記録映画「東京五輪」の河瀨直美監督、令和の『リーフェンシュタール』?

◎今週水曜日はヨーガの初日。お休みは多いものの元気なものはマスク着用で参加。30分近くは独り暮らしの老後の過ごし方の話になりました。ところで、英会話教室の窓ガラスのイラスト。年末にはクリスマスの絵が消されていましたが、年明けて、ニューイヤーヴァージョンに変わっていました。

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◎今日のブログのタイトルは一寸ふさわしくないかも知れないと思いつつ書いてみます。NHKBS1の河瀨直美氏と五輪の放送について(12月26日放送、30日再放送)は、10日の朝日新聞でも取り上げられましたが、記事を読むと色んな疑問が。まずNHKのこの番組の作り方。河瀨直美さんがこの番組で発言した内容によると:

「オリンピックを招致したのは私たち」

「みんなは喜んだはずだ」

「だからあなたも私も問われる」

「私はそういうふうに描く」

河瀨さんのこの前提にまず同意できない大勢の人たちがSNSで「#五輪招致したのは私たちではありません」と反応したのをブログでも取り上げました:

「沖縄の感染拡大と米軍基地」「改竄と書き換え」「河瀨直美氏『オリンピックを招致したのは私たち』」など - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)

招致のスピーチで安倍元首相が「アンダーコントロール」発言、この時からウソで始まった五輪を招致した「私たち」に私は含まれていないと思った人たちや、コロナ禍中WHOまでが開催を危ぶんでいるなかの五輪強行に反対した方たちなど「五輪反対の意見」を河瀨氏がまともに聞いたことがあるのかが疑問です。分かっていて「私たちは賛成したはずです」と反対者を無視してかかっているとも取れますが。

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NHKの担当者(テロップの言葉を挿入した人)はその河瀨氏の「前提・断定」を『忖度』して、反対する人たちの考えを理解せず無視して、インタビューを受けた人を利用して『金をもらって反対デモに参加している』という話にしたのですね。これは事実に反するでっち上げの『捏造』に当たります。河瀨直美さんの責任も問われなくてはならないのでは? 河瀨さんは、今一度、五輪反対意見に耳を傾けて、なぜ反対だったのかを理解する必要がありますね。でないと、このままでは反対のための反対のような描き方をされる危険があります。光に光を当てるだけでなく、陰に光を当てる必要があるのではないでしょうか。

 
 
 
 
 
 
 
@260yamaguchi
NHKの虚偽報道の件、制作者が民主主義社会におけるデモの意味について全く理解していないことが浮き彫りになった。その意味のリテラシーの欠如が、メディアの腐食をもたらしている。

🔲取材された男性は「お金を受け取ってデモに参加した」と言ってはいないのに、テロップでは「お金を受け取ってデモに動員された」ことに

 
 
 
 
 
 
 
 
@torusano1124
毎日新聞の記事によれば、「金銭の受け取り」について男性が証言したのは「別のデモ」であり、取材の時点では五輪反対デモには「参加する意向」があっただけで、事後の確認でも「男性は五輪反対デモに参加したかどうか記憶があいまいだった」とのこと。
 NHK大阪放送局は9日、2021年12月に放送したBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」について、字幕の一部に不確かな内容があっ

🔲メディアの「不適切字幕問題」という名付け方は、捏造の事実を矮小化しようとする意図があるのでは?

 
 
 
 
 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
朝日と毎日を含め、大手メディアがNHKによる「日当デマ」放送拡散問題について「不適切字幕」という問題を矮小化する言葉を使い、日付も責任者名も入っていない紙ペラ1枚の「通り一遍の謝罪芝居で幕引きにする「流れ」を作り出しているのが気持ち悪い。問題の本質はもっと根深い。字幕だけではない。
 

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🔲NHKの謝罪では、河瀨氏には責任がないことにされていますが、それもおかしなことになります。番組全体の方向を知らないで出演するのも、また放送された内容が騒ぎになった今頃になって「知らなかった」と発言することも不思議?:

 
 
 
 
 
 
 
@nulptyx
「字幕に不確かな内容」という説明自体が隠蔽工作まず「制作意図」があったそれでインタビューイーを選んだ。あやふやな証言を収録した。それでも足りなかったので制作意図通りのテロップを被せた。 河瀬はその経緯を知っていた。そして秘匿した。 「ねつ造」だよNHKの河瀬直美さんの五輪番組、字幕に不確かな内容 21年放送 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

🔲NHK、「謝罪」で済む話じゃないと:

 
 
 
 
