◎やっとGoToトラベル、全国一律一時停止、ですが、今すぐではなくて28日から1月11日まで。それでもやっとです。直前のNHKの世論調査では80%近くが止めるべきでしたから無視していれば政権が持たないとの判断ですね。仁坂和歌山県知事が指摘されているように基本に忠実、濃厚接触者を探して徹底して拡散を抑えることに全力を尽くしてほしいですね。
★12月4日の金曜ロードショー「こんな夜更けにバナナかよ」
こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
解説
筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍を原作に、「ブタがいた教室」の前田哲監督がメガホンをとり、大泉洋が主演を務めた。北海道の医学生・田中はボランティアとして、身体が不自由な鹿野と知り合う。筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを12歳の時に発症した鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振り回してばかりいたが、どこか憎めない愛される存在だった。ある日、新人ボランティアの美咲に恋心を抱いた鹿野は、ラブレターの代筆を田中に依頼する。しかし、実は美咲は田中と付き合っていて……。医学生・田中を三浦春馬、彼の恋人・美咲を高畑充希がそれぞれ演じる。
2018年製作/120分/G/日本
配給:松竹
◎この映画は以前から注目していました。それは近くの障害者労働センターに顔をだし始めた阪神淡路大震災の直後から、この映画の大泉洋さんが演じた鹿野さんと同じ障害を持つ女性、30代で亡くなっておられますが、当時20歳前後の若竹さんという方を知ったからです。彼女も親から自立して24時間、ボランティアの手を借りて生活することを選んでいました。私も含めてカレンダーの配送作業やリサイクルショップのお手伝いをするようになった素人?の私たちは驚いていました。無謀とも思える?自立への思いがまだよく理解できていなかったからだと思います。この映画はその辺りが良く描かれています。大泉洋さん、医学生の三浦春馬さん、恋人でかつ最適任のボランティアを演じているのは高畑充希さん、皆さん好演。
◎唐突ですが、車椅子関連で、車いす用の優れものの車輪が開発されたというニュースです:
★木曜の「七人の秘書」最終回。大臣の不正を暴いて終わりました。最後に岩下志麻さんが出てきたのにはびっくり。何でも秘書の所為にする政治家に一矢を報いるという内容でしたが、豪華な女性陣。何とか最後まで見届けました。
◎火曜の「姉ちゃんの恋人」と水曜の「#リモラブ~普通の恋は邪道」、金曜の「恋する母たち」。内容は全く違うのに三つの番組は三組のカップルの恋を同時に描いているところが共通しています。同時進行で3組を描くのが流行り!?
★「姉ちゃんの恋人」は有村架純さんが主演なので見始めましたが、恋のお相手は林遣都さん。彼は婚約者をかばって暴力を振るったが彼女が襲われたことを否定したため暴行罪で刑期を終え保護観察を受けている身分。同じ職場の先輩(藤木直人)と小池栄子の二人と、親友(奈緒)と弟の二人の3つのカップルを同時進行で。脚本・岡田恵和
★「#リモラブ~普通の恋は邪道」はコロナ禍の今を取り入れたドラマ。ある会社の産業医(波留)と社員(松下洸平)とのSNSを通しての恋がリアル恋愛に発展。マスク越しのセリフのやり取りやスマホの画面でのやりとりが『今』。同僚の恋と後輩の進行役の恋と3つが同時進行。脚本・水橋文美江(NHK朝ドラ「スカーレット」で戸田恵梨香さんの夫役だった松下洸平さんと再組み合わせ)
★「恋する母たち」はタイトルからして3組の母親の恋が主役のドラマ。木村佳乃と小泉孝太郎、吉田羊と磯村隼人、仲里依紗と阿部サダヲの3組。それぞれ高校生の息子がいて、木村佳乃は夫の蒸発後一人で子育てに奮闘する杏。吉田羊は息子の不登校に悩むキャリアウーマン。仲里依紗は夫の浮気に悩む専業主婦。それぞれ色んな事件が絡んで・・・。大石静の脚本、台詞がかなり辛辣で意表を突く展開。原作・柴門ふみ
★日曜の「危険なビーナス」最終回。原作が東野圭吾。伯郎(妻夫木聡)の義理の父の一族のそれぞれの人物が絡んでの相続をめぐる争い、謎が謎を生んで訳がわからなくなる寸前、行方不明だった義弟・明人(染谷将太)登場。楓(吉高由里子)の正体は?「潜入捜査官」だった! さすが東野作品です。人情噺とミステリーの合体。今回は伯郎が母の再婚相手の義理の父親と弟との、亡くなった母の死因を探る過程で家族としての再生が実現されるというお話でした。謎の「ビーナス(楓)」ともハッピーエンド。戸田恵子、麻生祐未、ディーンフジオカ、中村アン、他多数豪華俳優陣。
★NHKの「ノースライト」。12日の土曜日に始まって今週土曜日後編の2回で終わるドラマ。原作と脚本がシッカリしているからか、西島秀俊と北村一輝の二人の演技も素晴らしくて1時間と少し、引き込まれて見てしまいました。働き盛りの男たちの仕事と友情と家族の問題。ブルーノタウトの椅子や影のない北の光ノースライトを住居に取り込んだ建築なども興味深い。新聞の紹介欄を写真で。
★月曜日は「監察医 朝顔」。約1年ぶりのカムバック作品。フジ系だから「月9」枠です。何といっても遺体解剖を仕事とする監察医の朝顔(上野樹里)と刑事の父親(時任三郎)と同じく刑事の夫(風間俊介)と娘のつぐみちゃん、離れて住む東日本大震災の津波の犠牲になった母の父親(柄本明)との家族の描かれ方が優しい。死体を扱うのだから当然殺人事件が絡むドラマなんですが、ホームドラマでもあって、よくこんな話がドラマにと思いましたが原作があるのですね。やはり上野樹里さんが巧い。
先々週辺りまでお昼に「のだめカンタービレ」の再放送をやっていて何回か見ました。玉木宏、永山瑛太、向井理、水川あさみ、福士誠治など今大活躍の30代メインの俳優さんの若かりし頃です。その中で上野樹里さんはあまり変わっていないのにビックリでした。