「裁量労働制拡大反対デモ」と、息子帰る・・・

◎山崎雅弘さんのツィッターで、久しぶりに奥田愛基さんのツィートにお目にかかりました。25日の日曜日、新宿で行われた裁量労働制拡大に反対するデモについてです:

オークダーキ
@aki21st 2月26日

裁量労働制対象拡大に反対・若者らがデモ行進 - 毎日新聞


政府が今国会での提出を目指す働き方改革関連法案に盛り込まれる予定の裁量労働制の対象拡大に反対する緊急デモが25日、東京・新宿であった参加した約1000人(主催者発表)が、軽快なラップ音楽に合わせて「働いた分の金くらい払え」などと訴えた。【撮影・後藤由耶】2018年2月25日公開
https://mainichi.jp/movie/video/?id=5740073894001


◎いつも官邸前の再稼働反対デモでお世話になっている「特別な1日」さんも、ブログで取り上げておられます。
こちらはブログ主さんが参加してルポを書いておられますので写真もたくさん。臨場感あふれる内容です。
★こちらのブログで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180226/1519639229
元SEALDsが関わっているエキタス主催なので奥田さんなんですね。

裁量労働制の拡大なんて、大反対に決まってるじゃないですか!政府が進めようとしているのは営業職が定額働かせ放題になるってことです。定額制なんて人間はケータイじゃない!


月曜、火曜と久しぶりに東京の長男が帰ってきました。百寿のお祝いの会をしてから以降、初めての帰省ですので、一年半ぶり。よく食べて、よく飲んで、よく喋っていきました。月曜の5時ごろ着いて、翌日の3時半ごろ歩いて駅へ向かいましたので、丸1日足らず、相変わらずの慌ただしい帰省ですが、親としては、顔を見せに帰ってくれて、一緒に食事をして、話ができると、とても安心できます。
何年か前、母に「土産の一つも持って帰らないと・・・」と注意されてからは、きちんと東京駅でお土産を買って帰るようになりました。仕事で取材に行くときにはキチンと手土産持参なのに、帰省となると手ぶらで帰ってきました。それを親の私も咎めるつもりはなくて、次男とは全く違う長男らしさだと思っていました。母は、母で、言い過ぎたかなと今も気になって、お小遣いを渡しているようです。そんな、こんなで、今回は、風月堂の桜ゴーフルと浅草名物人形焼きを持ってきてくれました。
着いた日は、玄関に荷物を置くと、その足で隣へ挨拶に。両親も顔を見せてくれたら満足、翌日のお茶の時間を一緒に過ごすのを楽しみにしてくれています。息子には事前に、肉か魚か聞いて、肉と言われていましたので、ちょっと張り込んで三田屋さんのステーキを準備。おでんを一鍋作っておけば安心なので、300円もする大根と白ネギを張り込んで?練り物を放り込んで、鰹だしと昆布茶一さじ入れて煮込みました。あとは温野菜と玉ねぎを微塵切りにしてドレッシングを作って、メインの肉を強火で45秒、裏表焼いて・・・

まずワインで乾杯して、お酒、焼酎を飲みながら、一年分の話です。お鍋もご飯も気持ちが良いほど減っていきました。テレビ業界はやっていけるのか、と夫が心配していることを問いかけます。映画と同じで、映画はダメだと言われた頃があったけれど、映画は映画として残っている。テレビはSNSやネットの普及でダメと言われるけれど、自力で取材して裏を取って放送する信頼性が揺るがなければ、ネットやSNSのデマや言いたい放題のツールに負けないで生き残っていくのではないか。ただし、その土台のところをおろそかにしては自滅してしまうけど。ヤフーニュースなんて、ほとんどテレビネタを流してるだけだし…と。
現場が好きで独立して、現場と製作スタッフの両立ができているのは幸運だった、今は、とても独立なんて出来ない状況。働き方改革でADの若い子に気を遣って上司の年配の者が引き受けているので、身体、持たないと思うよ・・・僕はやれないことは断るから。ブラックな働き方が変わるわけではなさそう。

