◎今日は大阪12区の衆院補選の投票日。安倍首相は自民候補の応援で大阪入り。京阪寝屋川駅前では厳重な警護の中、籠池夫妻のお出迎えを受けたり「帰れコール」を浴びたり。お口直しに吉本新喜劇の舞台に飛び入り。
大阪補選で苦戦の安倍首相は籠池劇場、吉本新喜劇出演で大忙し “令和”解散も?
相澤冬樹氏の記事もあります。
大阪12区では、国会でいつも厳しい質問で政府を追及する共産党の宮本たけし氏が衆院議員を辞職して、無所属で立候補しています。沖縄3区とともに結果がとても楽しみな補選です。
◎19日(金)の午後は、4月のお茶のお稽古。午前中、母を見舞って落ち着いた様子に一安心。少し早く着いたので、先生のお庭の花を見ることに。
鳴子百合に白山吹。
緋色のボケの花はまるで小さな牡丹みたいに豪華。白いアセビ(馬酔木)。
緑の蕾は緑色の花を咲かせるニシキギ。白い蕾が瞬くような姫ウツギ。
白いイキシャ。紅色のマンサクと柏葉アジサイの緑の葉。シャガの花。
3人そろったところで、お部屋へ。4月は炉でお茶を点てる最後の月。3月は羽釜でしたが、今月は釣り釜。五徳を使わず、灰や炭火が直接目に入ってきます。部屋に入ると天井から鎖が下がっていて鉄瓶が吊り下げてあります。炉の終わりの釜です。
掛け軸は墨黒々と「一華開五葉」(一華、五葉に開く)と書かれています。「一華開五葉結果自然成」という禅の言葉の前半部分。意味は『一つの花が五枚の見事な花びらを開き、それがやがておのずから立派な実を結ぶ』。春に限らず、明るい目出度さを表していて、季節を問わず、いつ掛けても良いそうです。
お花は、伊賀焼の細い花活けに白い姫うつぎと椿。椿は12月から延々使われる花材ですが、3月までは蕾。4月は最後なので開いていてもいいとか。花の色が春らしい。
暖かくなった4月は野点の季節でも。棚の代わりに置いてあるのは「芝点て」という野点の道具で、箱型のもの。桑の木の木目が美しく、正面上に鉄製の鍵がついています。鍵を外すと、蓋が外れますので左横に立てかけ、棗(なつめ)を取り出して、いよいよお点前です。真ん中の棚板を外して畳の上に置き、そこに茶筅と棗を並べます。
先生は珍しく大島の着物姿。私は、水屋に入ってお茶碗を選ぶとき、九谷三彩(八十吉)がありましたので、それと桜の花の京焼を選び、蓋置は五徳の形のものを選びました。3月、4月は五徳を使わないので、代わりに蓋置でという考えだそうです。これも炉の終わりの道具の一つです。
主菓子はほんのり薄紅色と薄緑色が浮かんでいる桜餡のお饅頭。干菓子は、上の紙に包んだものは、はったい粉味,もう一つは粟おこし風で、懐かしい味でした。
棚に収まる小ぶりの水差しはスイス製の蓋物。高槻市の古曽部焼きのお茶碗は人形手という人物を描いた変形茶碗。
母の入院の話から、先生の102歳のお母さんは施設、Naさんは2,3年前にお母さんを見送られたし、Noさんは、福井にいるご主人のお兄さんがお世話されているお母さんを月一回お見舞いに帰っているという話に。私は今日から後期高齢者。後期高齢者二人が末期 ? 高齢者を世話してることに。だけど、親の面倒をみるのは私たち世代まで。私たち自身は、息子や娘たちの世話にはなれないという話に。それでも、昔に比べれば、高齢者の施設や介護の態勢は整えられてきたという話にも。
そして70代前半でも連れ合いに先立たれた方が認知症になるケースが多いという話も。昨年はKさんが家に引きこもって電話にも出ない、認知症らしい、その後、あっけなく亡くなってしまわれました。つい最近、ヨーガに行く途中の立ち話で、夫を心行くまでお世話して見送れたので悔いないと気丈に話しておられたAさんも、実は認知症が始まっていると聞いて驚きました。夫がいて高齢の母が存命でいてくれることは本当に有難いと改めて思います。