ETV特集とドラマの最終回とお知らせ(短編映画集「DIVOC-12」)

◎昨日の菅首相の記者会見、どこまでも自画自賛、私たちには見えない明るい未来が見えている、とんでもない方でした。さて、本題の前に内田氏のツィッターからツィートを一つ。中沢けいさんでなくとも、めちゃめちゃにした御本人がこんなことを言うとは…閉じてた口も開いてしまいます:

 
 
 
@kei_nakazawa
目の前がくらくらしてきた。自民党はほんとにめちゃくちゃになったのね。
引用ツイート
M16A HAYABUSA
 
@M16A_hayabusa
· 9月9日
安倍晋三河野太郎が総裁になったら国がめちゃくちゃになるめちゃめちゃな国って国会を開かなかったり、公文書を改ざんしたり、公文書を勝手に破棄したり、統計を改ざんしたり、宴会に反社の人を招待したりする国のことか?もうめちゃくちゃになっとるわ。
 
 
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★それでは、本題。再放送の日時を勘違いしてしまいました。9日夜の放送だと思っていたら9日O時、ということは8日の24時ということでした。気づいたのが9日の朝、遅れたついでに今日になりました:

9月4日(土)ETV特集 選「カキと森と長靴と」畠山重篤

連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台でもある宮城県気仙沼。震災で母を失った畠山重篤は、死に絶えたように見えた海に船を繰り出し、カキ養殖の再開に挑んだ。「森は海の恋人」。昭和40年代から半世紀にわたり森を育ててきた畠山。豊かな森がある限り海は再生すると確信していた。NHKは海と森が融合しながら浄化されていく様に密着。畠山のモノローグと4K撮影で独自の映像美を追求した。2018年の作品をアンコールで。

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☆18年の放送を見逃していました。75歳で遺言を用意する畠山重篤さん、早いな~と思いながら。畠山さんは津波でお母さんを亡くしておられますが、お孫さんにも恵まれ大家族。高度経済成長の1964年のオリンピックの頃、海は赤潮で赤い血の色をしたカキがあがった。北海道大学の先生の循環説を聞いて、海から30キロの山に植林を始めた。腐葉土に含まれる酸化しない鉄が川を伝って海に流れて植物プランクトンを育てる。10年がかりで木を植え続け20年でプランクトンでいっぱいの海をよみがえらせた。「海は森の恋人」の提唱です。

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3・11でカキの養殖いかだは全滅したが、大丈夫。植林した森から川を伝って絶え間なく供給される鉄分やミネラルがカキが食べきれないほどのプランクトンを育てて元通りの海に。祖父の代から続くカキ養殖を継いで、今度は3人の息子から孫の代まで続くよう。最後に「腐葉土になれたら」と一言。風貌が哲学者のようにも見えます。映像が美しい。

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9月5日(日) TBS系「TOKYO MER 最終章

爆発が起こった医大の中の閉じ込められた教室で人命救助に当たる喜多見(鈴木亮平)と音羽賀来賢人)。学生たちの手にはスマホ。外部からの様々な情報が入り、鈴木が爆破犯人とつながっていると信じ込んだ学生たちが喜多見を一室に閉じ込める。治療に当たる音羽は、医者の手が必要、スマホの言葉じゃなく鈴木が医師として何をするかを見て判断するよう説得。必死で患者の人工呼吸を行い救助に当たる喜多見を見て、学生たちは真実を見極めスマホを捨て、救助の手助けをすることに。感動的なシーンです。が、助かったと思ったのもつかの間、今度は喜多見の妹涼香(佐藤栞里)の背中に椿の絵の水筒。気づいて捨てるようにと言ったが間に合わず爆破で妹は亡くなってしまう。テロリスト椿(城田優)が鈴木に助けられた時「助けたことを後悔させてやる」と言ったことを実行したと通告。”死者ゼロ”の記録が妹の死で破られるという最悪の事態。MERの存続は? 来週が最終回。

☆☆☆「日曜劇場」、毎クール質の高いドラマが続きます。10月から小松左京の「日本沈没」、出演は小栗旬松山ケンイチ、杏、仲村トオル中村アン香川照之さんたち。発表では、来年1月から阿部寛横浜流星のバディで「DCU」(海上保安庁に設置されたという水中捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマ)。

フジテレビ系9月6日(月)「ナイトドクター

朝日新聞の先週木曜日に発表されたテレビ番組ランキングで20位内に入っているドラマはNHK以外には2つしかありません。一つは「TOKYO MER」そしてもう一つがこれ。2つとも救急救命ものというのは偶然?こちらも最終章に入って、月曜日は『来るもの拒まず』を実現していく内容でした。経済的に成り立たず解体かという危機。来週が最終回かな。

フジテレビ系9月7日(火)「彼女はキレイだった

前回、親友が愛(小芝風花)に成りすましていたことが分かってしまい二人の関係がどうなるかがテーマの回でした。親友が自分を裏切ったことより友情が続く方が大事だと懸命に修復を図る愛。一方宗助(中島健人)の方もスタッフに気を遣って一人で抱えてしまっていたことが裏目に出てみんなの信頼を失ってしまい、愛の助言でありのままを伝えてなんとか信頼回復。小芝風花さんの演技がいいです。今週は廃刊寸前の女性誌「モスト」を助けるために赤楚瑛士が正体を明かすところで終わりました。来週最終回。

映画のお知らせ:

COVID(コロナ)に挫けず、ひっくり返してやれとばかり逆読みでDIVOC(ディボック)として12人の短編映画集を発表。10月1日公開です。近くの映画館では上映予定なく残念。

 
 
ムビチケ(デジタル映画鑑賞券)
 
@movieticketjp
【販売スタート】 12人の監督、12の物語。
 
『DIVOC-12』 2021/10/01(金)公開
 
 

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『DIVOC-12』公式アカウント
 
@divoc_12
メガホン三島監督チーム予告映像解禁!! \
#三島有紀子 監督『よろこびのうた Ode to Joy』
 
#山嵜晋平 監督『YEN』
 
#齋藤栄美 監督『海にそらごと』
 
#加藤拓人 監督『睡眠倶楽部のすすめ』
 

藤井道人監督チームの4本について藤井監督「共通認識としては「名もなき一篇・アンナ」(横浜流星ロン・モンロウ共演と同じく、日本だけに留まらない広くアジアを意識したクリエイティブチームを目指しました。映画を通じて、皆さんにエールを届けられるものにしたかった。”僕たちはここにいるから大丈夫だよ”って。ちゃんと”コロナ禍に挫けてはいない”ってことを示した。短編だけれども存在証明みたいな4本だと思います」