「『徹子の部屋』のタモリさん」「山上徹也の伯父が語る」「多文化とインクルーシブな環境づくり(ウスビ・サコ教授)」等など

🔲恒例の「徹子の部屋」年内最終日はタモリさんが〆ました:

タモリの「来年は新しい戦前になる」という言葉にハッとする。 自衛隊員がドラマやバラエティ番組に急に出始めたり、政府の発表を無批判に広報するテレビ局、報道機関の有り様に戦前の空気が漂う。 新しい戦前にしないことは我々の責任 #新しい戦前
 
 テレビ朝日系「徹子の部屋」は28日、年内最後の放送となり、ゲストに昨年に引き続き、タモリを迎えた。昨年12月28日にタモリ同番組に出演したのが実に8年ぶり。今年は2年連続の出演となった。
タモリは黒柳から「来年はどんな年になりそう?」と聞かれると「誰も予測できない。でもなんていうか、新しい戦前になるんじゃないですかね」とサラリ。ネットでは「そう、もう日本人は平和ボケしてる場合じゃない」「タモさんは深い」「新しい戦前か…タモリさんはよく見てるよね」などの声が上がっていた。

🔲私たちの知らない所で、そこまで?という話が:

他国の軍事費を日本が負担(援助)する? もはや憲法どころの話じゃない。完全に常軌を逸している。そんな金があるなら自国の困窮世帯へ使うのが政府というものだろう。それとももう政府機能を捨てたのかっ!⇒
 
アラブニュース・ジャパン東京: 林芳正外相は、日本は外国の軍事力強化を支援する方針であるとして、次のように述べ・

🔲救済法案が可決しのは、解散請求を避けるため?と山上徹也の伯父さんが:

山上徹也の伯父の指摘 鋭いかも >自民党は解散請求に応じたくないから、救済法案を可決させたんでしょう統一教会が解散すれば清算法人になる。内部書類が手に入って安倍さんのビデオメッセージにどれくらいお金が動いたか判ってしまうだから解散させたくないんじゃないか
 
〈安倍元首相襲撃事件から約半年〉伯父が語る山上徹也の今。「衣食住を与えてもろうて元気にしているようです」「英和辞典、参考書を差し入れた」「統一教会は今、逃げ回っている」(集英社オンライン) -...
2022年7月8日、午前11時半頃、奈良県参院選応援演説中の安倍晋三元首相が凶弾に倒れてから、約半年―。殺人容疑で送検された山上徹也

🔲「学問の自由」を侵そうとする政権。過去へ逆戻り:

人類社会の福祉、さらには日本の国益に反する学術会議を巡る政府方針学者らグループが撤回求める東京新聞 TOKYO Web
 
日本学術会議の会員選考に第三者委員会を関与させることなどを目指す政府方針に対し、学者やジャーナリストらでつくる「学問と表現の自由

🔲京都にある精華大学の学長を務めたサコさんのお話は、とても分かり易くて素晴らしい:

日本に興味を持ったのは「ステテコ一枚でだらしなく過ごしている」お父さんと「ビールを飲んで、わけのわからないテレビを見て」大笑いするお母さんを見て、日本もこんな「いい加減で明るい社会があるん」だとわかったから。めちゃくちゃ面白い方でした。ウスビ・サコさん。
 
日本で30年以上暮らし、日本で初めてアフリカ出身の大学学長を務めた京都精華大学のウスビ・サコ教授に、多様な文化的背景を持った人

◎日本の社会をとても良く見て分かり易く説いて、どうすればよいかを話しておられます:

例えば日本では、同調圧力が強いため、マジョリティ側にいる人も、マジョリティとして期待される振る舞いをするために自分を捨てている部分がある。私の学生を見ていても、関西の子たちは、みな、話したらオチを作って笑わせないといけないって思っている(笑)。自分は関西人だから、と。それって窮屈ですよね。実は個性を消してしまっているのかもしれないのだから。

マジョリティ側にいる人も、本当はマイノリティなのかもしれない。そのことに気づいて、一人ひとりが自分の個性を大切にして生きることを意識していけば、もっと多様性のある社会になる。それが本当の多様性、ダイバーシティなんじゃないかなと。そうすれば、「あの人たちはマイノリティで、自分たちマジョリティは彼らを受け入れる」みたいな発想ではなくなるんじゃないかって思うんです。その点は、日本人がもっと考えないといけないことだと思います。

サコ: 私自身が心掛けているのは、コミュニケーションする上で、相手に寄り沿うことです。自分にとって当たり前でも、相手にとってはそうではない場合がある。異文化の中では特にそうです。自分と相手との価値観の違い、つまり、両者の間にあるボーダーラインを常に意識し、相手の領域をリスペクトしながらコミュニケーションを取ることが大切だと考えています。

また、日本人は、思ったことをなかなか言葉にしませんよね。話し合いの場を持っても、十分な議論ができているのかわからない。日本人同士だったら暗黙の了解でわかるのかもしれないけれど、他の文化圏から来た人間にはわかりません。

相手を尊重し、対話することの大切さ

だから私は、どうしても”ダイアログ(対話)”が必要だと思います。相手がこう思って
いるはずだと最初から決めつけず、対話して互いの思いをぶつけ合う。そして折り合い
を見つけていく必要があると思います。
 
――世界ではいま、分断が進んでいます。みな見ているものが違って、ダイアログが
成り立ちづらい時代になっています。そんな時代に、各人が意識すべきことは何で
しょうか。

サコ: 相手を人間として尊重することです。それが何よりも大事です。あの人が一番

強いとか、自分のほうが上だといった序列化をせず、互いに相手の文化や考え方を受け

入れる寛容さを持つことです。

◎今年は2月24日ロシアがウクライナ侵攻をスタート。戦争がこんな始まり方をして、世界が止めることも出来ずこのまま年を越す、なんてことは想像もできない事でした。そして安倍元首相が統一教会に恨みを持つ青年によって銃撃され死亡。それによって明らかになった自民党統一教会の関り。なぁ~んだというほどの政治や政治家のバカさ加減。何か良き方向に進んだことがあったのかしらと思うほどの政治状況。今年が底ならいいのですが。それでも、ゆく年くる年です。良いお年をお迎えください。