坊の島の彼岸花とドラマの最終回

◎ヨーガの帰りに白い彼岸花が咲いているのを見たので

翌日の木曜日、坊の島の田圃彼岸花を訪ねることに。

二中の向かいにある受水場の近くにクリーム色の彼岸花が。

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田んぼを埋め立てた道路、反対運動で延伸できなくなったところで

直角に南へ折れて、埋め立てて潰した曲がり池に道を通すらしい。

鍋田川にかかる手前の竹下橋を渡らないでそのまま土手を北に歩く。

川の中に黄色い花がうっそうと咲いている。

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少し上の小さな麻田橋を東に渡ると田んぼです。
稲穂が垂れ下がる畔には今年も彼岸花が咲いています。

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◎本当に早いもので9月も下旬、2021年も残り3か月一寸。夏の連続ドラマも次々と最終回を迎えています、中には出演者のコロナ感染で少し遅れているのもありますが。

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日曜日にはTBSの「TOKYO MER~走る緊急救命室~」が、月曜日にはフジ系の「ナイト・ドクター」が最終回を迎えました。どちらも緊急救命医を扱ったドラマで、どちらも視聴率は良かったそうですが、ドラマの雰囲気は随分違いました。大雑把に言えば、明るいと暗い、活劇と人間ドラマかな。

☆MERの方も人間ドラマではありましたが、「日曜劇場」特有のぶち上げ感?があります。内容も役者さんの演技も現代版歌舞伎調というかケレン味たっぷりという風な。特に先日の最終回はそんな感じでした。前に、ドラマを見ていない長男に最終回だけを薦めて失敗したと思ったのは、連続ドラマの最終回はそれまで9週か10週を見続けた視聴者への御褒美みたいな内容になって、どうしても祝祭的な雰囲気が出てしまいます。これは見続けた者だけが味わえるものだということを今回の最終回を見ても思いました。

妹(佐藤栞里)を殺された喜多見(鈴木亮平)の落ち込み様(喜多見らしくない?)、音羽賀来賢人)は葛藤の末最後はMERの医師としての立場で喜多見の持論を訴えて見ている方も胸がすかっとします。賀来賢人さん儲け役。医師出身の厚労大臣(渡辺真起子)が最後は医師の本分に目覚めて命を大切にという方に宗旨替え。都知事石田ゆり子)も心臓手術が上手く行って、この二人は女性初の総理の道を争うことに。この女性二人はとても面白かったです。テロリストの意図と手段がもう一つでしたが城田優さんの出番もあれだけでは説得力がないような。

一方のフジ系列(月)「ナイト・ドクター」の最終回は変わらず地味でシリアス。5人のそれぞれの抱える問題の解決と医師としての能力の向上、時に誤解があったりしながらも5人で力を合わせて厳しい上司の期待に応えて新しい夜間専門の医療に取り組む。夜働いているのは自分たちばかりではない。車両や線路やエレベーターやエスカレーターのメンテナンスのために働く人たち、夜の街の清掃業など知らないだけで夜専門に働く人たちによっても社会は支えれている。その人たちの命の安全のためにこそナイト・ドクターは必要だと改めて存在意義を自覚するドクターたち。最後は上司の沢村一樹から提唱された新しい制度、5人(波留、田中圭北村匠海、岡崎紗枝、岸優太)はバラバラになって系列病院の全国主要病院にナイト・ドクターを根付かせるよう、ここで学んだノウハウや信念を伝えるためにそれぞれの持ち場へ赴く。5人の医師たち、突出したスタア扱いもなくバランスよく描かれた群像劇になっていたと思います。フジの月9、見直しました。

「ナイト・ドクター」最終回、大きな成長を遂げた岸優太演じる深澤に多くの反応が集まる (msn.com)

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火曜日はフジ系の「彼女はキレイだった」の10回最終回でした。小芝風花の嘘から始まった中島健人との二人の出会いも、両想いが確認出来て、職場の仲間だと思っていた赤楚瑛士は覆面小説家で女性雑誌モストの窮地を救うために正体を明かす特集記事を組んで二人を助ける。”愛”を名乗って騙していた親友佐久間由衣は大学院で経営学を学ぶために奮闘中。

絵本作家になる夢を叶えるか、結婚してアメリカに戻る彼とどうすればいいのか。愛の結論は、結婚の約束はするけれど夢も追うというもの。そのあとは、2年後彼の方が日本に帰って雑誌の編集長になり、5年後女の子が出来ていて、信号を渡るときはお母さんと同じように「シュッパーツ!」と言って渡ってる・・・で終わり。

働く女性の悩みや友情、恋愛を描いていますが、春クールの「着飾る恋には理由があって」と同じように(5年後という終わり方まで一緒!?)女性が自分の生き方を迷いながらも自分で決めて、男性がそれを尊重しつつ男性も自分の生き方を決めていくという・・・これは、現実がそうじゃないからドラマでは、なのか…その辺りは「おばさん」の真ん中に小さい「ぁ」が入る私にはわかりません。韓国ドラマのリメイクとか、上手に日本版になっていたと思います。

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TBS系の「プロミス・シンデレラ」。眞栄田郷敦さんがユリユリみたいだと評判なので途中から又見出しました。「初めて恋をした日に読む話」は15歳の年齢差でしたが、コチラは10歳年上の女性を好きになる高校生。二階堂ふみに敵意を抱く女性の問題が最終回で解決でした。これも靴のサイズミスとか、御褒美みたいなところがありますので、毎回見続けた方のための最終話だったと思います。

日テレ系(水)「ハコヅメ~たたかう!交番女子~

漫画が原作とか。演出も男性二人(三浦翔平&山田祐貴)と永野芽衣さんの演技もマンガっぽい。戸田恵梨香と永野芽衣の交番女子警官バディは女性版相棒。交番所長にムロツヨシ。最終回は、先輩女性警官桜(徳永えり)をひき逃げした犯人・守護天使を追い詰め捕まえるまで。ひき逃げされたときの怪我でリハビリしていた桜が、警察官を辞めないでリハビリを頑張ってもう一度必ず戻ってくると決心するまでを。一寸おふざけ気味もある最終回でしたが、永野芽衣さんの新米警官の成長物語でも。

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フジ系(木)「押しの王子様」。来週が最終回ですが、深田恭子さんが病気で降板、代わりを急遽比嘉愛未さんが演じることになって録画で見ていました。深田さん、最近復帰されましたね。比嘉さんとディーン・フジオカ、ケント様を渡辺圭祐という俳優さん。ディーン・フジオカさんの見守る男というのが見ていてももどかしい立場。これも年下男性と年上女性の恋愛?というか「マイ・フェア・レディ」の逆ヴァージョン。年上女性が年下男性を礼儀から仕事まで教えて育てるお話。最後は年下男子か年相応の相手かという葛藤も? 比嘉さん、今までシリアスドラマが多かった(私が見たのは)ので挑戦という感じでしたが、頑張ってます。今週は深刻場面が多かったですが・・・

★TBS系「#家族募集します」今週8回ですから、最終回は10月1日かな。