「無理な『国葬』」「玄侑宗久氏、安倍氏国葬の『矛盾』について」「全国ユニオン、連合会長出席に反対声明」「大阪万博のバリアフリーやり直し」

台風14号が日本列島を縦断して行きました。各地での被害が心配されます。

エリザベス女王の葬儀の様子がニュースで中継されたり放送されたりしています。棺の上の王冠の美しいこと!あのダイアモンドを返してほしい、あの大きなルビーはウチのだとインドやパキスタンが主張しているそうですが、それも含めて英国らしい。ベッカムが丸1日?だったか並んで棺の前で8秒間の黙とうを捧げたとか、心から死を悼むというのはこういう行動が自然発生的に出て来るもの。それには、エリザベス女王のたゆまぬ長年の努力を国民みんながよく知っているという前提がありますよね。

それに引き換え…とどうしても時期的に比較してしまいます。今からでも止めることはできます。受け取った本人がなんで『招待』されるか分からないほど誰かれなく招待状を配ってまで人集めをしている安倍元首相の『国葬』騒ぎ。「国葬」をやめて「自民党と内閣」の合同葬で規模を小さく(できないのなら、そのままどうぞ)してやればすむこと。何なら誰かさんの言ってる「自民党統一教会の合同葬」でもいいわけです。『国葬』にするから国民から反対されるし、支持率は落ちる。

内田樹さんがリツイートしました

 
 
 
 
 
 
 
西村 カリン (Karyn NISHIMURA)💙💛
 
@karyn_nishi
安倍元総理大臣の国葬の決定を巡って、岸田総理の誤算は複数ある.
 
- 国民の反発
- G7 の首脳1人だけ
- 規模が大きすぎる(参加者6000人以上、エリザベス2世2000人)
- 国際スケジュールの悪い都合
- 説得力のない説明

🔲玄侑宗久さんの記事。これは僧侶の立場からの疑問ですが、納得です:

 
 
 
 
 
 
武田砂鉄
 
@takedasatetsu
この矛盾がずっと放置されている。 「国民に喪に服するなどのご迷惑はおかけしません。勝手にやるけれども、予算だけはいただきます」──そんな国葬の前例は作るべきではないと思う。
 安倍晋三・元首相の国葬について多くの国民から反発の声があがっている。この問題について僧侶の玄侑宗久氏(66)に意見を聞いた。 * * * 安倍元首相の葬儀は7月12日に増上寺(東京・…

◎これは筋の通ったお話なので一部コピーです:

 仏教の世界では、近親者のみで執り行なう「密葬」、大勢の参列者を受け入れる「本葬」がある。増上寺での葬儀が密葬であれば、その後の本葬はあり得るだろう。しかし、増上寺には集まれる限りの人が駆け付けて弔問を済ませており、これは本葬と考えるべきものだ。

 

 本葬の後で儀式をやるとなれば、宗教抜きのお別れの会が一般的。実際、予定されている国葬無宗教なので、国家予算を使って“国葬という名のお別れの会”をやるという感じなのだろうか。

 また、国葬という言葉は、国民の多くが悲しみを共にするという意味合いを想起させる。ところが今回は野党側から「弔意の強制になる」と責められると、岸田首相は「弔意の表明は強制しない。喪に服することも求めない」と回答した。

 国家の儀式として行なう「国葬」であれば、予算は全面的に税金から出してもやむを得ないというもの。しかし、野党に批判されたとはいえ、「弔意の表明や黙祷なども求めない国葬」となると、いったい何のための「国葬」かと思わざるを得ない。

 自民党が「関係を断つ」とまで言っている統一教会系団体と深く関係していた安倍氏、国を挙げての葬儀にするという点にも矛盾を感じる。

 振り返れば、岸田首相が国葬を早々に閣議で決定した時も、(法令上の根拠がなくても政策を決めることができる)閣議決定を最大限に利用するのが、安倍さん以来の自民党政権の伝統のようなものかと思わされた。

 今からでも、「閣議決定国葬を決めたことは勇み足だった」と謝って、佐藤栄作元首相の時の国民葬や、中曽根元首相らと同じ合同葬などとして執り行なえばいい。

🔲『労働者の代表』として違法の『国葬』の出席表明:

 
 
 
 
 
 
 
ガイチ
 
@gaitifuji
いろいろ言い訳言ってるけど、つまりはこの人が出たいんだろうな。出席の理由は自分が出たい。ただそれだけ。こんな人が日本最大の労働組合の会長で、本当にいいんですかね?/【速報】連合会長 安倍元総理の国葬に出席表明 立憲と国民 最大の支援団体 | TBS NEWS DIG
立憲民主党と国民民主党の最大の支持母体である連合の芳野会長は、先ほど、今月27日に行われる安倍元総理の国葬に出席すると表明しました。

🔲全国ユニオンは連合会長の国葬出席に「反対の声明」を発表。声明文の反対理由をコピーします:

 
 
 
 
 
 
 
@shiminrengo
全国ユニオン 連合会長の国葬出席に反対の声明発表「強い違和感」― スポニチ Sponichi Annex 社会
 労働組合の中央組織である連合の芳野友子会長が安倍晋三元首相の国葬に出席すると表明したことを受け、連合に加盟する全国コミュニティ・ユニオン連合
会(全国ユニオン)が19日、芳野会長の国葬出席に反対する声明を発表した。
声明文には国葬出席の反対理由として「国が国費で営む葬儀である国葬について、1947年に国葬令が失効した後に根拠法が存在しないこと」
・「憲法83条において『国の財政を処理する権限は、国会の議決に基づいてこれを行使しなければならない』と定めているにもかかわらず、国会での議論を経ていないこと
・「安倍元首相は在任時に多くの労働者や過労死家族の会が反対しているにも関わらず、労働時間規制を破壊する『高度プロフェッショナル制度』や不安定を永続化させる労働者派遣法の改悪を成立させた人物であり、『労働者の代表』である芳野友子会長が国葬に出席し弔意を示すこと自体に強い違和感を感ずるため」としている。

🔲大阪万博、やり直しを命じられる? 21年7月に発表されたガイドライン、作成時に国内の障害者団体には事前のヒアリングがなく、「寝耳に水」の発表だったという。障害者の意見を踏まえていないため、不十分な内容になっていた」:

 
 
 
 
 
 
 
仲野徹 『笑う門には病なし!』
 
@handainakano
ホンマに次から次へと 大阪万博バリアフリー·「やり直し」 東京五輪・パラから後退… | 毎日新聞
 2025年に開催される大阪・関西万博のバリアフリー化に関するガイドラインを巡り、公表直後に事実上の「やり直し」を求められる事態が起きた。きっかけ
は、障害者に向けた配慮が「東京オリンピックパラリンピックよりも後退している」と外部から指摘されたことだという。何があったのか。