”辺野古で渡す国費は誰に?”と”同窓会その後”と”福島県大王村とマチュピチュ”


日中韓の3年半ぶりの首脳会談、中国はナンバー2の首相でした。わが日本の首相の終始少し硬めの表情。真ん中でホステス役をにこやかに務めた韓国のパク・クネ大統領。テレビに映る真紅の上着の色がとても美しい! 安倍首相の歴史認識は夏の談話みたいなことになるのかな〜? 来年は日本開催とか。(写真はネットから拝借)
◎昨日のNHKの日曜討論は沖縄についてでした。政府側の説明役に森本敏氏が。年の所為か人相が悪くなっているように感じましたが、話す内容はますますひどくなっていました。移設反対の立場の方が、「仲井間前知事の公約違反であり、沖縄の民意は選挙ごとに明確に反対の意思が示されているという意見については全く触れず、「法的に全く瑕疵はない。決まったことは変えられない。決まったことを遣るだけ。政府の政策に賛成してくださる方に国がお金を配るのも全く問題ない」と、菅官房長官なみの無表情を装う冷酷さ。これは、これで『仮面』なんだろうな〜とも。今月、シールズが沖縄に関して集会を準備しているとか。本土の人間も声を挙げて行動しなければと思いました。
ところで、国費が渡る辺野古の三地区の人物について山崎雅弘氏が「日刊ゲンダイ」を引用してツィートです。(日刊ゲンダイの囲みの引用は蛙が貼り付けました):

内田樹さんがリツイート

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki · 10月31日
安倍政権が直接国費バラマく「辺野古3区」代表たちの“正体”(日刊ゲンダイhttp://bit.ly/1PXZiOc

沖縄の米軍普天間基地の移設問題で、移設予定地とされる名護市辺野古の3区長に対し、政府が地域振興の補助金を直接交付する方針を伝えた。地域振興だろうが何だろうが、国が地方自治体をスッ飛ばして頭越しにカネを配っていいワケがない辺野古移設に反対する県や市に対する揺さぶりだろうが、この政権は目的のためなら、「憲法」だけでなく、「地方自治法」も無視。何でもアリの独裁政権。(後略)日刊ゲンダイ

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki · 10月31日
国が直接支払いを明言した名護市『辺野古』『豊原』『久志』の3地区は単なる『行政区』だ。
当然、議会機能は持っていないし、公的監査も期待できない。区長も選挙で選ばれたワケでもない。
そこに今年度分で計1000万〜3000万円の『国費を投じる』という


沖縄県政担当記者「3区長とも、そろって『一般社団法人辺野古CSS』の理事に名を連ねています
移設がらみで発生する建築、土木などの関連事業を手掛けることを目的で設立された団体で、CSSとは『キャンプ・シュワブ・サポート』の略
過去には『移設事業は5000億〜7000億円規模。地元企業に大きなビジネス』との資料を作成しています


