◎森会長の発言、とうとうバッハ会長の「森会長の謝罪でこの問題は終わった」と言う発言も否定されて、IOCは「極めて不適切、IOCの取り組む改革や決意と矛盾する」という声明を発表。元五輪選手だった為末大氏の言葉「決着のつけ方を世界が見ている」事態。あの年頃の人にジェンダーって言っても分からないよという声も。世代交代も出来ていなくてコネだの顔だので物事を進めている日本の状況、これが切っ掛けで変わるのなら少しは意味がありますが・・・できるかな?
🔲映画監督の想田和弘氏のツィッターで取り上げられた”SAVE the CINEMA"さんのツィート。コロナ禍のなか昨年から頑張っておられます。映画やドラマについてまとめるついでにメモ代わりに:
🔲「shuueiのメモ」(2月7日)さんが紹介されたのは雨宮処凛さんの記事です。
ライヴハウスを、バンドを守れ〜コロナ禍での文化・芸術を巡るこの1年 - shuueiのメモ (hatenablog.com)
この中でもドイツやフランスと比べて日本の文化に対する政府の考え方を批判しておられます。一部ですがコピーです:
ちなみに令和2年度第3次補正予算案では、「コロナ禍における文化芸術活動支援」として370億円が計上されている。一方、不評だったGo Toトラベルには1兆311億円、Go Toイートには515億円。そうして生活困窮者支援や自殺対策には、わずか140億円だ。これらの数字から、政権の優先順位が嫌というほど伝わってくる。
◆ 先日映画館でチラシを貰ってきた中にNHKのドラマを映画化したものが2つありました。一つは「ファーストラブ」。原作:島本理生、脚本:吉澤智子、主演は真木よう子、父親殺しの女子大生に上白石萌歌、母親に黒木瞳でした。冬の連続ドラマと吉澤智子脚本「ファーストラブ」 - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
映画では、監督:堤幸彦、脚本:浅野妙子(NHKドラマ「八日目の蝉」が印象深い)、主演は北川景子、中村倫也、芳根京子、木村佳乃。
◆ もう一つは「心の傷を癒すということ 劇場版」。これはドラマ版を劇場版にしたものでキャストはそのまま。 これも今も鮮明に心に残るドラマでした。
お茶飲み話とNHKドラマ「心の傷を癒すということ」 - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
土曜ドラマの柄本佑「スクラップ・アンド・ビルド」と「心の傷を癒すということ」と連続ドラマ - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)
◆大河ドラマの「麒麟が来る」が最終回を迎えました。今回は珍しく丸顔の信長でしたが心理描写が半端なく明智光秀への複雑な思いを余すところなく演じ切って見事だったと思います。信頼しているのにどうして解ってくれないんだという子供っぽさと残虐性が同居する、面白い信長でした。光秀を演じた長谷川博己さん、いつ見てもスマートで内面まで入って行けないもどかしさがありましたが、今回は違いました。こちらも仕えていながら『世を平らかにする』理想から外れていく信長に反発してしまう光秀の思いがダイレクトに伝わりました。最後は、朝廷をも超えて日本の王を目指した信長の果てない野望、光秀に阻まれて・・・というか、立ちはだかってくれるのは光秀しかないと思っていたような、ホッとしたのかもしれませんね。
🔲1月から始まった冬の連続ドラマ、全体にドラマの世界に入り込めないでいます。一つには久しぶりに新書「人新世の『資本論』」という難しい?本を読みながらというのがあるのか…最後まで見続けられるのは少ないかも。録画で見るのも増えました。
◆◆◆TBS「天国と地獄~サイコな二人~」森下桂子脚本 綾瀬はるか 高橋一生 柄本佑、北村一輝、溝端淳平、中村ゆり
「東芝日曜劇場」の流れ(古い!)で見てしまう時間帯の番組ですが、脚本の森下桂子と演出の平川雄一郎は「天皇の料理番」や「義母と娘のブルース」のコンビだとか。第一回から殺人鬼と刑事の魂が入れ替わるという奇想天外なドラマですが、綾瀬はるかさんは勿論、高橋一生さんの演技が巧い!ついつい見てしまいます。
