妹夫婦を迎え5人で過ごす楽しさ!と「中国で上野千鶴子ブーム」などアレコレ

◎東京で用事を済ませた息子が後を追うように帰省したところへ、金曜日から妹夫婦が来ることになり12日の日曜日まで5人でした。息子には、手伝ってもらって隣の実家の二階の掃除や押し入れの布団を出して干したり、といろいろ助かりました。

10日の金曜日は、二人を車で千里中央まで迎えに出るついでに、阪急百貨店の地下でいつものコーヒー豆を300グラム、ペーパー用に挽いてもらうことに。ついでに夕飯用の買い物もして、いつもの出口で待っているとすぐ二人が出てきました。ピックアップして箕面のわが家へ。

二人そろっての来阪は父の一周忌で食事会をして以来。それまでで会ったのは、2年前コロナ禍の妹の葬儀でした。母が一昨年入院して退院、ホームへ入所してから初めての面会が妹の夫氏の同伴の目的。丁度息子も帰省中で賑やかになりました。

夕食を終えて、隣はテレビを置いてないので、我が家で野球のWBCの韓国戦を見ることに。ダルビッシュが最初に3点を入れられたり、神様、仏様の村上様が調子が出なかったりでしたが、大谷翔平の安定の活躍と、初めて知った大リーガーのヌートバー選手の攻守にわたる大活躍など、見どころタップリでしたが、時間がかかりすぎ! どちらも相手に負けたくない試合だったのですから仕方がないと言えば仕方がない、とみんなで。

妹と私は9時から、居間のテレビで日本アカデミー賞の授賞式を見ることに。助演男優賞に、翌日観ることにしている「巌流島」の舞台の主役の「武蔵」を演じる横浜流星さんが「流浪の月」の中瀬亮役でノミネートされていますので関心がありました。最優秀の助演男優賞は「ある男」を演じた窪田正孝さんでした。今回「ある男」が作品賞や監督賞、主演男優・女優、助演男優賞でも最優秀賞を獲ることに。私も観た映画ではありましたが、そこまで…とは思わなかったので、意外といえば意外。

◎さて、11日、3・11の日ですが、半年前から楽しみにしていた神戸国際会館のホールで3年越しの「巌流島」の観劇です。前回は主演の横浜流星さんがコロナに罹り、中止になった舞台でしたのでリベンジの舞台。既に明治座から金沢など地方公演を経て8日名古屋、そして11,12日神戸の3公演。その初日のマチネのチケットを入手。妹と二人で観劇を楽しみにしていました。その前日も授賞式に参加されていたということで、移動はそのあとだったのかと一寸気になりました。

神戸は、1995年1月17日にあの阪神淡路大震災で街は一度壊れました。阪急、阪神、JRの駅が集結している三宮もそごう百貨店がこんな状況でした。その年の12月、ルミナリエがスタート、6時に間に合うよう母と二人で神戸へ行ったのですが、信号で大きな道路を渡るとき母の靴が飛んでしまいました。何事かと思ったら、道路中央がまだ大きく波打っているような状況でした。

阪急の神戸三宮駅に着いて、出口が西側だったので、高架下を少し東に歩きましたが、昔と違って小ぎれいになっていました。三宮の地下街から歩いて直ぐ左手に国際会館直通のエスカレーターが見えてすぐホールへ。長い行列が出来ていて驚きました。それに女性がほとんど。演目は宮本武蔵と小次郎の「巌流島」の戦いで剣豪のお話。もう少し男性客がいても良いのにと口に出したら、妹に日本の男性には観劇文化がないの、と言われました。一階席1338人の超後方の座席。全体で2022名のホールが満席。30分ほど遅れてスタート。

評判通りのスピード感あふれる美しいチャンバラ時代劇ですが、エンタメという割には地味でシリアスでストイックなお芝居。侍が仕事を失う関ケ原以降を、「小次郎は士官して出世の道を、武蔵はフリーランスとして自分の価値を上げていく」という解釈は演出の堤幸彦監督の言葉です。舞台はシンプル、階段とパネルがあるだけ。その真っ黒なパネルにLEDで白い線描画が映し出されます。場面転換もほとんどこの映像のみ。最後になるとこの映像が爆発?して、カラフルになりタッチがゴッホ風になります。面白い舞台演出だと思いました。ナレーションは上川隆也さん。小次郎は最後は武蔵の腕の中でこと切れます。こういうお芝居にしてはホールが大きすぎだと感じました。私の席からは豆粒のような顔で、白刃が煌めき血しぶきがパネルに吹き飛ぶのを観るだけでしたが、この映像による舞台は斬新で、役者さんとの連携もピッタリでしたが、もっと身近に役者さんたちの表情やセリフを聞いてみたかった。そうなると観劇のチャンスは厳しくなってチケット争奪戦は今以上になるし、難しいものですね。