 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
こんなの「視聴者に謝罪」で済む話じゃないだろう東京五輪に反対するデモは「日当が払われている」というデマを公金で日本全国に流した上、「何かに反対・抗議するデモには日当が現れているかのような誤ったイメージ」を日本社会に広めた 公共放送として許されないこと。
 NHKは9日、昨年12月に放送したBS番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」で、五輪反対デモの参加者という人物について確認が不十分なまま「お金をもらった」と打ち明けたとする字幕を付けていたと明らかにし、視聴者に謝罪した。

🔲NHKではニュースでも取り上げない:

 
 
 
 
 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
NHKの日当デマ問題、朝日・毎日・読売各紙が記事化するレベルの大問題のはずだが、当のNHKは午後7時の定時ニュース冒頭で何も触れなかった反省やおわびと言っても、NHKの「会社としての認識」はこの程度ということ敢えて「会社」と呼ぶが、この会社の上層部の倫理観は相当壊れている模様。
 
 
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🔲NHKの謝罪相手は?

 
 
 
 
 
 
 
異邦人
 
@Narodovlastiye
NHKの拠って立つ所が「公共性」にあるのなら、まず謝罪すべきは自分達が貶めた正当な民主的権利の行使たるデモに参加した主権者に対してであるし、その上で捏造の事実を正面から認めて、自分達が加えた不当な印象を払拭する為に訂正を徹底し外的検証を受け入れるべき。それをしない時点で論外。

🔲映画監督で脚本家の井上淳一氏のツィッターから、想田監督のツィートです。想田氏は、NHKの番組制作に携わった経験から、こんなツィートを:

 
 
 
 
 
 
 
 
想田和弘 最新作「精神0」DVD・最新刊「なぜ僕は瞑想するのか」発売開始
 
 
かつてNHKの番組を40−50本作った人間として言わせてもらうなら編集の過程で「制作統括」と呼ばれる番組の責任者(たち)と何度も台本を書き直し、試写も行って、あのテロップにもちゃんとゴーサインが出ているはずです

🔲寮美智子さんのツィッターでは:

 
 
 
 
 
 
 
さよなら昨日の私
 
@SaYoNaRaKiNo
河瀨直美がコメントを出した。経緯の説明はない。ひと言で要約すれば「私は関係ない」というもの男性を撮影取材しているのはNHKではなく自分達であるにも関わらずだ。河瀨氏はこのコメントで自分は免責されるとタカをくくってる。森友や桜で安倍が「私は関係ない」とウソ言ってたのを彷彿とさせる。

🔲「河瀨監督、謝罪済み」で終わり!?

 
 
 
 
 
 
 
JapanDocs
 
@jdocs
【テレビ終】1/9(日)BS1 BS1スペ「河瀬直美が見つめた東京五輪」謝罪放送
報道のように河瀬監督へは先に謝罪済みで、河瀬らの責任回避、つぎに配給の東宝などへの配慮からか映画製作関係者、そして最後に視聴者へのお詫びもちろん五輪反対デモの方々への謝罪は一切なく。わずか2分、不誠実!
 
 
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🔲1月5日の段階で、五輪反対の人たちや、事実に反するテロップの挿入を批判する人たちのことを「誹謗中傷する人たち」扱いする発信者の「これからも負けずに頑張って」というツィートに、河瀨直美氏は「はい🌟」と答えています:

 
 
 
 
 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
そう、河瀬直美という映画監督が堂々とこういう態度をとっている事実から、見えてくるものもある公正中立を装うこともしない様子。 開催肯定のスタンスで東京五輪パラを映画化する姿勢を隠そうともしていないのだから、リーフェンシュタールになぞらえられても仕方ない。
引用ツイート
 
 
 
@nmcmnc
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こういう人に返事する河瀬直美……
 
 
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◎「リーフェンシュタール」と言えば、ベルリンオリンピックの映画を撮ったナチスの協力者というイメージが強いですが、Wikipedia で今一度:(101歳の長命だったんですね!)

“レニ”ベルタ・ヘレーネ・アマーリエ・リーフェンシュタールBerta Helene Amalie "Leni" Riefenstahl1902年8月22日 - 2003年9月8日)は、ドイツ映画監督写真家、女優。世界最年長のスクーバダイバーでもあった。近年ではレニを「レーニ」と表記される例も見られる。

国家社会主義ドイツ労働者党政権下のナチス・ドイツで製作されたリーフェンシュタールの映画作品、とりわけベルリンオリンピックの記録映画『オリンピア』と1934年ナチス党大会の記録映画『意志の勝利』がナチによる独裁を正当化し、国威を発揚させるプロパガンダ映画として機能したという理由から、戦後はナチスの協力者として長らく非難、黙殺され続けた。1970年代以降、アフリカヌバ族を撮影した写真集と水中撮影写真集で、戦前の監督作品も含めて再評価の動きも強まったが、ナチス協力者のイメージは最後まで払拭されなかった。