信濃毎日社説「改憲を既定路線にするな」/「統計改竄」は「後藤田正晴の『アリの一穴』」などアレコレ

◎12月22日、今日は冬至。太陽が沈むのが一番早い日。でも明日からは日一日と昼間の長さが伸びて光の強さも勢いを増していきます。お正月にはもう日が長くなったのを感じることが出来るほどに。逆に寒さはこれから。でも、確実に春に近づいているのを感じながらだから耐えらます。世の中というか、政治にもそれを期待したいと思いますが、今は逆です。感じるのはズルズルと暗い方へ向かっているような予兆ばかり。菅政権で底かと思っていましたが、岸田政権になっても底が見えません。踏ん張って春を呼び寄せたいと思いますが・・・

🔲衆院選の結果、維新が伸びて改憲勢力が勢いづいています。信濃毎日新聞が「憲法審査会で改憲を既定路線にするな」の社説です。国民が生活の余裕をなくして身の周りしか見えなくなっている時期に議論もなしに数で押し切ろうとするのは危険です:

 
 
 
 
 
 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
〈社説〉「憲法の岐路」衆院審査会 改憲を既定路線にするな信濃毎日新聞、2021年12月18日)shinmai.co.jp/news/article/C
 
国会の憲法審査会は与野党の広い合意の下で運営することを何よりも重んじてきた。その原則が置き去りにされ、国会による改憲の発議があたかも既定路線であるかのように方向づけられていくことを危惧する」
 
予算案の審議中に憲法審で議論をするのは異例だ日本維新の会と国民民主党議席を増やし、与党を含めた改憲勢力が活気づいたことが背景にある野党第1党の立憲民主も、新たな執行部の下で、議論に応じる姿勢に転じた」
 
立ち位置が揺れる立憲民主に対して包囲網を敷き、逃れられなくする意図が透ける改憲論議の土俵に引き入れてしまえば、あとは数の力で押し切れると踏んでいるようにも受け取れる」
 
そもそも今、憲法を変えることが差し迫った重要な問題だとは思えない主権者である国民の切実な要求に基づいて改憲が議論されているわけではない
 国会の憲法審査会は与野党の広い合意の下で運営することを何よりも重んじてきた。その原則が置き去りにさ…

🔲1億1千万円で裁判を買い取った政権。最後は金で解決は、あの石原伸晃元幹事長の「最後は金目でしょ」の言葉通り:

 
 
 
 
 
 
 
古賀茂明@フォーラム4
 
@kogashigeaki
赤木雅子さんが賠償金を1億円と高額にしたのは簡単に『認諾』されないためだが、 国民の税金で払う財務省には『はした金』 『1億円やるから裁判を終わらせろ』という冷酷な仕打ちは、『最後は金目』という自民議員の感覚 だが、これが逆に国民の怒りの火に油を注いでしまった
 内閣官房参与をわずか8日で辞任した石原伸晃自民党幹事長が、原発事故
に伴う中間貯蔵施設の建設を巡って吐いた暴言「最後は金目でしょ」の“名ゼリ
フ”について、ジャーナリストの高野孟氏が本紙連載コラム(15日発売)で興味
深い指摘をしていた

🔲コロナによって変わらざるを得ないのは暮らし方だけではなくて、社会や経済のいろんな面で影響を受けて変わらざるを得ない。未知の変化に対応しきれるか大変ですね:

 
 
 
 
 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
日本でも、だいぶ前から半導体などの輸入部品不足で自動車の製造がストップするなどの話が断片的に報じられている。 新型コロナウイルスの感染長期化で、健康以外の面でも社会の様相が変わっていくかもしれない。
引用ツイート
 
 
富田や@台湾隔離3回 投資家 台北/北海道東川町/東京浅草
 
 
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台湾では、クレジットカード、銀行カードが作れなくなるというニュース。カードのチップが在庫をつくというのだ。世界的な問題だから日本にも波及するだろう。スマホ電子決済やバーチャルカードの普及起爆になるかもしれないいろいろなモノがオミクロンショックで製造、物流に影響あり。

