8月最後の再稼働反対!金曜デモとトリチウム水処分の公聴会

今日は9月1日、防災の日、備えあれば患いなしの日ですが、具体的には関東大震災の日。 95年前の今日のお昼前、190万人が被災、10万5千人余が死亡あるいは行方不明になったと推定されています。その後に起こった朝鮮人虐殺事件。政府中央防災会議の報告書(2008年)は朝鮮人らの犠牲者数について、『約十万五千.に上る震災死者数の「1〜数%」』と記述。『朝鮮人武装蜂起し、放火するといった流言を背景に、住民の自警団や軍隊、警察の一部による殺傷事件が生じた』と指摘しています。小池都知事は今年も追悼文を拒否。今まで続けていたことを止めるにも大きな意図がありますね。

★さて、昨日の金曜日は8月最後、第5週の金曜日でした。いつものように「特別な1日」さんのブログから再稼働反対のデモの様子を。今回のタイトルは「『SNSあれこれ(内閣府世論調査)』と『0831再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。

☆最初のテーマは、私も29日のブログのトップで紹介したツィッターの記事についてですので大変関心をもって読みました。発信するときも受け取るときも気を付けないといけないというのは勿論ですが、読み取り方でも違いがでるなと思います。
で、問題の…の前に、はてなダイアリーが今年度限りで終了するというお知らせについて。私も昨日、これが入っていてびっくりしました。ダイアリーがブログに移行するとの案内でしたが、自分の利用しているものがダイアリーなのかブログなのかがわからないし、ややこしいな〜でした。これは、10年で辞め時かなと思ったり、安倍政権がどうなるのかもうしばらく見てみたいと思ったり・・・。次男に勧められて始めたのですが、来年はどうなることか・・・・
★で、問題のツィッターの件です。「ガセ・ツィート」の紹介の後に、『次は もうちょっとマシだけど、物事を論理的に考えられないツイートの典型。かなり、リツイートされています。だから問題なんです』と書かれたのが、田辺大という方のツィートです。

つまり『調査対象の持家比率が異様に高いから、この調査は当てにならない』というのです。このツイートは資料の引用元が書いてあるから信頼性が高いし、実際 この内閣府の調査票にも調査対象者の持家比率は約8割と書いてある。日本全体の持家比率は約6割ですから、確かに高い。世論調査の調査対象としては問題あります。調査は聞き取りでやってるから、どうしても家を構えている人に聞きにいってしまうんでしょうけどね。

★このあと『単年度だけで判断している』という批判が続き、内閣府調査内容に基づいた「生活満足度が上がった要因」を示すグラフも載せておられます。ぜひ、直接ブログを訪ねて読んでみてください。こちらです:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180831/1535715809
◎29日のブログで同じツィッターを取り上げた私は、「くろねこの短語」さんの紹介文の「だめだコリャ」には、幾分、内閣府の調査そのものをダメだとみなされたニュアンスは感じられましたが、ツィッター内閣府の調査のソースのサイト「国民生活に関する世論調査」(https://survey.gov-online.go.jp/h30/h30-life/3_chosahyo.html)を示してくださった方が、持ち家比率8割の調査だから「この調査は当てにならない」と言っているとは受け取らなかったのですね。調査結果に疑問を持っても、調査方法とか調査の内容、聞き方、聞いた内容とか調査範囲を具体的に知ることができたのはとても有益でした。その結果、思ったことは、調査員が家庭訪問して直接質問項目に答えてもらった調査だということ、年齢層も50歳代以上で6割以上を占めるし、持ち家率が8割を超えた家庭(しかも一戸建てが82%)の主婦が主な回答者だから、国民全体の満足度を示した数字と受け取らないほうが良いということでした。

ということで、今週も官邸前へ #金曜官邸前抗議
この前 蒸気漏れを起こしたばかりの高浜4号機が、今日 再稼働だそうです。まだ一か月も経っていません。電力会社の連中はヤケクソというか、慎重さすら かなぐり捨てて来ました。こんな事を積み重ねているとまた、事故を起こしますよ、マジで。
今日の午後6時の気温は28度。夜風が心地よい。参加者は550人。


●ここで取り上げられているのが、福島第1原発の汚染水の処分方法をめぐる公聴会です。「現在、タンクの数は原発敷地内で約900基。今後2年程度でタンクを設置する敷地がなくなる見通し」だそうです。
捨て場に困る「ゴミ」を出すことは産廃法では禁じられています。原発を特別扱いしたツケですので、基本に戻って、即放射性ごみの生産禁止で再稼働すべきではないと思いますが・・・・

福島廃炉道険し トリチウム水の処分方法で公聴会
2018/8/30 22:09


 東京電力福島第1原子力発電所で出る汚染水を処理した後に残るトリチウムを含む水について、経済産業省有識者会議は30日、処分方法や時期について国民の意見を聞く公聴会福島県富岡町で開いた。政府や東電は海洋放出を進めたい考えだが、風評被害への懸念から反対が相次いだ。


←福島第1原発敷地内に立ち並ぶトリチウム水などが入ったタンク(2月)


 公聴会では公募で選ばれた県内外の14人が処分方法などに関する意見を表明。福島県漁業協同組合連合会の野崎哲会長は「海洋放出は試験操業で積み上げてきた県水産物への安心感をないがしろにしている」と批判した。 同県新地町の漁業者も「今も自由に漁業ができないことに苦しんでいる。海洋放出により福島の漁業がなくなってしまう恐れもある」と訴えた。
 一方、研究者の男性は「タンク保管をいつまでも続ける訳にはいかないと感じた。科学的データで影響がない状態を説明し、海洋放出すべきだ」と賛成意見を述べた。
 (全文は:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34807910Q8A830C1CR8000/

●SPYBOYさんも、こう書いておられます:

政府は「海洋放出」「水素に変化させての大気放出」「蒸発」「地層注入」「地下埋設」という5つの選択肢を出したそうですけど、どれもやばそうじゃないですか(笑)。大気放出や蒸発が本当に大丈夫なら東京でやればいいんですよ。

●SPYBOYさんと順番が違いますが、最後にお知らせを:9月7日、東京、がんばれ!です。


★★★今回も有益情報と考えるきっかけ豊富なコチラのブログを是非訪ねてみて:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180831/1535715809