スーパームーンと山菜尽くしの連休最終日

昨日の午後、チャイムが鳴ってご近所のKさんが傘をさして立っておられます。外へ出てみると紙袋にお土産を。
Kさんは小学校と高校の1年先輩。一寸怖い?感じの方でお話したことはありませんでした。
数年前、一人暮らしのお母様と同居のため家を建て直して、駅の西側から引っ越してこられました。
そのお母様がお一人暮らしの頃、夕方の散歩で我が家の前を通られます。私が水やりとか何かの用で玄関を開けて外に出たときに立ち話をするのですが、必ず一回は「ウチの節子とアンタは申年の同い年。早生まれで学年は1つ上やけど…」と仰います。母も顔を合わせると「ウチの娘とお宅の娘さんとは同い年」と言われたとか。セッちゃんと私を結び付けてくださったのはこの今は亡きお母様かも知れません。
亡くなられた時、お隣の班長さんと一緒に自治会から出る香典を届けに行きました。
「東京の兄の所に仏壇もお墓もあるんだけど満中陰まで家に居るのでお参りして行って」と言われましたので、二人でお線香をあげてお参りさせていただきました。
それから、道で会ってもお話したり、お母様の時と同じで我が家の前で立ち話をしたり、そして、昨年は、「さようなら原発1000万人署名」を思い切ってお願いに行きました。即答は出来ないということでしたが、後日、お貸しした週刊誌を持ってきて、「私、決めた!」と署名してくださったのでした。
つい先日、加賀市の従弟が山で採れた筍をドッサリ母の所に送ってきた時には、「去年の丹波の黒豆のお礼」と言ってお裾分けしました。
そんなこともあって、「連休中、白馬の麓の棚田に高校のクラスメート10数人で出かけていたので、そのお土産」と山菜を届けに来て下さったのでした。「『のかんぞう』は酢味噌で食べて、『こごみ』(ざるの左手前)と『こしあぶら』(右)は天ぷらで」ということでした。「実は、ウチの人も荷物担いで西穂高へ行ってたんだけど、本当は今日までの予定だったのに、天候が悪いからと1日早く帰ってきたの」と言ったら「一番のお荷物が…」と言われ、「そう、そう、未だ一日あると片付けものを延ばしていたので大慌て!」と二人で大笑いしました。
 で、その夫の下山してから買ったというお土産も山菜でした。「こごみ」と「こしあぶら」と「タラの芽」。山の上ではフキノトウを炒めて食べたとか。その前の山行で、山菜名人から天ぷらを教わったので今日は自分で揚げるとのこと。あんまりの量に、山菜図鑑を取り出して料理法を考えています。心配するほどの量でしたが、酢味噌和えの「のかんぞう」と、胡麻和えの「こごみ」、そして天ぷらの「こしあぶら」と「こごみ」、隣の両親にも少しずつお皿に盛って夕飯前に届けました。
山のように作った天ぷらとかき揚げは、日本酒と白ワインとともに、3人ですっかりはけてしまいました。
山の幸の香りと味の恵みでした。

一息ついて落ち着いた頃、そうそう、今夜はお月さんを見なくっちゃ!
「るりとうわた」さんのブログ(http://d.hatena.ne.jp/sasameyuki47/20120505/p1)で知ったのですが、
月の楕円形の軌道が地球に一番近い距離の満月をスーパームーンというのだそうです。
大きさもいつも見る月より一回り大きく明るさにして3割増しという「スーパームーン」です。10時頃、サンルーム越しの写真です。


アジサイのような真っ白な花、
ソックリですが、違いがあります。
左は葉より下にぶら下がって咲くスノーボール、右は葉より上に顔を出して上向きに咲くオオデマリ。咲く時期も花の形も似ています。
サンルームの正面、南の塀ぎわにオオデマリ、その前に2年前鉢から地植えにしたスノーボールです。