないと見逃しかねないと、午後、買い物ついでにお花見を。そして、そうそう、お茶の先生が土日サンプラ(駅前のビル)の地下で華道展をやっていると仰っていたのを思い出して、そちらも寄ることに。

傘をさして出ましたが、
桜は満開を過ぎる木もあり、
ここのところの温かさで
一気に花が開いたよう。
青空を背景にした桜が一番なんだけど…
なんて思いながらカメラを向けてみました。
華道の流派ってこんなにたくさんあるの…と思いながら
先生の未生流の桜の生け花を見つけました。
そこでご近所の大先輩の方とお会いして話すことに。

小原流のお花を活けておられますが、80歳を超えて一人だと家事万端やる気になれなくて…とか。
子犬の散歩で我が家の前を通られると立ち話をしたりする一筋南の方です。
最後に小学生や幼稚園児の作品を見終わった出口で、ヨーガ仲間や、魚の産直仲間さんともばったり。
階段を上って帰ろうとすると着物姿の先生と目があって、立礼式のお茶席が用意されていたのでお茶を飲むことに。
先生が福祉の副会長さんだと紹介された方と一緒にパイプ椅子に座ってお茶とお菓子をいただきました。

池坊はこの二点だけ。キチンと形を守っている生け方が目立っていました。左はジュニアの一番年下の方の作品。

面白かったのがこの作品。
花材はカイヅカイブキと桜と書いてあります。
貝塚伊吹の枝を富士山の形にまげて、
雪の頂あたりに白いペンキ?を施してあります。
黒い塗板の上に、よく見ると茄子が二・三こ置いてあります。
なになに、これは、一富士、二ナス? あれは「一富士二鷹(たか)三茄子(なすび)」だから、
「たか」がどこかに? と思って目を凝らしてみると、ありました!
右端の奥に、赤いトウガラシが数個置いてあります。
唐辛子は「鷹の爪(タカノツメ)」といいますので、『二たか』!です。
これで、初夢の縁起物がそろいました。何かめでたいことがあるかな?

帰りは能勢の野菜を買って帰ることに。
帰り道の桜のトンネル。
車が南北にビッシリ。タクシーもよく通る。
3時前、父と付き添いの母を乗せて
近くの散髪屋さんに向かう夫の車とトンネルですれ違い。
少しして、さっぱりした父と母を呼んで午後のお茶をすることに。