「1985年のショパン・コンクールとアンドラーシュ・シフ」と映画「国宝」

◎今から40年前の1985年は私にとって忘れられない年です。

まず、プロ野球で、阪神が初めて日本一になりました。バース、掛布、岡田が巨人の槙原投手から「バックスクリーン三連発」のホームランのまるで作り話のような快挙がありました。そして、毎週水曜の午前中、豊中から車で来られる先生のヨーガ教室に小学校からの友人と一緒に通い出したのも、この年の12月からでした。(今は、駅前ビルの建て替え工事が切っ掛けで、水曜教室がなくなり、新しい先生の個人的な『自力整体』になりましたが)

そして、もう一つ、この年は5年ごとのショパンコンクールの年に当たり、19歳のスタニスラフ・ブーニンショパンの「英雄」を演奏する映像で始まるNHKの「ショパン・コンクール~若き挑戦者たちの20日間」というワルシャワでのピアノコンテストのドキュメンタリー番組を見たのが1985年12月でした。これがその後クラシック音楽をが楽しむきっかけになりました。

そして、今年2025年は、ショパンコンクール開催年で新たな優勝者が生まれています。日本人ピアニストは4位入賞でテレビでも取り上げられていました。ところで、次のツィートにあるアンドラ―シュ・シフさんの名前も、ブーニンさん切っ掛けで知ったピアニストの方でした。「コンクールは良くない」と仰っていますが、門外漢にとってコンクールの結果は関心を持つきっかけにはなりますので、悪いことばかりではないように思います。

「コンクールは良くないものだと思います。音楽はスポーツではありません。芸術には計り知れない多くの要素があり、速さや距離などで数値化することができません。審査員の嗜好や感情が入り込んでしまうのです」 アンドラーシュ・シフ

アンドラーシュ・シフが世界文化賞の記者会見に出席「音楽で平和をもたらすことができると信じています」 – ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル

 

🔲「保守」ってなんだ❓

◆「保守」ってなんだ?
農業も守らない。
医療も守らない。
個人事業者も守らない。
文化・伝統も守らない。
学問・教育も守らない。
社会的弱者も守らない。
子供・女性・高齢者も守らない。
憲法も守らない。
 
守っているのは権威・権力だけだ。

◎先週日曜のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」は、内容がまさに蔦重による導きで(助言を得て)、喜多川歌麿が、今までの女性の全身を描いたものから、女性の顔を中心とした胸から上を描いた「美人大首絵」が生み出される過程を取り上げていました。その後、滝沢馬琴葛飾北斎が登場して大騒ぎ?でしたが:

 

なるほど馬琴は性格は変わり者だったが顔は色男だったのか。なるほどイケメンの津田さんが配役される訳か😆
蔦重は北斎、馬琴、一九を耕書堂で下働きさせ、のちの化成文化へ繋がせるんだな。

◎先日、山口県の山の中暮らしのWさんからお電話。お互いの近況報告をして・・・そうそう、田圃があって、今までは借り手からお米をもらうことになっていたのに、最近は「借りてもらっている」立場で、お米ももらえないよとのこと。耕作放棄地が増えるわけです。で、最近東京の娘さんが帰ってこられた時、「国宝」の話になって、観る前に読んだ方が良いよと言ったら、原作本、上下2冊持って帰ったとのこと。

「近くの映画館でまだやってる」と私。「もう一度、観たいね」という話も。私は複数回(以上)「観てるんでしょ」と言われましたが、二人で「もう一度、観たい」。

ところで「国宝」で喜久雄を演じた吉沢亮さんは、朝ドラのラフカディオ・ハーンを取り上げた「ばけばけ」で英語教師?役で登場、俊介を演じた横浜流星さんは、今年の大河ドラマの主役・蔦屋重三郎を演じていて、毎週日曜日が楽しみですが、それもあと残り2ヵ月になりました。二人の映画「国宝」の話題です:

アメリカ、カナダ、香港と相次ぐ公開に続いて、台湾も:

 
日本映画「国宝」、李相日監督が訪台 台湾公開に合わせ japan.focustaiwan.tw/entertainment-
 
日本映画「国宝」が台湾で23日に公開されるのに合わせ、同作の李相日監督が同日、台北市内で開かれたPRイベントに出席した。

★東京のカンヌ監督週間で「国宝」上映:

李相日の「国宝」など5作、特集「カンヌ監督週間 in Tokio」で上映決定(コメントあり) natalie.mu/eiga/news/6454
 
 
 
 

★6月6日の初公開日から20週目:

【宇野維正の映画興行分析】公開20週目に入った『国宝』、いよいよ実写日本映画歴代興収1位の座に王手
 
 

 

★「二人が似ている」という台湾メディアのインタビューに答える李監督:

『国宝』李監督への台湾メディアによるインタビュー抜粋。吉沢亮横浜流星が劇中で「似ている」と言われていることについて回答してるんだけど胸に響いた。2人はソウルメイトのような関係になるまで役と深く向き合ったんだろう。途轍もなく尊いものを見せてもらったんだなぁ。