女子フィギュアSP・氷上の対決!

まず、日経の朝刊から女子フィギュアSPの結果を
 

いつもは順位の結果だけで点数表など見たこともなかったフィギュアですが、今回はジックリ見てみました。
真央さんが飛んだ”トリプルアクセルとダブルのトーループ”とキムヨナさんの”3回転ルッツと3回転トーループ”の基礎点そのものが、9.50と10で差がありましたね。それに加点(印象点?)で0.20と2.00で1.8の差。合計で2.3の差。スパイラル、同点。ステップは4.30と4.00でこれのみ上。スピンも10.90と11.50.合計技術点で41.50と44.70で3.20の差。
演技構成点の項目「振り付け、技のつなぎ、音楽の表現、身のこなし、スケート技術」で全部下回り合計で32.28と33.80で1,52の差。
総合計、真央さん73.78と、キムヨナ78.50で4.72の差。
ということは、元五輪フィギュアの渡部絵美さん(伊藤みどりさん以前はフィギュアスケートといえばこの人でした、私達世代には)が現地から報告されていたスピード感の違いというのは、スケーティングや技、ジャンプの回転、技から技の移行とかの(その場で全体を見ている者には判る)スピードや流れに質の差があったということなんでしょうね。
昨日の「ちちんぷいぷい」でスタジオの角さんが、現地と音声でつながっている渡部絵美さんに「こっちで見てたら、なんでそんな差があるのかわからん」と言うのに対して、「現地で、その場で、見ていないと解からないでしょうね〜 でも、違うんです。スピード感が、あきらかに。悪いことに真央ちゃんが滑ったすぐ後だから比べられて余計に違いが解かるんです。今回は仕方ない。明後日フリーで真央ちゃんにトリプルアクセル2回飛んでもらって、キムヨナさんには一寸つまづいてもらって・・・」で、日本のスタジオのみんなもやっと納得という具合でした。
夕方、実は「見た〜? どう〜?」と電話を頂いて、この話をしました。悔しいけど、あの渡部絵美さんが言われるんだから納得するしかないし、実際、「テレビで見るのと実際は違うということは、ある!ある!」と彼女も納得、二人で「フリーで頑張ってもらおう!!」でした。
真央さんのお姉さんのお話ですと、SP5点以内の差は「想定の範囲内」だそうですし、真央さん本人、試合後の会見で、キムヨナを横において、「金がほしいです!」と。うれしいですね〜。キムヨナさんは「オリンピックでは何があるかわからないから・・・」と謙虚、弱気? 
演技の順序も日本人の中で鈴木さんトップ、昨日最後で嫌だといっていた安藤さんが次、昨日と違って真央ちゃんはキムヨナの次。
いけるかな〜!! 明日が、怖いような楽しみ!!