福島原発4号機最新プール映像と中塚大臣の「視察記」

先日から世界が心配する福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの話題を蛙ブログでも紹介しましたが、
今朝、「カレイドスコープ」さんのブログを覗いたら、写真入りで4号機の使用済み燃料プールの状態が紹介されていました。
また、中塚一宏内閣副大臣がご自分のブログで視察記を書いておられ、その記事も写真入りでソックリ紹介されています。
ぜひ、カレイドスコープさんのブログでご覧になってください。
中塚内閣府副大臣の4号機建屋入りと最新プール映像」はこちらです:http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1257.html
「視察記」の紹介の後、カレイドスコープさんが民主党馬淵澄夫議員の「原子力バックエンド問題勉強会」について書いておられます。

「※原子力のバックエンド問題とは、高速増殖炉もんじゅ」の廃炉六ヶ所村の再処理施設の問題を包含した使用済み核燃料全体の扱いをどうするかの問題。


原発大国・アメリカの最大の問題は、実は、この使用済み燃料のバックエンド問題で、いずれすべての原発廃炉にしたとき、国家財政をゆるがすほどのコストがかかることが分かっている。

日本の原子力マフィアの飼い犬である隠蔽官僚、ペテン政治家ほどではないにしても、米政府も、この問題を積極的に語りたがらない。しかし、それは確実に「やってくる未来」で、そのとき、アメリカという大国が、どのようになっているか、誰も想像できない。


日本を含めて、原発先進国の中で、この原子力バックエンド問題を解決できた国のみ、経済的に強い国として存続することが許される。この問題にいち早く取りかかることこそ、最大の景気浮揚策であることが、現政権の無知蒙昧には、まったく理解できないのです。


野田、枝野、細野には、原発のバックエンド問題の概念など、きっと理解できないでしょう。彼らの頭の中は「金、金、金」だけだからです。

そして、「余談ですが、ここでちょっと思い出してみましょう」と2005年のマンション耐震偽装問題に触れておられます。
是非読んでみてください。

◎先ほどもお電話いただいたお喋りの中で、昨日のつくばの竜巻みたいなのが福島を襲わないとも限らないし、心配ね〜と話していたところでした。原発事故は「収束という状態」ではつくづく「ない」と思います。