◎昨夜のクローズアップ現代「ー波紋広がるー特区選定-独占入手-加計学園-新文書-」で大スクープがあったとのこと。NHKの夜9時台のニュースが最近ばからしく?なって見なくなり、ついでにクローズアップ現代もパスすることが多く、昨夜は見逃しました。ツィートで知って改めてネットの動画で見直しました。入手された文書は「総理のご意向」と書かれた文書の直後のもののようです。(PC上の動画を写真に撮ってみました)
山崎 雅弘さんがリツイート
▼胡蝶蘭 @3SC5vunUPhy5Env 10時間
クロ現
「加計学園」
獣医学部新設に関する新たな文書を入手
萩生田官房副長官が文部科学省担当者に指示したとする内容
"文科省がだけが怖じ気づいている"
"官邸は絶対やると言っている"
文部文科省の複数の現役職員がこの文書は省内で共有されていた事を証言している
玉木雄一郎 @tamakiyuichiro
昨夜のNHKクローズアップ現代は、NHK社会部の渾身のスクープだ。政治部はなんとか止めたかったんだろうが、社会部のジャーナリスト魂を感じた。安倍総理が一番こだわったのが30年4月の開学時期だと分かるし、何より「加計ありき」は明確だ… twitter.com/i/web/status/8…
山崎 雅弘さんがリツイート ▼中野晃一 Koichi Nakano @knakano1970
昨日のクロ現自体、特ダネを取った社会部を封じ込もうと、政治部があがきにあがいた様子が明らかでした。政治部官邸キャップが、水面下で出来レースが仕組まれても、水面上で透明性が担保されてるから問題ない、って官邸を代弁した際のフリップはなんと手書き。放送間際までの局内の攻防が窺えた。
つしまようへい @yohei_tsushima
今朝のNHKニュース。昨晩クロ現で、特ダネをスクープしたのに、取り上げる様子がまったくない。衝撃的である。
▼松本創 @MatsumotohaJimu 17時間
前2RT>クロ現すごいと聞いて見てみたら、社会部が新たに取ってきた文科省文書と証言は確かにすごかったが、そのインパクトを減殺するように「文科省と内閣府は合意しており、手続きに不正はなかった」という方向に印象づける政治部の解説も、別の意味ですごかった。部署間の緊張関係を見るようで。
▼ガイチ @gaitifuji 7時間
自社の報道記者が掴んだ政権直撃の渾身の大スクープを定時ニュース全く取り扱わない朝のNHK。昨日のクロ現は、多分放送直前まで社内で色々あったんであろうと推測する。それは政府の意見を代弁していた政治部記者の説明用フリップが「手書き」だったことからもわかる
▼望月衣塑子 @ISOKO_MOCHIZUKI 9時間
#クロ現 スクープ 2016年10月21日 #萩生田 氏が文科省の専門教育課長に語った「ご発言概要」に「 #和泉補佐官 からは農水省は了解しているのに文科省だけが怖じ気づいている。官邸は絶対やると言っている」「総理は『平成30年4月開学』とおしり切っていた。工期24ヶ月で」
◎NHKの写真から文書を文字起こしされている方がいますので貼り付けました(太字by蛙)(引用元:http://inorimashow.blog.fc2.com/blog-entry-180.html)
「10/21萩生田副長官ご発言概要」
〇(11月にも国家戦略特区諮問会議で獣医学部新設を含む規制改革事項の決定がなされる可能性をお伝えし、)そう聞いている。
〇内閣府や和泉総理補佐官と話した。(和泉補佐官が)農水省とも話し、以下3点で、畜産やペットの獣医師養成とは差別化できると判断した。
➀ライフサイエンスの観点で、ハイレベルな伝染病実験ができる研究施設を備えること。また、国際機関(国際獣疫事務局(OIE)?)が四国に設置することを評価している、と聞いたので、その評価していることを示すものを出してもらおうと思っている。
➁既存大学を上回る教授数(72名)とカリキュラムの中身を増やすこと。また、愛媛大学の応用生物化学と連携するとのこと。
➂四国は水産業が盛んであるので、魚病に特化した研究を行うとのこと。
〇一方で、愛媛県は、ハイレベルな獣医師を養成されてもうれしくない、既存の獣医師も育成してほしい、と言っているので、2層構造にする。
〇和泉補佐官からは、農水省に了解しているのに、文科省だけが怖じ気づいている。何が問題なのか整理してよく話を聞いてほしい、と言われた。官邸は絶対にやると言っている。
