カンヌ映画祭/「怪物」で坂本裕二さん脚本賞、「パーフェクト・デイズ」で役所広司さん男優賞

今年ははやい! ジューンベリーが実って、5月なのに食べごろの黒い実も

アメジストセージが咲き出しています

そして、ピンクのバラも2番花が咲き出しました

カンヌ映画祭で是枝監督の「怪物」の脚本を書いた坂本裕二(56)さん、脚本賞です。坂本裕二さんと言えば、ドラマの脚本家としてお馴染み。

「1987年の第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を19歳で受賞、トレンディドラマのヒットメーカーに」(朝日新聞)。91年「東京ラブストーリー」。

私の忘れられない連続ドラマは、さだまさしの小説「解夏」が原作で菅野美穂藤木直人の「愛し君へ」。八千草薫さんも母親役で出演してドラマの中で森山直太朗の「さくら」が流れました。あとは「カルテット」や「大豆田とわ子と三人の元夫」は松たか子さんが主演でした。22年は林遣都と仲野太賀、松岡茉優柄本佑が出演した「初恋の悪魔」がありました。奥さんが森口瑤子さんなんですね。

内田樹さんがリツイートしました

★2010年から始まった独立賞(性的マイノリティーを扱った映画)も受賞!

世界3大映画祭の1つフランスのカンヌ映画祭で、脚本家の坂元裕二さんが是枝裕和監督の最新作「怪物」で脚本賞を受賞しました。日本の作品で脚本賞を受賞するのは、2021年に「ドライブ・マイ・カー」で濱口竜介監督と大江崇允さんが受賞して以来です。

「怪物」は独立賞「クィア・パルム賞」を受賞

 今回のカンヌ映画祭で、是枝裕和監督の最新作「怪物」は、カンヌ映画祭独立賞にあたる「クィア・パルム賞」を受賞しました。

この賞は、映画祭に出品された作品を対象に独自の審査を経て、性的マイノリティーを扱った映画に与えられている賞で、2010年から始まり、日本の映画としては初めての受賞です。

★是枝監督、LGBTQを扱った映画に贈られる独立賞を獲得【カンヌ国際映画祭】 (msn.com)

★そして、役所広司さんが男優賞!です。「無名塾」の師匠?仲代達也さんが名付け親だったかな、元役所勤めだったので「役所」に。世界的大スターになりました。そういえば、是枝監督の「誰も知らない」で柳楽さんが14歳で男優賞を獲って以来なんですね。

今朝の朝日新聞では「役所さん カンヌが祝福」という見出しで大きな記事が。縦見出しは「ベンダース監督『私の笠智衆、ここに』」です。

私の笠智衆」という言葉がピンとこない人もいるかもしれませんが、ヴェンダース監督は『東京画』で笠智衆厚田雄春にインタビューするなど、小津映画を超リスペクトしているんですよ。→「私の笠智衆」ベンダース監督たたえる 役所広司さんにカンヌ男優賞:朝日新聞
 
 第76回カンヌ国際映画祭で、役所広司さん(67)がビム・ベンダース監督の日本映画「パーフェクト・デイズ」で、日本の俳優としては2人目となる男優賞を獲得した。
それにしても、ヴィム・ヴェンダースビム・ベンダースと表記すると別人のように感じてしまうな。

★カンヌ映画祭 「怪物」が脚本賞、役所広司さんは男優賞 (msn.com)

第76回カンヌ国際映画祭で27日夜(日本時間28日未明)、授賞式が開かれ、是枝裕和監督の日本映画「怪物」の坂元裕二さんが脚本賞を、ドイツのビム・ベンダース監督が日本で撮影した日本映画「パーフェクトデイズ」に出演した役所広司さんが、男優賞を受賞した。日本人の男優が同賞を受賞したのは、2004年「誰も知らない」是枝裕和監督)の柳楽優弥さんに次いで2人目

★役所広司さん、カンヌ男優賞に輝き「やっと柳楽くんに追いついたかな」…日本人受賞は19年ぶり : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

 

★映画絡みでこのツィートも:

クエンティン・タランティーノは「60歳であなたが映画作りから永久に引退するなんてとても信じられない」という記者の言葉に微笑み、映画とストリーミングコンテンツはどう違うか、の話をした。
 
Breaking Baz @ Cannes: Quentin Tarantino Exclusive, Part 2 – Director Says He’s Open to Making TV...
In an interview with Deadline's Baz Bamigboye at the Cannes Film Festival, Quentin Tarantino says he won’t fully retire and talks TV a

★ついでに、想田監督の映画「選挙」「選挙2」が、prime videoに追加されたという:

内田樹さんがリツイートしました

日本の選挙のおかしさ、滑稽さ、不毛さを題材にしたドキュメンタリー『選挙』『選挙2』が最近prime video(見放題)に追加されたのでこれも観てほしい。 想田和弘監督のドキュメンタリー映画
 
選挙2
2011年4月の川崎市議会選挙。震災で実施が危ぶまれた統一地方選挙。『選挙』では自民党候補だった「山さん」こと山内和彦が、完全無所属