「なかにし礼さん『憲法は最高の芸術作品』」と「手塚治虫『ながい窖』(1970年)」など

冬の間取り込んで放ったらかしだったデンドロビウムの鉢にも花が咲きました。

🔲日本が起こした戦争でアジア2000万人、日本300万人の犠牲者が出たとされています。その人たちの命と引き換えに日本が得たものが今の憲法だと思います。その憲法を中国大陸から命からがら日本に逃げ帰ったなかにし礼さんは『最高の芸術作品』と呼んだとか。表現はともかく、なかにし礼さんの戦争体験からくる実感であることは分かります。

「美しい日本」「取り戻す」。そうした抽象的な言葉で何に回帰したいのでしょうか。日本の理想はまだ実現されていません。この憲法の名の下にこれから実現するべきなのです。なのにその努力を怠り、反省すべきを反省せず、戦前の軍国主義を勘違いして、そこに「美」を求めるのはとんでもない反動です。

昨日の「shuueiのメモ」さんが取り上げておられます:

憲法を「最高の芸術作品」と呼んだ…なかにし礼さんロングインタビュー - shuueiのメモ (hatenablog.com)

🔲ロシアが隣国の兄弟国ウクライナに侵略。ロシアを捨てざるを得ない人たちも:

 
 
 
 
 
 
 
近所で「Z」の文字を掲げた車が走るようになり、出国を決めた。 父は「もうロシアという国は存在しないと思え。先だけ見て、未来は別の国でつくりなさい」と告げ、一人っ子の自分を送り出した。

 

🔲戦争体験をした人たちは80歳以上の方たちですね。どうやって継承していくかという努力がなければ、忘れ去られてしまいます。過ちは繰り返される:

 
 
 
 
 
 
 
小石川真実
 
@M_Koishikawa
私は敗戦から12年後に生まれたが、自分では戦争を体験した世代の積もりだ。小学生の時に戦争を体験した母が、私がやはり小学生の時に、その記憶を繰り返し生々しく話して聞かせてくれたからだ。これは私が母に今でも感謝している数少ない点だ。
引用ツイート
 
 
君に届け@滑稽新聞
 
@akasakaromantei
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🔲日本が自国の安全保障を主体的に考えようとすれば、まず第一に知っておきたいことは日米同盟についてです:

 
 
 
 
 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
布施祐仁さんの新刊二冊。違う角度から同じテーマ、つまり日本の安全保障が内包する問題点を鋭く読み解く内容で、これから先、我々の暮らしに関係しうる論点が網羅されています。 昭和後期に作られた「偽装」や「建前」が劣化したコンクリートのように剥落している現状。軽んじられる国民の命の価値。
 
 
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🔲この二冊、読んでみようと思っています:

 
 
 
 
 
 
 
布施祐仁・新刊『日米同盟・最後のリスク』『自衛隊海外派遣』
 
@yujinfuse
【謹告】新刊『日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか』創元社から出ます。今後大きな問題として浮上するであろう米軍の新型中距離ミサイルの配備問題を切り口に、「抑止力」の一言では片付けられない日米同盟の危険なリスクについて徹底検証しました。10日発売です。
 
自衛隊海外派遣』(集英社新書)『日米同盟・最後のリスク』(創元社)の2冊は、安保問題を取材してきたこの20年の集大成だと思っています。共通して根底にあるのは「国の針路は事実に基づく国民的な議論によって決めるべき」という思いです。なので賛否を超えて多くの人に読んでいただきたいです。

    日本では「アメリカが守ってくれる」という幻想(安保神話)が根強く存在しており、    これが日米同盟のリスクの側面に目を向けるのを妨げています。なので、この本では日米同盟はそもそも日本防衛のために存在しているのではないという事実を、日米の解禁文書など数々のファクトで立証しています。

🔲さて、今日のメインです。差別について:

 
 
 
 
 
 
 
Zenyetta
 
@Rac_Alexandra
一連のスレを、少しでも多くの日本人に読んで欲しいし、なによりもそれを読んでから「深く考えて」欲しい。 『差別』は政治だけじゃなく、全ての面において「衰退」へと繋がる「破滅への道」なんだよ。 自分の身近で起きている「差別」からでも敏感になり、見てみぬふりからこそ改善していかないと。
引用ツイート
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
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「差別」を社会で放置してはいけないというのは、親や教師が子どもに「お行儀良くしなさい」という話でなく、放置すれば国が衰退するという「実利的な面」からも重要な話。今の日本は経済面だけでなく倫理面でも衰退していると感じるが、差別の放置は衰退をさらに加速させるtwitter.com/drjpstudies/st

🔲手塚治虫さんが1970年に発表された「ながい」というマンガです。少し長いですが全編読めます。在日朝鮮人差別の問題を真正面から取り上げています:

 
 
 
 
 
 
 
Dr. Japanese Studies(日本学) 【2021 Goal=Writing Book】
 
@drjpstudies
手塚治虫封印作品『ながい窖』の日本語元版。
ながい窖 - 手塚治虫 (日本語版)
サンデー毎日 1970年 11月 6日 増刊号掲載. このマンガを歴史を忘れた、あるいは忘れていない日本人にお見せしたいです。
 
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Dr. Japanese Studies(日本学) 【2021 Goal=Writing Book】
 
@drjpstudies
生前、手塚治虫在日朝鮮人の民族教育の重要性を説いていた。しかし、1970年作の『ながい窖』は短編集の初版にはあったが、その後にはお蔵入りされてしまった。僕も噂だけで聞いてたもので、漫画として読んだのは今回が初めて
 
 
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◎この↑記事はながい窖 - 手塚治虫 (日本語版) (tistory.com)では、より大きな字で読めます。是非こちらで。

🔲戦争に備えて軍備増強すること自体が戦争を招くと、どこかの局の朝の番組で学者の方が明言されていましたが:

 
 
 
 
 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
軍備増強が戦争を近づけるというのは、歴史的事実にも合致する話。 日本は1928年の第三次山東出兵くらいまでは国際協調と交渉に配慮していたが、同年の関東軍による張作霖爆殺辺りから軍部の暴走が始まり、1937年前半に史上空前の軍事費を計上し、7月に日中戦争が勃発した。
引用ツイート
 
 
Koichi Nakano@Progressive! Channel
 
@knakano1970
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たぶん戦争のことを地震か何かと勘違いしてるのかね? 地震には備えた方がいい