お花見のお茶飲み話と浅田真央さん引退

日曜日、桜のトンネルを抜けて団地の周りの散歩道から芦原池へ。
芦原池と中幼稚園の間の沼に白サギがいました。


◎水曜日、夫は山の道具を積んで一緒に山菜取りや登山を楽しむ親友がいる加賀市に車で向かいました。私はヨーガに出かけ、帰りに食事の後、桜のトンネルのお花見がてら我が家に寄ってコーヒーをとお誘いしました。家に帰ってお昼を済ませて少し準備。月曜日、夫のお土産のさつま芋のパイが残っていましたのでそれをお皿に乗せて、定番のリンゴのバター焼きを作ることに。急なこともあって3人だけが寄ってくださいました。持ち込みのクッキーや桜餅もあり、お茶飲み話はあちこちに飛んだのですが、アメリカと北朝鮮との問題が一番心配とどなたかが言い始めて、その話題に。

北朝鮮のトップが今の金正恩になる前に解決しておくべきだったね。身内まで殺している今と違って、まだお父さんの方がマシだったから。時期を逸したよね。アメリカにとって日本は本当に前線基地というだけね。米本土が攻撃されることだけがアメリカの心配で、日本のことは考えてない。アメリカも本当に大変な人が大統領になったね。日本は最悪の事態を考えておくのなら、原発を止めるべきよね、とこれは私。最悪のことを考えてといってもいつ来るかわからないことのために原発は止められない。でも、再稼働している原発を止めればいいだけじゃない。止めても電気には困らないし、と助っ人が。

大阪か東京、あとは名古屋か九州か、それで日本はアウトよねと、原発は止められないと言った方が。北朝鮮は日本は問題にしていないから、やはり目標は米軍基地になるんじゃないの…と私。キューバ危機以来の危機ねと言うと、あの当時とは比較にならないくらい当事者のレベルが落ちると言われ、これはみんなで一致。日本もアメリカもヨーロッパも右傾化が顕著だし、世界大戦前夜かもね〜なんて話になり、資本主義経済はもう行き詰まり、生き方を変えなきゃ、私も、そうよね東欧の福祉国家のような行き方もあるのにね、というと、これまたみんなで一致しました。4時過ぎ桜のトンネルまで私も送って出ましたが、金婚式のお話もあって久しぶりにヨーガのメンバーでたっぷりお話ができました。(写真は庭に咲く貝母ユリ)

内田樹さんがリツイート
布施祐仁‏ @yujinfuse 7時間
アメリカが北朝鮮と戦争する場合は、出撃基地としても補給基地としても在日米軍基地はフル稼働する。現在の日米地位協定では基地の管理権は米側にあり、その運用に日本は口を出す権利がない日本は自動的に戦争に巻き込まれていくことになる。これは主権国家として致命的な欠陥だと思う。


日本が戦場になるかどうかの判断に、権利として日本政府が関与できないのが、今の日米地位協定これでどうやって「国民を守り抜く」ことができるのだろう?

★昨日の話題の一つが東芝でした。今井尚哉首相秘書官経団連会長を務めた新日鉄の今井敬・元会長の甥で、伯父は故・今井善衛・元通産事務次官)の名前が東芝問題で出ていますが、昭恵夫人付き秘書官谷査恵子さんの上司でもあり、森友問題でも夫人と首相と森友を結びつける重要人物。
今朝の「shuueiのメモ」さんが紹介されている記事がこちら:東芝原発部門の暴走進めた国策「原発輸出」 安倍首相と今井秘書官には説明責任」(2017/4/ 6 元木昌彦の深読み週刊誌:http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20170413/1492024176
アメリカの前線基地「日本」のそのまた前線基地の沖縄。辺野古の基地について、今頃な〜に?!!!

内田樹さんがリツイート
渡辺輝人‏ @nabeteru1Q78 4月10日

辺野古の基地は、もはや、安倍政権が無法を重ねてまで建設する意味がどこにあるのかすら、不明になってきた。 / “米政府監査院 「辺野古、滑走路短い」/県内で別のもの確保要求”(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-09/2017040902_01_1.html)

共謀罪に関する答弁が、治安維持法成立時の国会での答弁とそっくりだそうです:

山崎 雅弘さんがリツイート
Tad‏ @CybershotTad 3月15日

治安維持法共謀罪をめぐる答弁が恐ろしいほど一致している。(朝日新聞3/15)

浅田真央さんの引退が発表されてからテレビでは回想シーンが繰り返し放送されました。
15歳から26歳の今まで、そういえば10年以上も楽しませてもらったのですね。真央さんの出現でフィギュアスケートがどれだけメジャーなスポーツとして認知されるようになったかは我が家でも同じです。それまで、私一人で見ていたテレビの番組を息子や夫も一緒に見るようになったのはやはり浅田さんの活躍があったからでした。思えば、渡部絵美さんから伊藤みどりさん、そして、浅田さんでした。

浅田真央さんと同じ時期、荒川静香安藤美姫村主章枝鈴木明子、男子も高橋大輔織田信成とオリンピックや世界選手権でも大活躍、黄金期を築きました。国際的にもキム・ヨナさんとのメダル争いは大注目されました。幼いころからオリンピックで金メダルを目標にしてきた方ですので、バンクーバーの銀は悔しかったのですね。それが、4年後のソチでは、SPでまさかの16位、一夜明けてフリーの演技はノーミスの完璧な演技で6位に。この時の陰鬱なメロディで始まるラフマニノフの曲に乗せて滑る青い衣装のスケーティングは最高でした。イタリアやアメリカ、中国やロシアの実況放送担当の解説者やアナウンサーまでが感極まって口々に、これがMAOなのよ!でした。当時も、いろんな方たちのコメントが紹介されましたが、私の最も印象に残ったコメントはロシアの”皇帝”プルシェンコ選手の「オリンピックはメダルじゃないということを真央は示してくれた」でした。

昨日の、中一日置いての引退会見、家に帰るとテレ朝ではライブ中継!の途中でした。最後は晴れ晴れとした笑顔と少しの涙で、これまた、26歳の大人の女性として素晴らしい内容でした。
周りは”もう十分”と思っても、あくまで五輪で金という夢(といっても世界選手権4度の制覇!)を追い続けた21年間でした。迷い、揺らぎ、願い、悩み、苦しみ、自らが発した言葉に拘泥する姿も注目されました。努力の天才・フィギュアに愛された天使・浅田真央さんのスケート選手としての競技人生のピリオドの打ち方、本当に立派です。最後は、やはり、ありがとうですね。(左上写真は昨日の読売と日経夕刊一面)