(<”いよいよ明日”、そして、マルタの「脅迫には屈しない」デモとお粗末な「産経抄」>に次いで2つ目です)
◎雨の金曜日の官邸前、再稼働反対デモの様子を、いつものように「特別な1日」さんのブログから。今回のタイトルは「読書『戦争の大問題』と『1020再稼働反対!首相官邸前抗議』」(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20171020/1508499267)
「読書」で取り上げられたのは民主党政権時代に、中国大使を務めた伊藤忠の社長や会長だった丹羽宇一郎氏の「戦争の大問題」です。
◎その前に、立憲民主党の枝野氏や福山氏の街頭演説を紹介。この中からコピーです。
立憲民主の枝野の演説は正直 ちょっと感動するくらいのレベルになってきました。
『人生は自己責任だけど、事故や災害、病気などがあるのだから人間は自己責任だけでは生きていけない。そういうときにサポートするのが政治の役目』、
『日本を防衛するのは個別自衛権。危機が迫っているときに集団的自衛権で自衛隊をペルシャ湾に出してどうするのか』、
『民主主義と多数決はイコールではない。話し合ってどうしてもだめなら多数決だけど、まともに話し合いをしないのは民主主義ではない』など、涙が出てくるくらい良いことを言っている。どれもごく当たり前のことなんですが、今の日本の社会では当たり前が当たり前になっていない。自分が言いたかったことを代弁してくれている、と思う人も多いんじゃないですか。
◎そして、福山氏の演説では「2年前の国会前のことから話を始め」たそうです:
『今日と同じような雨が降っていた2年前、私は国会前で市民の皆さんに民主主義はここから始まると演説しました。その私が安保法制を容認する希望の党に行けるわけないじゃないですか(笑)』
新宿でも同じことを言っていました。国会前で彼が涙ながらにスピーチしていたのはボクも非常に印象に残っているんですが、あの体験は彼を確かに変えたんだと思います。2年前の安保法制反対運動に参加した市民たちは福山哲郎や枝野も、もしかしたら共産党も、変えたのかもしれない。そうだとしたら、あの時 多くの人たちが国会前に押しかけたのは想像以上に大きな意味があったのかもしれません。福山氏が言うように、そこから市民が参加する、本当の民主主義が芽吹いてきているわけですから。
◎市民が立ち上がることこそ民主主義。ブログ仲間の方たちで小規模ながら手書きや手作りのプラカードを掲げてスタンディングを続けておられます。こういう活動を含めて、今回の立憲民主党が生まれる土壌を作ってきたのだと思います。
★丹羽さんの本については是非ブログを訪ねて読んでみてください:
内容は丹羽氏が現在も生き残っている旧日本兵の人に話を聞きながら、『1.戦争の実態』、『2.日本の安全保障』、『3.日本の進むべき道』について述べたものです。
◎そして雨の中のデモです:
ということで、今週も官邸前抗議へ #金曜官邸前抗議
午後6時の気温は16度。朝方の激しい雨☔は昼は止んでいましたが、抗議が始まるとまた雨☂が降って来ました。3週続けて雨なんて多分 初めてです。ま、そういう時もあります😸。今日の参加者は550人。
◎ここで宿題が出されました。これは難題です。結論はわかってもその理由を書くのは…一行でもよいからとのことですが、選挙が終わったら書いてみようかと思っています。以下に:
先日 原子力規制委員会が認可した柏崎刈羽原発の再稼働に関するパブリックコメントの募集が始まっています。このブログをお読みの方々、1行でも構いませんからお願いします。11月3日が締め切りですので、選挙が終わっても間に合います(笑)。柏崎狩羽原発は東京から200キロ圏内、事故が起きれば東京も危険にさらされます。ここで黙っていたら、我々の税金に寄生する御用学者や電力会社、天下りを狙う官僚など原子力ムラの連中のいいようにやられてしまいます。パブコメに効果があるのか、と思う人もいるかもしれませんが、黙っていたらもっと悪くなる。そのことだけは間違いありません😜
●パブコメ応募はこちらからパブリックコメント:意見募集中案件詳細|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ(http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198292003&Mode=0)
●ご参考:原子力情報資料室(故高木仁三郎氏が設立)のパブコメに関する解説
柏崎刈羽原発の審査書案のパブコメに異議の意見を集中しよう | 原子力資料情報室(CNIC)(http://www.cnic.jp/7709)
★★★それでは、今回も充実の内容のブログをぜひ訪ねて全文をコチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20171020/1508499267