◆カンテレ(フジテレビ)「監察医 朝顔」
特殊な職場(死体解剖)と職業の二人(監察医と刑事の夫婦)ですがホームドラマの要素が濃いので、なんとなく見てしまいます。
◆TBS(毎日放送)「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」
ファッション雑誌の編集長(菜々緒)の下で働く上白石萌音。上司の悪口も思ったまま散々自由に言ってのける萌音さんが楽しい。他に、玉森裕太 間宮祥太郎 ユースケ・サンタマリア。萌音さんの演技も魅せますね。
◆日テレ(読売テレビ)「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」脚本:北川悦吏子
久しぶりの菅野美穂さんですが、内容はもう一つ、入れない。菅野さん付きの編集者?(川上洋平)の辛い立場が今のところ一番いいです。
岡田さんの脚本はどうも苦手…あの賑やかさが…なんて思いながら・・・
長瀬智也 戸田恵梨香 西田敏行 永山絢斗 江口のりこ 桐谷健太
能の宗家の長男で元プロレスラー(長瀬智也)、能とプロレスと介護ヘルパー(戸田恵梨香)の異種格闘技をクドカンさんがどう料理するかというドラマ。西田敏行さんが老体をさらけ出して演じています。
◆NHK「ドリームチーム」脚本:吉澤智子
何といえばいいのか、山口紗耶香の夫の無茶苦茶ぶり。今時ここまであからさまに主婦を罵倒する夫なんているの?と思うぐらい。
直木賞候補になったジャニーズの加藤シゲアキさんが主演。第一回目を見ましたが職場のパワハラ被害の恐ろしさに驚きました。非人間、非人道そのものの扱い。それにしても虐められる森永悠希さん、色んな番組で見ますが、真に迫ってます。
◆◆ABCテレビ(朝日)「書けないッ!?~吉丸圭祐の筋書きのない生活」
売れない脚本家で主夫の圭祐とベストセラー作家の妻。家事と育児に全力投球の圭祐に急に連続ドラマの脚本執筆の仕事が入り・・・30分番組の楽しいコメディ。脚本家の福田靖がモデル?
◆◆◆NHKよるドラ「ここは今から倫理です」雨瀬シオリ原作、山田裕貴
朝日新聞2月6日の土曜版に主演の山田裕貴さんが取り上げられていました。「愛知県出身で父は中日などでプレーした元プロ野球選手の山田和利」。小中と野球を志していて途中で挫折。父親に自分で決めたことをなぜ最後まで続けないのかと言われ、次は途中で辞めないと決心、それが今の俳優の道。
現在、30歳。仕事が舞い込む状況は「最近のこと。みんなが僕を見つけてくれた」と感謝する。それまで電車賃や食事代さえ気にして生活した。「人生に勝ち負けはないし、俳優は心の仕事。心にセンスはない」と前を向き、今がある。
本作は、様々な問題を抱えている高校生たちが倫理教師の高柳に出会うことで変化していく。自身は倫理の授業を受けたことはないが、「人より哲学をして来たかもしれない」という。「俳優は人の気持ちをよく考える職業。毎回、倫理の授業を受けている感覚なんです」
◆◆(18年の冬ドラマの再放送)カンテレ(フジ)「隣の家族は青く見える」
家の購入を機に妊活を始める子供が欲しい夫婦と、子供を作らないカップル、男性同士のカップル、幸せを装う夫婦。この4組がコーポラティブハウスを舞台に、悩みや秘密を隠して葛藤しながら成長していくドラマ。途中から見始めましたが、それぞれ悩みながらも妊活夫婦二人のお互いを思いやる優しさが素敵。
🔲今、俳優なら出たい、ドラマ好きなら見たいと思うドラマの脚本家・野木亜希子さんの記事です:
野木亜紀子/日本のドラマにもっと多様性を〈2021年 日本を動かす21人〉――文藝春秋特選記事【全文公開】(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
🔲最後に2年前、グリーンホールの「誰がために憲法はある」の上映会でプログラムにサインをもらった井上淳一氏のツィッターをコピーです。愛知県刈谷市で映画上映。井上氏の舞台挨拶もあります。のんさんが林遣都さんや橋本愛さんと共演する映画「私をくいとめて」の上映もあります。