梅雨明けの庭にて

 

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先週火曜日の就寝前のこと、ふとしたきっかけでギックリ腰もどきに。一晩寝れば治っているかと思いきや、変わらず。痛みで腰がぴんと伸びない。ヨーガ仲間に電話で事情を話してお休みの連絡をお願い。この日は8月休みの前の7月最終日だったので、夫にもランチについていくのでお昼は自分でと告げてもいたのに、ツイてない。

選挙が終わってブログも一休みしたいと思っていたので、一週間パソコンを触らないようにしようと決めました。胃がない分、ウエスト辺りの肉が貧弱を通り越しているので腹筋力もないし、何とかしないといけないと思って数年。先日、生協のパンフレットでラジオ体操のテープを吹き込んだ豚さんを見つけたので入手。鼻を押すとラジオ体操第一のテープが流れます。早速、ラジオ体操を始めています。これに腹筋のメニューを加えないと。

さて、先週の初めに梅雨明けして、庭に出てみたら、ユリとアメジストセージの花が咲き続けていましたので写真を撮ろうと花壇の中に足を踏み入れると、葉っぱにぶら下がっているセミの抜け殻を見つけました。種から芽を出して3~40センチくらいの椿の木の葉の裏にも。

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翌日、玄関先の植木鉢にも。母も、梅雨が明ける前から、今年は蝉が鳴かないね~と言っていました。私はもう十数年前から耳鳴りがして意識すると蝉が鳴いているような音がしています。それでも、梅雨明け前日ぐらいから鳴き出した蝉の声は聞こえます。リアル蝉の鳴き声は耳鳴りとは違って生き物の証です。耳の遠い母も、先日、聞こえないかと思っていたけど、蝉のなき声はこの耳でも聞こえたわ!と嬉しそうでした。

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家の前の桜の木が寿命尽きて切り倒されて10数年。蝉は来なくなるかと思いましたが、玄関側にも抜け殻があるということは・・・不思議です。

2,3週間前、植木屋のNさんがベルを鳴らして立ち寄ってくださいました。あれからどうなりました? 庭木を切ってほしいと梅雨前にお願いの電話を入れてあったのですが、それっきりなので気になってとのこと。梅雨になる前にと思っていたけれど、もう暑くなってきたので、秋にしようかと母が言ってますと伝えました。

そうですか~切れ言われたらいつでも切りますけどと言いながら畑でできたジャガイモと玉ねぎの入った袋を置いて行かれました。去年、苦労して切ってもらった柿の木に若芽が出ているのを見てもらいました。ガレージの屋根にかかってる部分は切って、雨露が当たる方の新芽は残しておいてもよいとのこと。

母も、蝉の鳴き声を聞いたせいか、あの木を切ると蝉がかわいそうかね~とか、庭の真ん中の木を切ると日影が無くなって夏は暑いかもしれんね~とか迷いだしています。私も母が亡くなった後のことを考えると庭木の散髪にまでお金をかけていられないので切ってしまった方がいいかな…と思ったり、その時は、その時、それまでは今のままでもいいか・・・と迷っています。

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庭の草むらの中にカナブンがいたり、アジサイの葉の上にカマキリの子どもがいたり、夏の庭は小さな生き物たちの世界もにぎやかです。