「“フクイチ”で新たな恐怖! 最悪の『地底臨界』危機進行中?」


◎昨日の朝、朝刊を読んでいる夫に、「テレビで、ポツダム宣言をまだ読んでないからと安倍首相が答えていたよ、よっぽど認めたくないのね〜」と私。いつになく夫も、野党とのやり取りが載っている紙面を指しながら「どれもこれもウソ。あいつは平気でウソを言う」と。「そうね、もう、ウソも方便なのね」と私。「いや、意図がある」と夫が。「そうね、騙すか、はぐらかすか、誤魔化す為にウソを言ってるよね」。普通”嘘つき”と言われることは人格否定にもつながることなのに、”平気”というところが、普通じゃないですね。(昨日の「生き生き箕面通信」さんが「年季の入った筋金入り」を説明:http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/52f35a41551959be9de1fb976d5a4b88
◎「あきつ・あんてな」さんの5月12日のブログのタイトルは、「不安なことだらけ・・・フクシマ・憲法マイナンバー」でした。
先日、Sさんとのお茶飲み話でも話したことですが、「新聞テレビで一切言われていないけれど、今、福島、大変みたい」と。ニュース元は飯山一郎氏のブログです。飯山氏(1946生)は、先月ひとりで十三(じゅうそう)の第七劇場で立ち見で観た映画「蘇生」にもインタビューを受けて出演されていたバイオ学者であり、九州の養蜂家であり、「一日30万アクセスという驚異的な発信力を持つブロガー」でもある方です。私は(も)、単なる煽り記事を書く方ではないと思っていますが、書き方が一寸そんな風に受け取られないかと心配ですし、取り上げるには…と躊躇してしまうところがありました。
「あきつ」さんが、ブログで取り上げておられるのに意を強くして、私も触れてみることにしました。
◎まず、「あきつ・あんてな」さんが最初に取り上げておられる[“フクイチ”で新たな恐怖! 海外の研究者や政府関係者が不安視、苛立つ最悪の「地底臨界」危機進行中?/プレNEWS 4月28日(火)6時0分配信]の記事がおススメです。
★コチラで:http://d.hatena.ne.jp/amadamu/20150512/1431441820
○これは、17日(日)のNHKスペシャル廃炉への道 2015/"核燃料デブリ" 未知なる闘い」の内容を補足する記事になっています。デブリは今どこにあるのか? 最悪の場合は? 
◎飯山一郎氏のブログ(http://grnba.com/iiyama/)は、その最悪の場合がすでに起こっているという記事です。(読み方の括弧内、太字、大きさby蛙)

◆2015/05/11(月)  各地に降る黄色い粉の原因は…

海水に無限に含まれる硫黄だ!


福島の溶融燃料は地下深くにある!と示している画像を、昨年、在日スイス大使館が公開した。 (記事:http://enenews.com/image-published-embassy-japan-shows-fukushima-melted-fuel-deep-underground-photo


<中略>


4月あたりから東日本の各地に降っている黄色い粉…。
「あれは黄砂だ。花粉だ」 と、楽観主義者や無難主義者は軽く考えているが…、
cml2wl氏は、「海水中に含まれる硫黄だ!」 と 鋭い指摘をしている。
cml2wl氏は、
福島原発の地下水を描写するポンチ絵は、ほとんどすべてが陸から海へ傾斜している。まるで『溶融デブリにあたっている水は真水です』と言わんばかりに…」 と書いた後、
「海に近い地面をボーリングすると、海水が出てくる。そうだとすると、溶融デブリによって放射性硫黄が生成されているということになる。」

と、黄色い粉の原料が海水中の硫黄であることを指摘した。



そのとおりだ!と鷲(わし)も思う。


フクイチ原発から出ている大量の水蒸気は、海水によるものなのだ。だから、黄色い粉は放射性硫黄なのだ!


それだけではない。
海水中には、地球上の元素の大半が含まれているから…、
硫黄だけでなく、海水中の元素の全てが、3000℃以上の超高温で煮えたぎる核燃料デブリに触れて放射化する!


であるから、フクイチの水蒸気には、無数の核種が含まれている。全ての核種!ということだ。


ありとあらゆる海水中の物質がフクイチの地下で放射化して、放射性水蒸気となり、地上に噴出する毎日。


そうして、大量の水蒸気雲が団子状になって、何百キロ、何千キロ先まで飛んでゆき…、重い雲なので、やがては地上に降る。降った地域の湿度は、何時間も100%になる…。


この高湿度をもたらすものは、何?
フクイチから飛んできた放射性水蒸気雲(プルーム)が原因だ! と誰でも分かることなのに、マスコミは論外として、日本の知識人たちは頬かむり。

<後略>

◎本文は過度の冗句や誇張交じりでなかなか信じられませんが、最悪の場合を想定しなかった結果が福島の原発事故なので、飯山一郎氏のように最悪に備えて警告を発したり用心する方が科学的なのかも知れないとも思います。一切を無かったことにしたい現政府のやり方に対抗するには煙に巻きながらの警告なのかもしれません。「あきつ・あんてな」さんのブログを訪ねて、つづく「憲法マイナンバー」の心配についても読んでみてください。憲法について一部をここにコピーです:


<前略>

こうした正々堂々の議論を避け、うわべの言葉でごまかしながら、なし崩し的に既成事実を積み重ねていく方法はまさに戦前の昭和史と同じです。「ここまで来てしまったのだから、もうしょうがない」。そういうことの繰り返しで、日本は、ずるずるとあの不幸な戦争へと突入していったのです。このような安倍首相の手法は、必ず国の行く末を誤り、国民の生活を破綻させることになると危惧しています。


日本国憲法の理念の根本は国民主権です。これは自由な意思を持つ市民の自由な議論によって得られた合意に基づき共同体国家がつくられ、その共同体国家を規制し、自分たちの生活を守るためにつくる最高法規こそが憲法だというものです。その根底には、個人の自由な意思表示というものがあり、これが憲法上の一番大事な原則になっています。


このことを国民一人ひとりが今一度しっかりと理解し、きちんとした自己主張を展開すべき時にさしかかっているのではないでしょうかそのくらい今の日本は危機的状況にあります。憲法改正についても、誰かによって誘導されたり強制されたりするのでは国民主権ということには決してなりません。

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そもそも、政治というのは国民の大多数が一定の生活を維持できるようにするために機能しているわけです。もちろん自由競争を否定しているわけではないけど、野放しの自由競争は結局、弱肉強食の世界になってしまう。それではダメだよということで社会保障の仕組みや、工業でも農業でも同じだけど、セーフティネットをつくることで、なんとか資本主義は生き延びてきたわけです。それをまた野放しの自由競争に戻そうというのですからね。


ただし、すべてを安倍さんのせいにばっかりしていてはいけない。日本が民主主義国家である以上、主権者たる国民が政権を決めるシステムなんだから、自立した国民が自分自身の判断で行動し、その責任を持たなければ、せっかくの民主主義を生かすこともできません。


その意味でいえば、日本の今の政治状況は、日本人がまだ主権者として『自立できていない』という現状の現れとも言えるのです

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◎上記コピーした発言者は小沢一郎氏です。小沢氏の発言は、いつも本当にマトモだな〜と思いますが、残念なことに政治的な影響力が・・・。一郎が重なりました。(写真上からピンクのクレマチス、一週間ほど前のつるバラのカクテル、去年に続いて咲いたデンドロビウム、そして白さが際立つ十薬(ドクダミ))