〇総理は「平成30年4月開学」とおしりを切っていた。工期は24ヶ月でやる。今年11月には方針を決めたいとのことだった。
〇そうなると平成29年3月に設置申請をする必要がある。「ハイレベルな教授陣」とはどういう人がいるのか、普通の獣医師しか育成できませんでした、となると問題。特区でやるべきと納得されるような光るものでないと。できなかったではすまない。ただ、そこは自信がありそうだった。
〇何が問題なのか、書き出して欲しい。その上で、渡邊加計学園事務局長を浅野課長のところにいかせる。
〇農水省が獣医師会を押さえないとね。
この6日後、文科省担当者が加計学園事務局長と文科省内で面会、という具合にこの文書に沿った動きになったとのことです。
次に、番組開始から15分過ぎでは「加計学園への伝達事項」(恐らく11月8日)も登場しましたので、そちらも。
これについては「6月15日 文科省記者会見配布資料」の6-7頁において、
(12)11月8日に文科省内でやり取りされたとされるメール
(13) 加計学園への伝達事
(14)(12)メール((13)文書付き)(11月8日)
○ 大学設置認可申請の事前相談に関わる加計学園とのメール等での様々なやり取りはあったが、内容について公にすることは、法人の利益を害するおそれがあることから、行政機関情報公開法に第三者(法人)の意見聴取手続があることなどを踏まえ、現時点では、存否を含めて明らかにすることはできない。
とされたものです(ネット上でも流れていました)。
加計学園への伝達事項
〇先日、ご説明いただいた構想につき、文部科学省として懸念している事項をお伝えする。
〇まず、公務員獣医師養成や人獣共通感染症研究、医学部との連携などは既存の獣医学部でも取り組まれており、日本再興戦略改訂2015との関係で、「既存の獣医師養成でない構想を具体化」や「既存の大学・学部では対応が困難な場合」という観点から、差別化できるよう、よく検討していただきたい。(表現ぶりの工夫が必要。その際、ハードルを上げすぎないように注意)
〇「国際教育観点」を形成する旨区域方針に書かれているが、先日のご説明では国際性の特色を出す具体的な取組が十分に示されてなかったので、再検討いただきたい。
〇需要について、先日の説明資料では、公務員獣医師の需要にしか言及がなかったが、毎年定員160名の学生の輩出に見合う応用ライフサイエンス研究者等、獣医高等臨床医の具体的需要も説明が必要であり、ご準備いただきたい。
〇定員160名に設定する場合の「入口」(学生確保の見通し)、「出口」(就職先等)について、エビデンスに基づく分析、検証を十分に行っていただきたい。
〇獣医学部のない四国へ設置することにより、公務員獣医師の確保や地域の防疫・危機管理拠点を形成することであるが、既存16大学では自地域内入学率・就職率ともに低いことから、四国における「具体的な需要」と、地元定着・活用のための具体策も検討が必要である。
〇設置申請に向けて、必要な教員確保や施設設備、資金計画など、万全な準備を行っていただきたい。特に資金の確保は大前提であり、確保できる額によって、構想の内容も変わってくると考える。確保できる資金を早急に明らかにするとともに、その額を踏まえた既存の獣医師養成でない構想について、十分な検討を行っていただきたい。
なお、番組では冒頭で2015年11月17日に豊田三郎氏が文科省職員に接触した時の、文科省内でのメールも紹介されましたが、ぼかしが入り、全文はわかりませんでしたので、また全文を見れる機会があったときにやろうと思います。
★「ウィンザー通信」さんでは、リテラの記事とクロ現を取り上げておられます。ブログの記事の最後に、野党の国会での追及を「難癖つける」と言った萩生田氏のことをこう書いておられます:「この萩生田氏、どういう人なのかというと、統一教会が主催するイベント「祝福原理大復興会」に来賓出席するほど、統一教会とはねんごろで、おまけに日本会議と神道政治連盟の国会議員懇談会のメンバーです。さすが、としか言いようがありません。」やっぱりね、です。それに、加計学園のどこかの大学の客員教授で、安倍首相や加計学園理事長とはバーベキュー仲間でも。<獣医学部新設は『岩盤規制改革』などではなく『加計学園の為の規制緩和』 まさにこれは『総理のご意向』!>はコチラ:(http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/19e9ec9f802411d5ba391075c66f1bd5