新聞の話になり、私が「やっと朝日新聞に慣れてきた。日経をやめて朝日にしたので。でも、朝日は、ストーリーが多いのよね」「朝日は、ストーリーを作ってるところがあって、そこがまずいんだよ。その点、讀賣は事実関係はしっかり取材してる」「それは感じる」「ただし、ナベツネだから、安倍さん関係の記事はダメ、読む必要なし」「産経は?」「フジサンケイグループは、左の日本を右にしたくて作ったもんだから・・・そのフジテレビの凋落のきっかけが韓流ドラマの放送だったというのは皮肉だけど・・・」と、意外に冷静に見ているようです。


テレビでは平昌五輪で活躍した選手が帰国して解団式をやっていました。小平奈緒、よかったね〜。金メダルに日韓交流、一人でやったね! カーリング女子、良かったね〜という話で我が家も三人で盛り上がりました。韓国戦と3位決定戦の対イギリス戦の話になり、北海道北見の常呂ってどこ? どうやって行くの? カーリングのチームを作ったマリリン(本橋麻里)が偉い。「選手にマイクをつけたのが大成功。何を話してんの?って思うじゃない。そうだねー。藤澤五月の言うこと全部受け入れてんじゃん」「笑顔が良かったのよ、アレが相手にはプレッシャーだったんじゃない。笑顔の競技があれば、日本のカーリング女子が優勝だと外国人記者の間で話題だったとか」。

いつも長男が帰るとリビングに布団を敷いて寝ていたのですが、畳をやめて床にしたので、空いている二階の次男が使っていた部屋の畳ベッドを用意しました。今回は、12時前にお開きになり翌日は、夫がイタリア土産のボルチーニ茸でパスタを作ることに。

翌日の朝のコーヒータイムに両親を呼び、5人で、コーヒーを。お菓子はお土産のゴーフル。101歳の父の歯にも優しくピッタリです。
父が息子に「幾つになった?」と聞き、「48歳」。「今年秋のお誕生日が来たらね、戌年生まれの年男」と私からも。杖を突きながら引き上げるとき、心配そうに玄関で手を貸そうと待ち構える息子に、父が大きな声で「元気でやれよ」とか言ってるのが聞こえました。

お昼は暖かくなったのでサンルームで食べることに。本格的なパスタ料理に息子も「これ、普通に、店で出せる」と。プロ級という誉め言葉ですね。
ワインで乾杯して、「あれ、お父さん、飲んじゃった。車、出せいないわね…」と私。「いいよ、いいよ、駅からバスで千中(千里中央)へ出るから」と息子。「すまん、つい、飲んじゃった、そうしてくれ」と夫。
仕事の話やあれやこれや、「あんなにお喋りだったかな〜お喋りな女の子が帰ってきたみたい」と後で夫が言うくらい、話をして、3時過ぎ、隣の母がヨガから帰ったころ、もう一度、挨拶に隣に顔を出して、帰っていきました。
見送りに出た母と、部屋にいた父を、午後のお茶に呼んで、お土産のゴーフルを食べながら、今度はコーヒーをデミタスカップで。
母も、元気な孫の顔を午前と午後、二度も見られてよかったよかったと喜んでいました。
夕方、夫が、本当に仕事が好きなんだな〜と。私も、ほんと、好きみたいね、いろいろ先のことも考えているみたいだし、大丈夫ね。月曜の夜には沖縄の息子にも電話して4人で話。この日が今年のお正月みたいでした。
次男の方は相変わらず毎日10時まで仕事とか、長男の方も週2回の徹夜覚悟の仕事、体だけは大事にしてほしいと言っています。心配性の夫は、二人の息子の老後のことなど心配はあるようですが、私は、生きている今の時代が私たちではわからない時代なので、心配のしようがない、それより、私たちがこれから先、子供達に心配かけないよう生きていく方が大事だと思いました。