◎先日、フェンスのバラを見るため、さくら通りのバス道を離れて
元被昇天学院‣現アサンプション国際学院の信号を北に入りました。
末の妹が開園と同時に入った被昇天幼稚園なので、今から65年ほど前のことですが、その頃からずっとバスの駐車場だった土地とその東側の小さな園庭が売りに出され、今、宅地に変える工事中です。
その北側の道を通って東へ抜けて、昔からの古い住宅や畑の中を横切って歩いている途中、私の子どもの頃よく見た景色に出会いました。そこだけタイムスリップしたような昭和2,30年代の田舎でよく見た土壁の小屋と柿の木と麦藁です。
コロナ・ノート
坂本龍一「“無駄”を愛でよ、そして災禍を変革の好機に」 文明をバージョン1.5に進化させるために
#アート #インタビュー #ミュージシャン #音楽2020.05.22
世界の死者が30万人を超えても、コロナ禍の収束が見えません。人類がこのウイルスに打ち勝つにしても、負けに等しい打撃を被る「カドメイアの勝利」になると、誰もが感じています。
私たちがこれまで「日常」と思っていた景色は、すっかり変わりました。コロナ後に到来するであろう「ニューノーマル」についての議論が世界中で始まっていますが、それは多くの場合、単に従来の生活様式が変わるということではなく、世の仕組みや人間と自然との関係をも改変しなければ、という含意が込められています。
コロナショックで変わったライフスタイルや価値観、あるいは見つめ直したことについて、さまざまな立場の方々がつづるリレー連載「コロナ・ノート」。今回は特別編として、ニューヨークに住む音楽家の坂本龍一さんに、コロナ禍で大きく揺らぐ文明や現代社会のありようについて伺います。
「資本主義が行き着いたグローバル経済のあり方を根本的に問い直さなければ、もう人間に未来はない」。
かつて学生運動に深く関わり世直しを志す若者の一人だった坂本さんは、いまあらためて、社会変革の必要性について訴えます。
(取材・文 石川智也)
◎かなりの長文で多岐にわたった内容ですが、読みやすく分かり易いので、ぜひ。
見出しを並べてみますが、坂本龍一氏が何を言いたいのか解ってきます。「社会民主主義が現実的」というのは、なるほど坂本龍一さんも現実的・・・:
・「ぬるい」日本の対応 検査受けられないのは人権侵害
・今の政策は「棄民」 安倍さんのどこが「保守」なのか
・強権政治か民主的手法か この国は瀬戸際にいる
・パンデミックは経済成長の代償 方向転換しなければすぐ「次」が
・持続可能な世界のデザインを もはや人間に猶予はない
・「芸術なんて役に立たない」 そうですけど、それが何か?
坂本龍一プロフィール
1952年、東京生まれ。東京芸大大学院修士課程を修了。78年、アルバム『千のナイフ』でソロデビュー。同年、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)に参加。83年に散開。同年公開された映画『戦場のメリークリスマス』に出演、音楽も担当。87年公開の映画『ラストエンペラー』にも出演し、音楽では英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞最優秀作曲賞、グラミー賞最優秀オリジナル映画音楽アルバム賞ほかを受賞。90年にニューヨークにオフィスを設置し、活動の拠点をアメリカとする。社会的な問題へも強い関心を持ち、森林保全と植林活動を行う「more trees」、脱原発チャリティ・イヴェント「NO NUKES」、東日本大震災の被災地支援のための「こどもの音楽再生基金」「東北ユースオーケストラ」など、さまざまな活動を続けている。最新オリジナルアルバムは『async』(2017年)。
◎久しぶりに坊の島の畑の真ん中を通ることに。
↓東の方を振り返って。三本糸杉は台風で二本に。
用水路沿いの道の北側は今のところ変わらぬ景色ですが、南側は・・・