◎12日・日曜日、ホームの母を訪ねました。妹夫婦と私の三人で母の部屋に入って30分の面会です。母は直前まで体調が悪く、入院させてほしいと言っていたのですが、血液検査の結果、血糖値が高くなっていたのでお薬を処方され、それで少し収まった様子。

二人の訪問にびっくりして、朝早くから出てきたの?と聞いていました。前々日に着いて母の自宅で寝てもらってると言うと、とても喜んでいました。血液検査前の辛かった時期のことを思い出したのか、父のように病院で死にたいというような話になったり、ご飯は大釜で炊くからおいしいけれど、おかずがドロドロで不味いのよと訴えていました。時間になったのでと言うと母がエレベーターまで送っていくと言います。母の見送りを受けてエレベーターで1階へ。妹たちも高齢の義父を預かったことがあるので、母との共通点を挙げながら、歳をとるってこういう事なんだな~とも。夫はもう年なんだからおかずも普通食に戻してもらえばと言ってますので、今度お願いして見ようと思っています。以前は母から『誤嚥を防ぐ為にやってくれてるので言わないで』と言われていたのですが、そろそろ、噛み応えのある食事に戻してもらう時期かも。

◎家に戻って直ぐご飯の用意をして、お昼を5人揃って食べて、夫の淹れるコーヒーのリクエストがあったので応えて、2時過ぎの新幹線でお土産も買いたいというので、1時過ぎには夫の車で新大阪まで送っていくことに。あわただしい2泊3日でしたが、5人で食卓を囲んで話し合ったり、WBC観戦をしながら始球式の岸田首相にヤジをとばしたり、妹夫婦の孫世代の愉快な報告に大笑いしたり、息子も体重が増えて元気が出て来たようですし、そうそう、タバコを止められない妹の夫氏と二人でこそっとサンルームへ消えて行ってましたので、いいお相手にもなっていたようでした。

その息子も今日、13日、お昼過ぎ、東京へ向かいました。3月、怒涛の今日までという感じでしたが、来週は次男が2泊3日で帰省します。長男も会えると期待していたのですが都合がつかず会うのはまた今度と電話で話していました。健康第一、自炊をしっかり、日常生活を大事にねと言ってお昼過ぎ送り出しました。

🔲3月8日のツィートですが、残していたのでそのまま:

 
中国で上野千鶴子ブーム、20万部超えの本も 自立を望む女性が共感:朝日新聞デジタル #国際女性デー
 
 中国の女性の間で、日本の女性学・ジェンダー研究をリードしてきた社会学者の上野千鶴子さん(74)がブームだ。著書の中国語訳が相次いで刊行され、共感の声が寄せられ
ている。背景にある中国女性の「いま」を探った。

🔲世耕氏、こんなことが言えるって、オカシイです:

 
国会議員で、大学理事長でもある人物がこんなことを言い出したらおしまいでしょう。 なるほど、では、近畿大学における文書も、理事長印があるからといって真実かどうかは別問題だということですね。 自民・世耕氏「真実かどうかは別問題」 総務省文書 sankei.com/article/202303 より
 
自民党世耕弘成参院幹事長は7日の記者会見で、総務省作成の放送法の解釈に関する行政文書について、形の上で行政文書と確認されても、内容は真実と言い切れないとの
認識を示した。「外形的に行政文書だからといって、真実を伝えているかどうかは別問題だ。関係者で精査してもらいたい」と述べ、真偽の確認
を続けるよう求めた。

🔲高市氏の問題、有耶無耶で終わらせないでほしいですが:

自らの配下で作られた行政文書を 大臣が「捏造だ」と言い張る。 政府のすることが信用ならぬという立場なら もはや閣僚にとどまるのは無理。 これは小西議員への答弁 (捏造でなかったら閣僚辞任、議員辞職) にかかわらず、自明のこと。
 
高市早苗経済安全保障担当相は8日の参院本会議で、放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書を巡り「捏造された行政文書によって閣僚や議員を辞
職すべきだとは考えていない」と述べた。文書の内容については「私に確認が取られていないものであり、発言したことのない記述がなされているな
ど正しい情報ではない」と指摘した。野党は政権側が法解釈を事実上変更させ、番組に圧力をかける狙いがあったとみて追及した。...

🔲9日の「shuueiのメモ」さんが取り上げられたこの記事は衝撃的。総務省が政府に都合の悪い番組には介入して止めさせようとする気満々という恐ろしい内容です。虎の威を借る狐もここまでくると虎に同化してる感じです。安倍晋三時代の強権政治が分かります:

「古館は番組には出演させる。総理が呼ばれれば総理はけんかするだろう。」 20150306 - shuueiのメモ (hatenablog.com)