ドライブ旅行・旅日記(2)<巌流島と門司レトロ地区散策>

(本日2つ目です)

秋吉台を10時20分に出発。BGMはモーツァルトクラリネット協奏曲。

10時40分には下関市に入り、関門橋を渡って対岸の九州、福岡県門司市に入る。

レトロ地区の駐車場を見つけて止める。まずは巌流島へ、いざ出発。

跳ね橋を渡って船着き場へ向かう途中、新婚さんカップルが記念撮影中でした。

そういえば、この日は22日土曜日です。

矢印の方向は乗り場を示しているだけで、巌流島は反対方向。巌流島(船島)は下関市ですが、後のことを考えて門司からの船に乗ることに。向こうに、先ほど渡って来た関門橋が見える。ここが関門海峡。左手が本州、右手は九州ということです。

振り返ると門司レトロ地区の建物が。高いビルは黒川紀章設計の展望ビル。

31階に有料の展望室があります。

10分ほどすると、石垣の護岸と松林が見えて巌流島到着。

今は無人島で、元の島の6倍の大きさになっている。向こうに関門橋が見える。

本州と九州の間、確かに狭い!

目当ては武蔵と小次郎の決闘像。松林を歩きながら、「2時間も遅れて来る武蔵、どう思う? 卑怯と言われても仕方がないよね」と私。それも含めて戦いだと言われれば、そうかなと思うけれど…なんて話をしていましたが、どうも遅刻は史実ではないとか、小次郎は実在したのか?とかいろいろあるんですね。

私は中学校の図書室で吉川英治の「宮本武蔵」を借りて全巻読んだことがあって、その時はお通さんとの話が多く、なんだ~という感じでした。今から考えると二中の図書室はすごかったと思います。「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」を読んだのも、「蟹工船」を読んだのもこの図書室から借りた本でした。

アントニオ猪木吉田松陰も来た. とありますが、26日には、ナント!来年の2月、3月の舞台「巌流島」の製作発表会見がこの島で行われ、主演の横浜流星(武蔵)、中村隼人(小次郎)、堤幸彦監督の三人が二人の決闘像の前に立っていました。下関のゆかりの場所を訪ねて、下関側からの船だったようです。

武蔵・小次郎像を見た後、40分発の船に間に合うよう急ぎ足で桟橋に向かう。

最短の島滞在30分、12時40分の船で戻って、名物だという焼きカレーを昼食に。それも海岸べりで門司駅やレトロな建築が並んでいるメインストリートの小さな建物の二階にある「伽哩本舗」というお店に。何人か並んでいる列に付いたのですが、中の階段にも並んでいるのにビックリ。1時半にやっと着席。でも待った甲斐がありました。窯で焼いた牡蠣カレー、美味しかったです。

(右の信号機の右側、出口に一人見えますが、ここから左の二階に上がるとお店)

さて、腹ごしらえも出来て、2時10分、レトロ地区散策スタートです。