◎大阪のコロナ感染者数はこのところ2000人台を続けていて一向に減りそうもありません。全国の死者数も昨日は60人です。毎日新型コロナによる死者がこれだけ続くということの深刻さを政府は考えて欲しい。
🔲ロスアンゼルス 市が満場一致で2035年 までに全電力を再生エネに転換決議です:
これはすごい。カリフォルニア州 最大、全米2位の人口400万人を抱えるロサンゼルス市で、2035年 までに全ての電力を再エネでまかなうことを市議会で満場一致で可決。 同市は市立電力会社の地域独占 (全米最大 )。天然ガス 発電を全て閉鎖し、太陽光、風力、蓄エネで置き換える。
LA approves 100% clean energy by 2035 target, a decade ahead of prior goal
The goal now puts the Los Angeles Department of Water and Power on track for an aggressive transition that backers said would present a model for the nation.
🔲メディアは『その手に』すぐ乗ってしまいます。騒げば騒ぐほど自民党 の思うつぼですが、今のマスコミは批判精神なんてとっくに捨ててしまってるのか:
テレビは朝から「さぁ次はどうなる!?」ばかりで、放り投げて逃げようとしているのは何か、誰なのかを問わない。 問題山積の東京五輪 総括、河井夫妻買収事件、大臣の恫喝・圧力問題、名古屋入管問題、赤木ファイル、日本学術会議 任命拒否問題などなど……。
🔲コロナ利用退陣ですね:
想田和弘 最新作「精神0」DVD・最新刊「なぜ僕は瞑想するのか」発売開始
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9月4日
「コロナ対策に専念するため」に退陣するってことは、今まで専念していなかった ってこと? 「映画作りに専念するため映画監督辞めます」くらい意味がわからない。
引用ツイート
不出馬の理由を「コロナ対策に専念するため」と語った菅首相 。 「しかし、実際はこの間、自民党総裁 としてなんとか生き残ろうとして、党内人事に手を付けようとしていたし、臨時国会 を開こうともしてこなかった」――。 上西充子さんに、菅首相 退陣について聞きました。 https ://mainichi.jp /articles/20210903/k00/00m/040/297000c
🔲メディアどう扱おうと、有権者 はごまかされないと思いたいですが、テレビで若い方たちが「ご苦労様でした」「かわいい」とか言ってるのを見ると萎えます:
総選挙の争点は、新政権が何をするかではない。権力側にいながら何もできなかった連中に新政策を語る資格はない。安倍菅政治の総括こそ争点 。二人の失策のために死ななくてよい人が何人亡くなったのか、治療を受けられずに亡くなった人がどんなに無念だったか、野党は追及するしかない。
🔲昨日の報道特集 、片山元総務相 が菅首相 の末路を『自業自得』とか『身から出た錆』とか上手に表現されていましたが、東京新聞 の望月記者のこの記事も納得です:
菅義偉 とは何者だったのか 望月衣塑子記者が語る「権力に酔って、権力に負けた」悲しき首相の最後〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo! ニュース
まさに、逃げるような退任劇だった。菅義偉 首相の自民党総裁 選不出馬が報じられた3日、13時からの囲み取材では「総裁選よりもコロナ対策に専念する」
とだけ語り、記者の相次ぐ質問を振り切った。この1年の菅
――結局、菅義偉 という政治家はどのような人だったと思いますか。
菅さんは権力を維持するために人事を操り、頂点まで上り詰めた人 です。でも、その権力が無力化すると、予想以上に弱かった。権力に酔っていた政治家が、最後は権力に負けた ということだと思います。
裏で参謀として権力を振るうことにはたけていても、日本をどうしたいのかという国家観を語れず 、コロナ禍で浮き彫りになったのは、ワクチン一本打法で、市民の命を犠牲にし、五輪利権に血眼になっている菅さんの姿 でした。
記者会見 では、相変わらずかみ合わない質疑 が続きました。そこから市民の命と健康を預かっているという覚悟は感じられません でした。菅さんの語る言葉には、市民を思う魂が込められておらず、これほど言葉に重みがない政治家はいなかった と思います。
今、国民のためにやるべきことは、臨時国会 を開いてコロナ対策の議論をすること です。それしかありません。外交的には、総裁選の最中、アフガンでの救出作戦 も体制を立て直さなければいけない。当初退避予定者は、JICAや大使館の関係者含めて総勢500人と言われていましたが、日本が救出できたのは、わずか1人です 。総裁選に明け暮れている裏で、多くのアフガニスタン 人の命が現在もなお危険にさらされ続けているのです。
国会でもこの問題は何よりもまず議論されなければならないはずですが、菅さんは、野党から追及されるのは、選挙で不利になるからと 国会を開く気配さえない 。アフガンに関しても興味を示さず、五輪開催のときと同じでまさに人命軽視の政治 が繰り広げられました。
こうした姿を見せられ続けた結果、菅さんがやっている政治は単なる政権維持の手段であって、市民のための政治ではなかったのだ とはっきりわかってしまった。裏方の官房長官 時代には、わかりづらかった菅さんの政治家としての本質的な姿勢が、首相として表に出てきてから、より鮮明にはっきりと浮かび上がってしまいました。
そして最後は、菅さんの周りからは人が次々といなくなり、市民の心も離れていった。結局は、市民のために尽くす思いがない人 が政治家、ましてや首相などやってはいけなかった ということに尽きると思います。
🔲最低、これだけは元に戻してもらわないと:
この件もそう。総理大臣には「形式上任命するという役割」はあっても「任命権」つまり「任命を拒否する権限」など存在しない。 しかし菅氏は「任命」と「任命権」という似た言葉をわざと混同して首相に「任命を拒否する権限」があるような虚構を作りだした 。メディアも共犯者。
安田菜津紀 Dialogue for People
首相を辞めて、全てがリセットされるわけではありません。就任早々に行った日本学術会議 任命拒否問題 はまだ、解決していません。
菅首相 自民総裁選に立候補せず 総裁任期満了に伴い首相辞任か | NHK ニュース