初雪・初氷の11日と10日「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」骨子発表


朝、雨戸が開かないので、これは凍り付いてる? 
やっと開けて下をのぞいたら道は真っ白。
自転車小屋のトタン屋根も真っ白。雪でした。

午後、父の文藝春秋2月号がまだだというので
本屋さんとついでに買い物のにでかけることに。
玄関を開けると、白いものが飛び込んできました。
もう雪はとっくに解けてるはずだし…なんだろう?
ザラメの塩か砂糖を撒き散らかしたかのよう。
目を凝らしてよく見ると、氷になっています。
クリスマスローズの根元には、どうやら花芽が顔を出しているようです。
歩き出すと、冷たい風が顔に当たるので、顔にもダースベイダーのような仮面が必要…なんて思いながら、

楠マンションを通り過ぎると、ぬいぐるみみたいなワンちゃんが私を見ています。
可愛いので近づいてみると2匹が声をそろえて吠えています。

戌年だし、写真に撮ってみようと思いました。
そういえば、ここは「ペットサロン」と書いてあります。
ガラスの面には、”HAPPY NEW YEAR 2018"と書いてあり、たくさんの犬のイラストも。
いつも通る道なのに、じっくり見たのはワンちゃんのおかげ。あまり人も車も通っていなかったので、道路の反対側から建物も撮ってみることに。


◎11日の朝日朝刊に写真と一緒に「小泉元首相ら『原発ゼロ法案』立憲と連携」という記事が。

法案を作成したのは吉原毅・元城南信用金庫理事長・が会長を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」で、顧問が元首相の小泉純一郎氏と細川護熙氏。幹事長は河合弘之弁護士。
・「原発を即時に停止し、再稼働や新増設を禁止することや2050年までに電力を再生可能エネルギーで賄うことが柱で、核燃料サイクル事業からの撤退や原発輸出の中止も盛り込んだ。」
小泉氏は会見で「安倍政権で原発ゼロを進めるのは難しいが、近い将来必ず原発ゼロは国民多数の支持を言えて実現する。国会で議論が始まれば国民が目覚める」と訴えた。> この部分がテレビのニュースでも。これを聞いて、安倍さんを諦めて次のリーダーに賭ける、あるいは、次のリーダーを生み出すという倒閣宣言か.という方も。ともかく、安倍首相では無理と見限ったことは確かですね。
・会見終了後、立憲と意見交換会連盟側の河合幹事長は「即時ゼロが第一の肝」と例外的に原発再稼働を容認している立憲の法案の再考を促したとか。
◎同じ記事を東京新聞がもう少し詳しく記事にしています:

原発即時ゼロ法案 小泉元首相ら野党連携へ
( http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201801/CK2018011102000129.html)



 脱原発自然エネルギーを推進する民間団体「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)」は十日、国内原発の即時廃止を目指す「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」の骨子を発表した。国会内で記者会見した顧問の小泉純一郎元首相は「安倍政権で原発ゼロを進めるのは難しい」と断言し、他の勢力を結集し脱原発を進める意欲を強調した。同様の法案提出を目指す立憲民主党など野党も連携する意向で、国会内外で脱原発に向けた法案提出の機運が高まった。 (大野暢子)



 法案の「基本方針」には、運転中の原発を直ちに停止し、停止中の原発は今後一切稼働させないと明記。原発の新増設も認めず、核燃料サイクル事業からの撤退も盛り込んだ。
 今後は太陽光や風力などの自然エネルギーに全面転換し、二〇三〇年までに全電力の50%以上、五〇年までに100%を目標に掲げる。国には「責務」として、目標の達成に必要な措置を求めた。今後、各政党に法案への賛同を促し、二十二日に召集予定の通常国会への提出を目指す。 
 脱原発を巡っては、立憲民主党が同様の法案提出を目指す。原自連は法案発表後、立憲民主幹部らと意見交換して連携を確認。今後、希望の党など野党各党との意見交換も予定する。
 安倍政権は原発再稼働を進めてきたが、東京電力福島第一原発事故から三月で七年を迎えるのを前に、政党と民間との間で脱原発を目指す連携が再び強まる。


