昨日は、NHKの「思い出のメロディー 夏の紅白だ司会は氷川」を見ながら食事をしていました。
昨日、夫は9日からのイタリア旅行を控えて旅支度に余念がなく、私は、洗濯を終えて午後から父の薬の塗布に。土日は看護師さんが来られないので、私が手足の薬を塗ります。やっと少し腫れも引いてきているようです。そのあと、我が家へまだ来ることができない父のためにコーヒーを淹れて、朝に次いで2度目の母と私はデミタスで、昨日は甘いものも添えました。
朝のコーヒータイムでは、先日、ケアマネさんと看護師さんとの話し合いで、入院が必要な場合は先生が紹介状を書くし、入院が必要と認められない場合で入院を望む場合は、療養型の病院を紹介する、ただし、市外の病院の場合もあるし、その年では病院から帰って来られない覚悟も必要と言っておられたことを紙に書いて説明しました。母は、耳が遠く、あの日は、自分の考えを伝えることに一生懸命で聞き取れていなかったのか、と思ったので念のためにと話してみたら、案の定でした。これで、母もホッとしたようです。
やっと旅行の目途が立った夫と、母のストレスが収まり、病院の心配が一段落してホッとした私との夕食で、BGM程度にちょうどいいと思った番組でした。演歌や流行歌は受け付けないという夫も、唱歌や懐メロが始まって、「変えなくていいよ」と聞く気でした。ビールから焼酎の氷割と、二人で3人前のおかずを前に2時間近くかかる夕食のスタートでした。
加藤一二三さんの「故郷(ふるさと)」へのコメントもよかったですし、寅さんの妹、”さくら”の倍賞千恵子さんが歌った「さくらのバラード」もとてもよかったです。場所も帝釈天の境内でピアノの伴奏で歌っていましたね。それから、司会の氷川きよしさんが、美空ひばりさんの「一本の鉛筆」を歌いました。この歌のために、氷川さんは広島の原爆記念館を訪れて84歳の語り部の方の被爆体験を聞いたりしています。その氷川さんの絶唱。泣けてきました。歌って、歌う人によってこういう力があるのか…と、二人で拍手しました。
今日8月6日の原爆記念日に寄せて、松山善三さんの歌詞を:(引用元:http://bunbun.boo.jp/okera/aaoo/ippon_enpitu.htm)
作詞 松山善三
作曲 佐藤 勝
1:
あなたに 聞いてもらいたい
あなたに 読んでもらいたい
あなたに 歌ってもらいたい
あなたに 信じてもらいたい
■一本の鉛筆があれば
■私は あなたへの愛を書く
■一本の鉛筆があれば
■戦争はいやだと 私は書く
2:
あなたに 愛をおくりたい
あなたに 夢をおくりたい
あなたに 春をおくりたい
あなたに 世界をおくりたい
■一枚のザラ紙があれば
■私は子どもが欲しいと書く
■一枚のザラ紙があれば
■あなたを返してと 私は書く
●一本の鉛筆があれば
●八月六日の朝と書く
●一本の鉛筆があれば
●人間のいのちと 私は書く