★のんさん、伊丹十三賞受賞、おめでとうございます
■授賞理由
俳優、ミュージシャン、映画監督、アーティスト……困難を乗りこえ自由な表現に挑み続ける創作活動にたいして。これまでの受賞者:糸井重里氏、タモリ氏、内田樹氏、森本千絵氏、池上彰氏、リリー・フランキー氏、新井敏記氏、是枝裕和氏、星野源氏、磯田道史氏、玉川奈々福氏、宮藤官九郎氏、清水ミチコ氏、小池一子氏、三谷幸喜氏
★「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」NHK(火)10時
作家・岸田奈美さんが自身の家族について綴ったエッセーを原作に連続ドラマ化!
ベンチャー企業家だった父は急逝し、母は突然車いすユーザーに。弟はダウン症、祖母はものわすれの症状が・・・。岸田さんは、そんな家族をめぐる、「楽しい」や「悲しい」など一言では説明ができない情報過多な日々の出来事を、笑えて泣けて考えさせられて、心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセーに。SNSで瞬く間に広がり人気を集めました。 ドラマでは、岸田さんが紡いだエッセーに、ご家族や関係者への取材によるエピソードや、独自の視点での脚色を加え、全10話で放送します。
【あらすじ】 岸本七実(河合優実)は高校生。学校では、きらきらした一軍女子たちの輪に入れずに、今日も同じ三軍同士、天ヶ瀬環(福地桃子)と授業でペアを組まされていた。いささか自意識をこじらせながら暮らしていたある日、母のひとみ(坂井真紀)から連絡が入る。ダウン症の弟・草太(吉田葵)が万引きをしたかもしれないというのだ。七実の、ありえないことが次々と起こるてんやわんやな日々が続いていく…。大好きだった父・耕助(錦戸亮)の死、あまりにマイペースな祖母・芳子(美保純)との生活など、さまざまな出来事と向き合い、必死で笑い飛ばし、時々涙しながら、七実は「作家」としてブレイク・・・する予定?
☆BSで先に放送があったそうですが、初見。河合優美さん、さすが。父親役の錦戸亮さん、最近見ていなかったので懐かしい! 母親役の坂井真紀さんは、映画「春に散る」でもそうでしたが、母という役割と同時に女も感じさせて、いつも上手い。
★「海のはじまり」フジテレビ系(月)9時
1話から引き込まれるようにして見ました。会話がとても自然ですし、最初から劇的な状況が淡々と進んで行くようで、時間が経つのが早く感じます。どの俳優さんも自然。子を産む女性は母親になれるけれど、自分の子が生まれたことを知らない男性はどうやって父親になるんだろう…という物語でも。7年前に付き合っていた女性が自分との子どもを残して亡くなって、7年後その子が現れて突然父親になるというスタート。主演の目黒連がブレイクした「Silent」チーム(脚本・生方美久X監督・風間大樹)が手掛ける「親と子」「家族」の物語。有村架純、古川琴音、大竹しのぶ、池松壮亮、「海」役の子役の泉谷星奈、皆適役。
★「ブラックペアン シーズン2」TBS系(日)9時
前回は見ていないので初見。医療ものですが、二宮和也演じる天才外科医・天城のキャラクターが手塚治虫の「ブラック・ジャック」にちょっと似ているような。「エンタメ医療もの」で、患者に財産を賭けた運試しを強要して、手術を実行する天城ですが、助手的役割の外科医世良を竹内涼真。前回「Believe」で木村拓哉と共演した刑事役も儲け役的でしたが、今回も天城のアシスタント的狂言回し役がぴったりはまってます。
★「新宿野戦病院」フジテレビ系(水)10時
こちらは緊急医療エンタメ。新宿・歌舞伎町の病院「聖まごころ病院」を舞台に様々な登場人物が登場、米国籍の元軍医で岡山弁と英語を話す小池栄子さん。新宿という(実際には行ったこともないのですが)猥雑な地域がとてもリアルに感じます。英語と岡山弁のセリフが可笑しい。登場人物皆一癖も二癖もあって…ドタバタが過ぎるような展開ですが、脚本・クドカンさんですから先が楽しみです。
★「西園寺さんは家事をしない」TBS系(火)
コメディですがハートフル。主演の家事をしない38歳独身キャリアウーマンを演じる松本若菜さんのカラッとしたキャラクター(それに美しい)がとても活き活きと魅力的。大家さんで店子で入る同じ職場の子持ちで妻を亡くしたばかりの年下男性(松村北斗)と、偽家族になるという。3回目は男性の亡くなった妻の母親が訪ねて来て…という設定でしたが、妻の母親が亡き娘の夫を『息子』と呼べるまでのお話が、無理なくとても良い感じでした。
★「あの子の子ども」フジテレビ系(火)11時
深夜なので録画で見ています。主演が細田佳央太と桜田ひよりなので、見始めました。愛し合ってる高校2年生が避妊に失敗して妊娠してしまいます。福(さち・桜田)は父親が海外赴任で母(石田ひかり)が留守を守っている。宝(細田)は母子家庭で母(美村里江)は介護士。中絶を目的に産婦人科医を訪れる福ですが・・・16歳を繊細に演じる二人が魅力的。細田佳央太は2001年生。2021年「ドラゴン桜」で東大専科の生徒役、22年、水墨画の映画「線は、僕を描く」では主演の二人(横浜流星&清原香耶)の学友仲間を河合優美さんと二人で。23年大河ドラマで徳川家康の息子を演じていました。主演映画は23年のコチラ:孤立無援の籠城戦:映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 - 特別な1日 (hatenablog.com)
★「笑うマトリョーシカ」TBS系(金)10時
原作は、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した同名小説。主演に水川あさみ、共演には玉山鉄二、さらに櫻井翔という豪華キャストを迎えてお送りする。
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