←記者会見に臨む小泉元首相(右手前)ら。一番奥は細川元首相=東京・永田町の衆院第1議員会館で(小
平哲章撮影)


 小泉氏は十日の会見で、「自民党には安倍晋三首相が(原発政策を)進めているから仕方ないなという議員が多いだけ。来るべき首相が原発ゼロを進める方針を出せば、がらっと変わる。野党がどう出るかだ」とも指摘し、自民党総裁選や国政選挙での原発政策の争点化に期待を寄せた。
 原自連会長で城南信用金庫顧問の吉原毅氏も会見で自然エネルギーへの転換に関して「経済界としても大ビジネスチャンス。テロで原発が狙われることもなくなる」と訴えた。
 原自連は昨年四月に発足し、二百以上の民間団体や企業などが加盟。十日の会見には小泉氏とともに顧問を務める細川護熙(もりひろ)元首相らも出席した。


経団連次期会長「再稼働は必須」


 国内の原発四十基のうち、現在稼働しているのは関西電力高浜原発3、4号機(福井県)と、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の計四基。政府は原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、他の原発も再稼働させる方針。経済界も「再稼働は必須」と安倍政権に歩調を合わせる。
 稼働中とは別の十基について、原子力規制委員会が新規制基準に適合していると判断し、このうち関電大飯原発3、4号機(福井県)と九電玄海原発3、4号機(佐賀県)が三月以降に再稼働する見通し。


 一方、適合と判断された四国電力伊方原発3号機(愛媛県)については先月、広島高裁から今年九月末までの運転を禁じる仮処分命令が出された。伊方を含めて全国十四の原発を巡り、運転差し止めを求める訴訟が起こされている。
 菅義偉(すがよしひで)官房長官は十日の記者会見で「安全性の確認された原発のみ、地域の理解を得ながら再稼働を進める政府の一貫した方針は変わらない」と強調した。
 経団連の次期会長に内定した原発メーカー日立製作所の中西宏明会長も九日、再稼働は必須との考えを記者団に示した。 (生島章弘)


◎記者会見の席にいる方々、年齢を調べてみました。小泉さん76歳、細川さん79歳、後期高齢者、河合さん73歳、高齢者、お一人、とても若そう!
城南信用金庫の吉原さん、1955年生まれですからまだ63歳です。これはどうして?で調べてみたら、60歳で自ら退任。これは…と探ってみたら、とても良いことをなさっています。城南信用金庫と言えば、脱原発宣言でした。
 参照:蛙ブログ「城南信用金庫の「緊急提言」(2月15日)」(http://d.hatena.ne.jp/cangael/20160304/1457048275
◎ネットで得たプロフィールを:引用元(http://www.alterna.co.jp/15742

吉原毅(1955):城南信用金庫 相談役

1955年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、1977年に城南信用金庫へ入職する。企画部や理事・企画部長、常務理事・市場本部長、専務理事・事務本部長、業務本部長など多数の役職を経験。
2010年に理事長として就任後は、東北大震災以降、被災地に対する支援活動、地域貢献活動、環境維持活動に注力する。特に、福島第一原発事故の翌月4月1日より「原発に頼らない安心できる社会へ」を宣言し、講演やシンポジウムを実施するとともに、金融を通じて自然エネルギー省エネルギーを推進する。 また脱原発に関する情報を発信するために城南総合研究所を設立。原発再稼動反対、原発即時ゼロに積極果敢に取り組んだ。
2015年6月に理事長を退任し、現在は相談役を務める。


「私が60歳で城南信金の理事長を辞めた理由[吉原 毅]」
企業の目的は、利益の拡大ではなく社会貢献です。会社の憲法である定款の目的には、利益の拡大とは書いてありません。企業は、定款に記された様々な事業を実施することにより世のため、人の幸せのために活動するという公的な使命があるのです。(城南信用金庫相談役=吉原毅)


◇以下省略:全文はコチラ:http://www.alterna.co.jp/15742