🔲統計が信用できない国になってしまっては、もう信用されなくなっても仕方ないですね。安倍元首相の時代に本当に国家の基本的な部分に大きな穴が開いてしまったという感じです。森友問題を発端に日本の政治に「アリの一穴」が穿たれ、その穴は徐々に大きくなって築き上げた堤防は崩れ始めているような:(一番下に後藤田正晴さんの「アリの一穴」のお話を貼り付けました。後藤田さんの時は集団的自衛権の行使についてでしたが、すでに今では「敵基地攻撃能力」や「軍事費2%」問題にまで)

 
 
 
 
 
 
 
ono hiroshi
 
@hiroshimilano
日本国内にいる人は統計の改ざんなどが問題になると「また野党がギャーギャー言ってる」くらいに思ってるだろうけれど、そうではないのです。
 
世界はじっと日本の動向を見ているので、日本はもうソ連末期のような信用できない国になったと思っている国が大半なはずで、あとはうまく日本政府と付き合って自国に有利な関係を維持しながら、これからの国際情勢においては日本のことは一切信用しないで事が運ぶことになると思います。
 
信用って一度失うと取り戻すのに何十年もかかるのです。こういうのが表立って来ると凋落のスピードは上がってくるはず。そしてブレーキをかけれるのは国民だけ。
引用ツイート
 
 
但馬問屋
 
@wanpakuten
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日刊ゲンダイ 【安倍元首相に断罪を】 『粉飾アベノミクスの末、いよいよ『日銀出口なし』 「なぜ、この男がいまだに派閥の会長に収まり、妄言を発信し続けるのか」 “モリカケ桜は言うに及ばず、粉飾GDPと禁断の異次元緩和の末、日本経済はいまどうなったのか。世界から取り残され、賃上げもない…”
 
 
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🔲昨日は3人の死刑囚の死刑が2年ぶりに執行されました。死刑制度には色々問題があり、私は反対ですが、改めて議論してほしい問題です:

 
 
 
 
 
 
 
西村 カリン (Karyn NISHIMURA)
 
@karyn_nishi
日本の政府はほぼ毎年の12月のクリスマスの直前に数人の死刑囚の刑を執行する。年末の不気味な調整みたい。
平成16年に兵庫県加古川市で親族など7人を殺害したとして殺人などの罪に問われ、死刑が確定していた藤城康孝死刑囚ら3人の死刑囚に刑が執行さ
れました。
死刑の執行は2019年12月以来で、岸田内閣の発足後、初めてとなります。

「アリの一穴」、私が初めて知ったのは後藤田さんの「アリの一穴」でした。一部をコピーです。

アリの一穴」と「後藤田の諫言」 - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)

 今回の「集団的自衛権」の行使容認論の最大の導火線は、いわゆる「湾岸戦争のトラウマ」である。あのとき金を出すだけでなく人(自衛隊)も出していれば一人前の国家として胸を張ることができたのにという思いが安倍さんや外務省の根底にある。さて、あのときの日本はへっぴり腰でみっともなかったのかどうか。海部さんは、そうではないともうひとつの裏話を披露した。

 「あのとき、後藤田正晴さんがやってきて座って動かないんだ。どんな立派な堤防でもアリが穴をあけたら、そこから水がちょろちょろ出ていずれ堤全体が崩れることになる。アリの一穴をやってはいけないよと言うんですよ」

 

 そう、はじめはちょっとだけというつもりでいても、次に似たようなことが起きるとこんどもいいかとなり、だんだん拡大解釈されて、いずれ日本は平気で「戦争をする国」になってしまうよという戒めである。振り返れば、戦前のアジア侵略の歴史がそうだった。いま自民党公明党の協議は「きわめて限定した範囲で集団的自衛権を認める」ということならよかろうということになりそうだが、それが危ない。まさに「アリの一穴」の典型になりそうである。