広島市長・マグサイサイ賞受賞!


昨日8月2日のニュースから並べてみます。(上から2つは讀賣夕刊、下2つは日経夕刊と3日朝刊より)

広島市秋葉忠利市長は、2日、広島原爆忌(6日)の平和式典で読み上げる「平和宣言」の骨子を発表。5月の核拡散防止条約(NPT)債権当会でのバンギムン国連事務総長のリーダーシップをたたえるとともに、核兵器廃絶を望む市民の思いが最終文書に盛り込まれる。日本政府には、非核三原則の法制化など、核廃絶の先頭に立つよう訴える内容。 
広島市は2日、平和記念式典に英国代表として初めて、駐日公使が参列することを明らかにした。式典には核保有国7カ国のうち、初出席の米英仏と、ロシア、パキスタンの計5カ国の代表が参列の予定。今回不参加の中国やインドも、過去に代表が出席している。

●ブラジリアで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は7月31日、冷戦下で米国が核実験を繰り返したマーシャル諸島ビキニ環礁世界遺産文化遺産)登録を決めた。決定理由は1946〜56年、67回の核実験が行われ「核実験の威力を伝えるうえで非常に意義深い証拠」が保存されていることなど。委員会議長のブラジルのフェレイラ文化相は「環礁の経験を繰り返す事はできない。将来の世代の記憶にとどめなければならない。」と述べた。54年に行われた(最大の)水爆実験では、(指定危険区域外で操業していた)日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が被爆、(犠牲者がでた)。<( )はcangaelが追加>

●秋葉・広島市長/マグサイサイ賞受賞ーフィリピンのマグサイサイ財団は2日、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞の今年の受賞者に、秋葉忠利広島市長(67)ら7人を選出したと発表した。核廃絶に向けた長年の世界的な活動で知られた指導者と評価された。秋葉氏は「核兵器のない世界実現のため一層力を尽くす」との談話を発表した。
秋葉市長の平和活動について(Wikipediaより引用)

平和市長世界会議の議長として役目を果たすなど、活発な平和活動を展開している。
2003年6月、金正日国防委員長に8.6平和記念式典の招待状を郵送した事が話題になった。
2007年4月に広島平和文化センターの理事長に米国人スティーブン・リーパーを起用
し、展示内容の見直しを指示、
展示内容を見直す検討委員会に、中国、韓国人らアジア出身の委員の起用し、「原爆投下を『日本の植民地支配から解放した』と肯定する考えが根強いアジアの声に触れながら議論を深め、多民族が共感、納得できる施設」(中国新聞)への変更を推進している。
また2009年8月6日の演説で核のない世界の実現を呼びかけたオバマ大統領を賞賛し「核廃絶を求める多数派の人々」という意味で「オバマジョリティ(Obamajority)」なる造語(オバマとマジョリティのかばん語)を提唱した。この用語に基づき広島市オバマジョリティ・キャンペーンを推進、その公式PRソングの一つとして「オバマジョリティ音頭」(作詞・作曲:広島県郷土民謡・踊協会)を採用した。

6日の記念式典での市長の平和宣言の内容に注目!です