🔲被団協の箕牧さん「なんで日本に。ガザの人たちだと思った。子どもが血いっぱい出して・・80年前の被爆当時の日本と同じ、重なりますよ・・・」:
◎13日の日曜日に放送されたNHKスペシャルは19行の詩とその詩を詠んだ詩人リフアト・アライールさん(1979-2023)についてでした。
詩人は昨年12月にイスラエルの空爆で命を失っていますが、残された詩は、この詩を読む人に「あなたは生きなければならない」と訴え続けています。
If I must die ガザ 絶望から生まれた詩
初回放送日:2024年10月13日
絶望的な状況が続くパレスチナ・ガザ。そこで生まれた一編の詩が、いま70以上の言語に翻訳され、世界を駆け巡っている。この詩を書いたのは“言葉による抵抗”を掲げてきたガザの詩人リフアト・アライール。「私の物語を伝えてください」と語るその詩は、詩人の死と共に世界に拡散した。“戦争”という暴力を前に、言葉は抵抗の力となりうるのか。詩人が言葉に託した思いとそれを受け取った人々の姿をドキュメントする。
”If I must die” by Refaat Alareer
If I must die、
You must live
to tell my story
to sell my things
to buy a piece of cloth
and some strings,
(make it white with a long tail)
so that a child, somewhere in Gaza
while looking heaven in the eye
awaiting his dad who left in a blaze-
and bid no one farewell
not even to his flesh
not even to himsefl -
sees the kite, my kite you made、flying up above
and thinks for a moment an engel is there
bringing back love
If I must die
let it bring hope
let it be a tale
リフアト・アライールさんの詩もし私が死ななければならないのならもし私が死ななければならないのならあなたは生きなければならない私の物語を伝えるために私の遺品を売り布切れと少しの糸を買うために長い尻尾のついた白いものにしておくれガザのどこかにいる子どもが天を仰ぎ見て炎に包まれ旅立った父を待つとき ─その父は誰にも別れを告げられなかった自らの肉体にすら自分自身にすら ─あなたが作る 私の凧が舞い上がるのを子どもが見てほんのひととき 天使がそこにいて愛をまた届けに来てくれたと思えるようにもし 私が死ななければならないのならそれが希望をもたらしますようにそれが物語となりますように