2014-01-01から1年間の記事一覧

今年の終わりに

いよいよ2014年もあと2日で終わります。 2009年の1月にスタートしたこのブログもまる6年を終わることになります。 年々、月日の経つのが早く感じるということは、わが身の動きが遅くなっているってことですね。越年の宿題も抱えてしまいました。ゆっくり考え…

金曜デモと「震災関連死3194人・避難者23万人」と貝原前兵庫県知事の言葉

いよいよ今年も押し詰まってきました。満年齢の古稀の年がもうすぐ終わります。昨夜は同い年の小椋佳さんが9月に行ったというNHKホールでの生前葬コンサートのダイジェスト版がありました。最後に、ホールにいる人たちも自分の歌を聴いて同じように40年の…

「反軍演説」と戦後の斉藤隆夫(「英雄たちの選択」)<4>

昭和15年(1940)2月2日. 第75回帝国議会。いよいよ、”ねずみの殿様”、斉藤隆夫が登壇する。まず日中戦争の実態から説き始める(肉声で):「外の事ではない、此の事変を遂行するに当たりまして過去2年有半の長きに亘って我が国家国民の払ひたる所の絶大な犠…

「反軍演説」すべきか否か?(「英雄たちの選択」)斉藤隆夫<3>

さて、斉藤の粛軍演説の後も大陸では戦線が拡大し政府は窮地に追い込まれていくことになる。 昭和12年(1937)7月. 北京郊外で日中戦争勃発。 首都南京が陥落、日本軍は南へと進軍した。戦線は中国各地に広がる。中国側の予想外に強い抵抗に遭い戦いは泥沼に入…

2・26事件直後の「粛軍演説」(「英雄たちの選択」斉藤隆夫)<2>

司会の渡邉:では、まず2・26事件直後の”粛軍演説”に至るまでの斉藤隆夫です。 昭和11年(1936)2月26日 東京。 陸軍の青年将校がクーデターを起こした。武力による政権転覆をはかった2・26事件である。総理大臣官邸などが襲われ、二人の閣僚と陸軍教育総監…

開戦前夜の反軍演説(NHK/BS「英雄たちの選択」)<1>

◎12月7日の「森の中の畑は森か」さんのブログ「 歴史に学び、歴史になる」の中で、NHK・BSの番組で政治家斉藤隆夫の反軍演説を取り上げた番組の再放送を教えて頂きました。 録画して見た番組は今の日本の政治状況の中でとても考えさせられる内容でした。まず…

よみがえりの冬至の日の『メモ』より

いつも食卓の上で使っているパソコンを片づけるのにテーブルの下の小さな四角い籐の椅子(スツール)の上に置いています。先日2度、その椅子から落としました。高さ20cm位です。一度目の後、写真が取り込めなくなり、二度目の後、インターネットの接続がで…

衆院選から一週間・・・「意外と追いつめられている」

◆衆院選の投票率が52.66%の最低だったことに、翌日のコーヒータイムで母が「年寄りが行かなかったのか若い人たちが行かなかったのか?」と。私も”どっちかな〜?”と思ってました。その日たまたま大阪に居て、祖父母を訪ねてくれた30代の姪っ子に尋ねたら、…

金曜デモと鈴木邦夫さんと内田樹さん(「カネ優先」見直すとき)

金曜デモについて、いつも土曜日にと思っていましたが、1日遅れで今日になってしまいました。 ◆19日の金曜日、「青空学園だより」のブログ主Nankaiさんは今年最後の大阪関電前抗議に参加されました。その様子を写真と記事から引用させていただくと: 今日は…

ミニ忘年会を終わって・・・

昨日、金曜日は前日に比べると少し寒さも和らぎました。 我が家はこの日は近年最少のミニ忘年会でした。毎年声をかけている86歳のNさん、Nさんと二回り違うSさん、そしてSさんの8つ年長の私。火曜日にメールが入っていた山口のWさんは、NさんとSさんの間の同…

12月のお茶のお稽古

寒い木曜日、午後からお茶のお稽古でした。 車庫に車が入っていないので玄関の扉を開ける前に先生のお庭を。椿のツボミと実物が冬の庭を華やかにしています。 久しぶりに三人そろってのお稽古でした。先生があったかい生姜湯を出してくださって、Nさんの生ま…

俳句仲間、源五と三平の忠臣蔵

昨夜の「NHK歴史秘話ヒストリア」は、赤穂浪士の一人で俳人でもあった大高源五でした。そういえば14日は討ち入り。そうそう、句会やお茶会で探りを入れていたのは大高源五だった。俳句を取り上げるんだったらひょっとしてと立ったままで見ていたら、出てきま…

月曜のこと・・・

] ○選挙明けの月曜、午前中に来るという姪っ子がお昼前ギリギリにやってきて、母は千里の俳句教室に出かけるので、会えてよかったすれ違いでした。母に代わって私が2時半までお相手をしました。母が二人のために準備していた昼食のおかずやおつゆの小鍋を我…

「報道統制にテレビ界無力」(古賀氏)と選挙特番と

◎「世相を斬る あいば達也」(12月14日)「●勝つ為なら“何でもありの安倍官邸” 日本文化の本質を汚す」から古賀茂明氏の「週刊現代」12月20日号の記事の一部をコピーです。 古賀茂明「日本再生に挑む」 自民党の圧力文書 ▽ 衆議院解散前日の11月20日付で、自…

予想通りの選挙結果と澁谷デモと羽生V2

◎昨日は夕方から夫の仕事の同僚(ドイツ人1人と2人の中国人)が来日。車で蛍池で出迎えてホテルまで、その後夕食という事で、私は一人でした。 選挙は数日前、隣の両親が期日前投票に行くというので、二人で付き添って私たちも済ませてきました。斎藤隆夫の…

