ポーリッシュ・ポタリー(ポーランド陶器)

大河の「龍馬伝」は「土佐の大勝負」。藩主容堂公に大政奉還の建白書を書くように迫る龍馬、その龍馬に会って話を聞くようにと迫る後藤象二郎、その二人を相手に武士や大名の世の中を終わらせる大転回に踏み出すか決意を迫られる山内容堂、この三者を演じる福山雅治青木崇高近藤正臣の演技が激突、火花が!という位それぞれ見事でした。建白書を書く容堂公、事成って龍馬と象二郎、二度目のシェイクハンド! いよいよ、大政奉還の建白書が将軍に届きます。残り、2回。(そう、そう、今日は龍馬の誕生日でもあり命日でも!)

休刊日で確認できませんが、フィギュアスケートの男子の結果はどうも織田君、残念。高橋大輔、優勝の結果だったようです。高橋くんのフリーの演技が見てみたい。それに、石川遼くんも予想を裏切って?の優勝でした。そして、日本の女子バレーボールはフルセット戦ってアメリカを下し、32年ぶりの銅メダル!! 最終セットの最後の辺りを見ましたが、良かったですね〜! 32年ぶりというのは信じられないくらい長い年月!ですが・・・

さて日曜日のお昼前、美容院でヘヤーカットの帰り道、フラリと先日のポーランド陶器を見ようとお店に立ち寄りました。
13日のコメント欄で「孔雀の…?」と書いてあったので、 その模様を確かめる目的もありました。 先日もらったハガキ大のチラシに色んな柄の陶器の写真が載っていて、裏にはポーランド陶器の成り立ちや説明があります。<ドイツ国境に近いポーランドの北西部の街で作られるので産地に因んで正式名は「ボレスワヴィエ(=BOLESLAWIEC)陶器」。良質な陶土を使って高温で焼き上げるのでオーブン、電子レンジもOK。一番の特徴は絵付け。第二次世界大戦中のドイツ占領期にドイツ人の手によって海綿でスタンプをする手法が編み出され、その伝統がそのまま戦後も受け継がれている。絵柄の種類は一社辺り数百から二千種類。>
昨日は、オーナーらしき方(前の「縁」のお店の息子さんとか)と少しお話も出来ました。メガネにお髭の繊細そうな若い方。毎日飲んでいるコーヒー用の器があればいいな〜と思ったのですが、それらしきカップ&ソーサーはありません。棚に商品紹介を兼ねて本が開いてあって、その中にポットを口に当てて飲んでいる写真が。「直に口に当てて飲んでますね? これは?」と聞くと、奥の棚にあるポット類のところまで案内されて「コレです、大もあります」と。さっき見た時、何を入れるものかしら?と思って通り過ぎたものです。つぼ型に手がついています。ちょっと飲みにくいかも。「冷めにくく温かいですよ」と言われました。
濃いブルーの紺色というか藍色が共通していて、それに丸い判子で押したような模様がついています。「孔雀の羽の・・・と言うのはきっとコレだと思います」と言われたのは、私もコレかな〜と思っていたものです。丸い模様に線が入っているのが孔雀の羽飾りに見えます。
真ん中の棚にある「蕎麦チョコかお湯飲みみたいなアレは何に使うんですか?」と聞くと意外な答え。「アチラの方はこれでホットワインを飲むそうです」。なるほどね〜。日本の民芸風、飾りっけが無くて、実用的で、素朴で、艶やかで、地味でいて華やかで、ナカナカ素敵です。真ん中に取っ手があって両方に円形のお皿が付いた薬味入れのような器もたくさんあります。

今日は記念に私のお湯飲みを買おうと5、6個の中から選んでみました。早速、洗って伏せておいたら、息子に横取りされてしまいました。赤ワインに蜂蜜とナツメグとシナモンをいれてホットにしたらしくて、「飲んでいいよ」と言われて一口、二口、飲んでみましたが美味しい!! 
ワインのこんな飲み方があるんですね〜 ポーリッシュ陶器の初飲みは逃してしまいましたが、これから一個づつ買い足していくのが楽しみです。 と、書いたところへ、息子が「ハイ!」と早速、買い足し!?
おまけに薬味入れをプレゼントしてくれました。と、そこへ叉母が。朝のコーヒータイムで、父の散歩に丁度良い距離なのでお店の紹介をしました。二人で早速出かけて、コーヒーも飲んで、隣のお店で器も買って、それを私に見せに来てくれたのです。
「若い人ばっかり。年寄りは私たちだけ」だったとか。2階のギャラリーは寄らなかったようですが、今の父の心臓では一寸無理かな。
「しばらく慣れた頃に叉ギャラリーも覘いて」と私。家族でブームになりそうです。