しだれ桜と芝桜の隠れ里とWHO事務局長顧問『抑制検査の限界を認めよ』

◆8日、緊急事態宣言が出されました。日本は一見数字の上では中国やイタリア、フランス、スペイン、アメリカなどに比べてけた違いに低い。記者会見でイタリアの記者に日本語で「失敗した時の責任は?」と問われた安倍首相は「 最悪の事態になった場合、責任をとればいいというものではありません」と答えただけでなく、こう言います「お国(イタリア)と比べても感染者の方の数も、死者の数も桁が違う…」。これは責任を問われたことに対するいつもの安倍さんの子どもっぽい強気の感情的反発で、これの失敗が森友問題が事件にまでなったのですが、まだまだ懲りずという感じです。

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◆国のトップの失礼な反発はさておいて、安倍首相はけた違いに少ない数字を自慢げでしたが、問題はその『けた違い』の数字の原因です。日本人が清潔好きでマスクの習慣があってハグや握手の習慣がない、それにBCG接種との関連も取りざたされているとはいえ、肝心なのは検査数です。検査数をあらかじめ絞りに絞って検査をさせない方向にもっていってるので他国と比べても極端に、けた違いに検査数が低い。そこで出た数字では何を言っても無駄。予測、想像で物事を言うしかなくなります。これは最近では他国からも指摘されています。

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◆ダイアモンドオンラインの記事ではWHOの顧問の先生がこう言っています:

・「日本はクラスター対策にこだわってしまいました。水際対策とクラスター対策で国内まん延を防ぐことができるという考えがその根本にあったのでしょう。」「しかし、市中感染と院内感染がこれだけ広がってしまえば、水際対策をやっていてもほとんど意味はありません。」

・「まずやることは三つです。一つ目は政府の指揮系統をはっきりとさせる。今は官邸や危機管理室、専門家会合、厚生労働省などバラバラです。二つ目は、検査数をしっかりと増やす三つ目は医療従事者への防護服の配布を徹底して、彼らを守ること。医療が崩壊したら日本社会は持たない。」

◆全文はこちらで:

 「東京は手遅れに近い、検査抑制の限界を認めよ」WHO事務局長側近の医師が警鐘

渋谷健司 英国キングス・カレッジ・ロンドン教授、WHO事務局長上級顧問インタビュー

ダイヤモンド編集部 片田江康男:記者

2020.4.9 5:25 

 

新型コロナウイルス感染症の急拡大を受けて4月8日、ついに日本政府は東京など7都府県に対する緊急事態宣言発令に踏み切った。遅過ぎるという声が漏れる中で、日本の社会と医療は持ちこたえることができるのか。元の生活を取り戻すことはできるのか。公衆衛生の専門家で、英国キングス・カレッジ・ロンドン教授、WHO(世界保健機関)事務局長上級顧問を務める渋谷健司医師に話を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド編集部 片田江康男)

◎昨日、夫は朝早くおにぎりを持って山仲間と箕面の山歩きへ。私は庭で母の大切にしているストレプトカーパスの生き残りを新しい鉢に植え替えて苗づくり。ついでに草引きを。真白な利休梅の花が重くて枝垂れ咲き、小さな白い花はジューンベリーです。

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3時過ぎに帰ってきた夫が今からいいところへ連れて行ってやるというので慌てて夕飯のお米を研いで電気釜にセットして車で出かけました。山の手の団地の中に枝垂れ桜と芝桜が咲いている凄い場所を教えてもらったとのこと。

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まっすぐ山に向かって元被昇天学園のところで山麓線を東に向かって如意谷団地の向こうの公団マンション群「ルミナス」の南端側から山に入ると山手公園の道路の南側が谷になっています。

急斜面を下ると満開を過ぎたソメイヨシノがみえて、開けたところに出ると咲き始めた枝垂れ桜越しに芝桜が見えました。箕面にこんな隠れ里の桜の名所があったとは・・・

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高台ですので千里中央の高層ツインマンションも見えます。

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谷底には池が見えます。

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斜面を登ると東側の崖の上にルミナスのマンションの一棟が。

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これが隠れ里の出入り口。細い急な坂道を下ると芝桜と枝垂れ桜の広場へ。

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これは毎年出かけてみたくなる桜の名所です。