”金曜デモの代わりに”と翁長氏の就任あいさつと『この道っ!』

◆昨日金曜日の官邸前抗議は、今日のデモのためにお休みだったそうですが、代わりに近未来を予測するお話が。 蛙ブログから「特別な1日」さんをお訪ねになっている方たちのために今回もご紹介を。 「人類の終末」という本について書かれていますが、機械が人…

稲から牧落へ花のお店を訪ねて・・・

(<「希望の牧場」で被曝牛を飼う吉沢氏インタビュー(人民新聞)>に次いで二つ目です) 雨上がりの午後、前日に教えてもらった花のお店「ペシュカ」を訪ねて歩きました。 昔、それも大昔、5,60年ほど前の箕面、平尾と呼ばれた地域。 その、今私が住んで…

「希望の牧場」で被曝牛を飼う吉沢氏インタビュー(人民新聞)

◎小出裕章氏のインタビューをコピーして紹介した人民新聞。 12月更新された記事は被曝した牛を政府の全頭殺処分に抵抗して育てている吉沢正巳氏のインタビュー記事です。 吉沢氏は、被曝した牛を「希望の牧場」で、「放射能事故の影響を記録するための生きた…

読売新聞の記事から

隣りの母が毎日、夕方、読み終わった読売夕刊を届けてくれます。 昨日の夕刊の小さな記事ですが、読売にしてはとチラッと思った記事を2つ。 一つは、ウィーンで被爆体験を伝える方のニュース。 もう一つは福島の原発事故の鼻血問題で騒ぎになったマンガ「美…

「GDP成長率-1.9%に下方修正」と”オッサン政治”ダメ!(怒女子)

師走も10日になりました。次の日曜日はもう選挙の投票日です。 今朝の新聞(日経)より: ◎特定秘密保護法が施行されました。◎各地の放射線量、大阪、8日計測分、地上1mで0.082マイクロシーベルト/時間。福島県内は9日午前8時計測で、高さは地上1m。機器点検の…

12月8日と10日の「兄はスパイじゃない」と特定秘密保護法

◎NHKがおかしくなって久しいのですが、最近は徹底しているようです。天皇陛下や皇后美智子さまのお言葉でさえ戦争に関係する箇所はカットされます。先日は、菅原文太さんの死去を伝えるニュースでまた「戦争」に関する発言がカットされたとか。宝田明氏が番…

「トモダチ作戦2名死亡」と「大丈夫?あんぽ柿」、そして「先片づけ」

◎まずおすすめ記事を二つ、「みんな楽しくHappy♡がいい♪2011年3月11日。その後私は変わりました。」さんからです。どちらも福島の原発事故のその後を示すものです。 ◇福島の原発事故直後三陸海岸沖に米軍原子力空母〈ドナルド・レーガン〉が停泊。トモダチ作…

内田樹氏講演:「のれん分け戦略」から『買弁』へ、そして安倍政権と「山河と死者で立て直し」

(忘年茶話会に次いで二つ目です) 11月26日の「内田樹の研究室」に掲載された「資本主義末期の国民国家のかたち」というタイトルの講演。とても長い講演ですが、今の日本を理解するうえでとても解り易い解説になっています。メモ代わりに論旨を追って抜き書…

忘年茶話会

6日、昨日は師走の第1土曜日。平家物語の日です。 この日は、年に一度の茶話会が予定されていました。私は昨年の9月から参加ですので2度目です。去年は丁度父が老健に入所中でしたので老健通いと退所があってバタバタしながらでしたが、今年は両親とも一つ年…

「4人目はリベラル」と「沖縄、そこまでやる!?」と「官邸前と関電前のデモ」

◆金曜デモの前に、選挙について大阪9区の方々に。 安倍政権のアブナイ政策、集団的自衛権も特定秘密保護法も、天皇を元首にという憲法改悪も、そして原発再稼働ばく進もアベノミクスも反対、だけど、維新か、共産党しかないというのでは・…と考えている方に…

内田樹著「街場の戦争論」と林真理子さん

四国の(山の)写真家であるtoshiakiさんのブログ「Landscape diary ランスケ ダイアリー。山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景… 視線の先にある風景の記憶を綴ります。」で、内田樹氏の「街場の戦争論」という本を取り上げておられます。選挙前に読む…

オランダ国王のスピーチ

先月末の10月29日、国賓として来日されていたオランダのウィレム・アレクサンダー国王が、天皇・皇后両陛下主催の宮中晩餐会でスピーチをされました。新聞でその内容まで紹介されたのか見逃していましたが、この日曜日(11月の30日)の日経新聞の「日曜に考…

聖天さんの開運歴と格差グラフ

←柿花火を見て聖天さんへ。 前日の雨も止んで昨日は朝の冷え込みは厳しかったものの、晴天になりました。 12月に入ったら、一度、紅葉狩りに滝まで歩いて来ようと思っていました。今年は箕面も人出が大変で、先週などは阪急の駅では入場制限をしてたとヨーガ…

菅原文太さん、流行語大賞、そしてプロフェッショナル庭師スミザー氏

◎先週の金曜ロードショーで高倉健さんの「幸せの黄色いハンカチ」を見たところでした。その同じ日に81歳の菅原文太さんが亡くなられたことを昨日知りました。昭和はいっそう遠くなりにけりの感が・・・ 菅原さんといえば、映画スターというより(考えてみれば…

読売新聞の「性奴隷」謝罪と米国2紙の反応

先日、日経を読んでいた夫が、「やってるじゃないか! 讀賣だって朝日のことを批判できるのか!!」と大きな独り言を言っています。 讀賣が謝罪文を出したというニュースです。それも、あんなに批判していた「性奴隷=sex slave」という言葉を、自ら英字新聞…