外国軍基地の存続で利益を得る立場の人間に、さらに国から税金の札束がばら蒔かれる
近代の民主主義国とは違う、封建国家に逆戻りしている


◎先週の土曜日は、先月の最終日である10月31日。一年がかりの同窓会の最終の作業で、萱野にあるMさんの古民家風お屋敷へ3人が寄せていただいて、写真の封筒詰めや挨拶状のチェックや封筒のあて名書きなどなど。私は、会計報告で、赤字になる分を寄付として計算するのに四苦八苦。あて先不明で戻って来た葉書を郵便局で引き取ってもらって切手に替えたのですが、これをどこで相殺するか…難しかった〜? 算数苦手。
終わって、神奈川の妹たちにもらったお土産のお菓子を4人分持ってきたのでそれを出して、Mさんが淹れてくれたお茶で一服。立派な仏壇にお供えしてあったミカン、お庭で実ったというだけあって、自然な甘さの美味しいミカンでした。写真はお土産に頂いたミカン。
同窓会の日以来、Kくんには出欠名簿や、返信のコメントを打ち込んだり、物故者名簿を新たに作ったりでお世話になりました。隔日ごとのフリーの日、と言ってもゴルフや囲碁の合間に、私がチェックした細かな訂正をパソコンでさっさと打ってくれて助かりました。今回は、最初からのメンバーで最後の締めまでということで、前日にお礼を言って、名簿とメッセージを打ち込んだ原稿を預かりました。
一中さんからのお話を受けたUさん、その話を電話で受けて即決で乗った私。二人は責任を感じて同額の寄付をすることに。二人の願いは、これを切っ掛けに同窓会が復活、継続することでしたので、これは実現できます。この年になると、社会のネットのどこかの網目にかかっていることは、お互いとても心強いことですので、自己満足ですが、よかったと思っています。
日曜日は、お昼頃Mさんから電話があって、「Kくんが撮ったスナップ写真をもってきてるんだけど、どうしよう?」という事で、「土曜日に分けた分、私は郵送分を預かって糊付けしたけど、封筒の底を切って、後でガムテームで閉じれば追加できるのでOKよ」と返事。自転車を走らせてMさん邸で会うことに。ピッタリの時間に門の前で会って、中に。一人ずつ名前も書いて小袋に分けてあるのを受け取りました。大腸がんの後の薬の副作用で、出席できるかわからないというお返事だったので、「出席できてよかったね」と私。「変わってないな〜すぐわかった」と言われました。1年生の時に同じクラスでした。お互い変わったけど変わってないねと3人で言い合って、門のところでKくんとは、「次回、元気で会おうね!」でした。
集合写真、スナップ写真、住所とメッセージを書いた名簿などが入った封筒が、間もなく郵便や手渡しで参加者や先生方に届くことでしょう。
◎さて、手元に30日の新聞があります。日経朝刊の「春秋」コラムに載ったマチュピチュとの友好都市のお話です。記事によると:

ペルーの世界遺産、「空中都市」のマチュピチュ村が、世界で初めて選んだ友好都市が、日本の福島県大玉村マチュピチュ遺跡で開かれた式典では、民族衣装姿のマチュピチュ村長と紋付き袴姿の大玉村村長が並んだそうです。見たかった〜!
なぜ選ばれたのか? 「移民としてペルーに渡り、初代村長を務め、観光開発に尽力した野内与吉さんが大玉村出身だったことから、マチュピチュ側が提携を申し込んだという事。その大玉村のキャッチフレーズは、「大いなる田舎」。安達太良山のすそ野に広がる村に、約8500人が住む。平成の大合併の波には乗らず、「住民に日本一近い」村づくりを進める。原発事故の風評被害にも悩まされたが、地球の反対側の国が百年近い昔の恩を忘れずに運んできた良縁で、お祝いムードに包まれている。」

★「大玉村 大いなる田舎」のホームページ(https://www.vill.otama.fukushima.jp/)に安達太良山のすそ野の美し村の写真と、見たいと思っていたマチュピチュ村長と羽織袴姿の大玉村長の写真がありましたので、コピーしました。
福島県と言えば、先週水曜日、ヨーガのお休みの日に、ヨーガ仲間で同窓生のMさんが、福島のお土産、「ままどおる」のお菓子を持って我が家へ。Mさんとは中学ではクラスが一緒にならず、高校も別だったので、本人同士よりも、PTA仲間のグループで親同士が仲良しでした。特に鹿児島出身のお母様と私の母の背格好や顔が似ていて、二人でいるといつも姉妹かと言われたくらいでした。母の方が一つ年下。そのお母様が10年ほど前に亡くなられました。Mさん姉妹のことは母も小さいころから知っていたので、来宅のお電話を戴いたとき、隣りの母にも伝えました。そこで、我が家で三人でコーヒーを戴きながら話をすることに。

福島へ行ってこられたのは、住宅建設会社勤務の長男さん一家が仙台から引っ越されて今は福島県におられるからです。復興特需で仕事がたくさんあるので、申し訳ないからと社員はヴォランティアに出ることになっていると以前言われていました。今も、それが続いていて、あの大勢の児童が犠牲になった大川小学校へ行ったという話を聞きました。小学校の建物を残すか取り壊すかが問題になっていて、どちらの言い分も解るので難しいと。ケイタイには大川小学校の写真が入っていました。近くの温泉にも行ってこられたようですが、旅館の皆さんが震災当時のお話をされるとか。まだまだ4年半以上前のことが生々しい様子でした。特に仙台より福島は、地震津波に人災の原発事故が加わって、その上、相次ぐ原発再稼働という事故の反省のない継続という理不尽な政府の決定がのしかかりますので、本当に気の重い日々が重なりますね。その中で大玉村マチュピチュとの友好都市のお話は一寸明るい話題でした。