再稼動反対デモと原発危険度ランキング

ナポリに次いで2つ目です。
昨日東京で行われた大飯原発再稼働反対のデモの様子が報道ステーションで放送されました。
いつもブログをお訪ねしている「特別な一日」さんはこのデモに参加されていてその様子を昨日のブログで報告されています(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20120629/1340978779SPYBOY)。
テレビのゲストコメンテーターの方の興奮ぶりが、デモの規模の大きさと意義を伝えていたようです。
組合旗のない市民デモは大いに心強いのですが、3月に大阪で私たちが参加したデモは組合旗も市民の手作りプラカードもありました。労働組合が「連合」となって「解体」の憂き目にあったこの数十年の変化は、若い方たちの労働現場を過酷にもしました。
本来なら、大企業や巨大資本の横暴をチェックする労働組合は弱い立場の労働者・勤労者には必要な組織ですが、自民党政権時代のトウの昔に骨抜きにされ、いまや「連合」は自民党支持脱原発反対勢力です。
私が初めて働き始めた頃(45年ほど前)は、組合は働くことの基本的な意味を教えてくれる学校でもあったようでした。生理休暇は働く者が勝ち取った権利、女性だけのものではなく父親となる男性にとっても大切な母性を守るためのもの。職場の上司も、労働者の権利に対しては侵すべからずというのが当たり前でした。
ところが、何十年か前、「総合職」とかで女性自らその権利を捨てて(捨てさせられて?)男性同等の働き方をするように。預金を勧めに来た住友銀行のその「総合職」の女性と玄関で話し込んだことがあります。「生理休暇なんかトンでもない。みんなお腹が痛くても無理して働いています」と彼女。結局しばらくして「辞めることにしました」と挨拶がありました。先輩の働き方を見て疑問に感じたとのこと。「一般職」とは違う「総合職」という扱いにプライドを感じていたが結局お金の話なんですとも。時代は良くなっているのか、悪くなっているのか・・・と考えさせられました。またあの頃から数十年、働く環境は・・・・
で、横道に入ってしまいましたが、市民デモ、いいことですが、組合デモもあればもっと良いと言いたかったのでした。7月16日の10万人デモも成功しそうですね。私は東京まで行けないので、僅かですがお金を送ることにしました。
ところで、27日に超党派の国会議員の勉強会「原発ゼロの会」が、<原発全廃に向けたプロセスや立地自治体支援策などを盛り込んだ政策提言骨子を発表した。福島第1、福島第2、女川、浜岡、柏崎刈羽原発廃炉は必ず実施し、その他の原発について「即時停止」から「2050年廃炉」まで四つの選択肢を提示した>というニュース。
その原発危険度ランキングを探していたところ、今日の「keniti3545」(http://d.hatena.ne.jp/keniti3545/20120630/1341020142
さんの小出裕章さんの記事の中にありましたので、ランキングをコピーして貼り付けます。


ランキング表に抜けている12,13位には、明日7月1日に再稼働が予定されている大飯原発3,4号機が入っています。
(2枚の写真はアッシジのホテルの部屋の窓から)   
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