昨日はなんと言う一日というか・・・「絶句」の一日でした。
民主党の代議士会が始まって、丁度その頃からNHKを見ていました。
冒頭、菅さんが演説を始めました。相変わらずどうとでも取れる言い方に聞こえましたが、NHKは「退陣表明」というテロップを出しました。退陣なの？と一瞬、理解できない私。発言が終わって、すぐ鳩山さんが挙手して、補足説明のような発言というか、菅さんが言った事はこういう事ですという解釈というか、これは拙いんじゃない・・・という感じ。
原口さんが辞任を表明することは重いと感じ入った様子で、付け加えて、東電の発表では我々の知っている数字と３桁も4桁も違う。子供を逃がしましょうよ、それが出来るのは我々なんだと訴えています。どういうこと？ 不信任案には賛成しないの？ 小沢さんは？
途中、小沢さんの情報が。「今までなかったことを引き出せたのだから、自主投票だな」と言ったとか。鳩山さんが話をつけたと思っている限り、それしかないのか・・・と半信半疑。結局、不信任案に民主党から賛成に回ったのは横粂くん(離党を表明済み）と松木けんこうさんの二人だけ。小沢、田中真紀子さんら15人が欠席。圧倒的多数で否決されました。
終わった後、案の定、岡田さんは鳩山さんとの合意にはしばられないと。この方の人相が日ごとに悪くなって今では醜悪に見えるのは私だけ？
鳩山さんは、結局、自民党に政権を渡さない、民主党を壊さないという「私利私欲？」にとらわれてしまった。
騙される人がどうして騙されるかというと、自分が絶対しない事は相手もしないと思い込むからです。これは、私の体験から。
菅さんは鳩山さんを騙したと思っているでしょうが、今回は民主党の代議士会もNHKも国民も騙した事になるでしょう。
騙された人間が思うことは、騙すより騙される方がいいと自らを慰める事です。しかし、今回は、ヒョットして、不信任案が可決されたとして、支持率１％でも総理の職を辞めたくない菅さんは、被災地の状況を考えることなく、解散総選挙の道を選んでいたでしょう。渡部氏は昨日の朝まで選挙を覚悟していたと洩らしています。騙された鳩山さんは、少なくとも無茶苦茶な解散・選挙を阻止したという点が、慰めです。
今度の事で、西岡参院議長の菅さんへの評価が納得できました。奸菅さんと呼びたいくらいです。
さて、あわよくば任期一杯まで国のトップでありたいという個人的欲望を叶える為（ここのところが信じられなかったのですが、今は、こういうことなんだと）だけに首相の座に居座り続けられるでしょうか。
被災地の方たちの中にも、菅さんが辞めたほうが復旧・復興のスピードは上がるだろうと言う人たちも出はじめています。
原口さんの訴えはどうなるのでしょう。放射能汚染の数値が三桁も違うということの責任は？ 子供たちの健康は？ 避難は？
今まで出来なかった事がこれで出来るようになるというのでしょうか？
鳩山さんが菅さんと合意した「一定の目処（めど）」は東日本大震災の復興基本法案が成立し、2011年度の第2次補正予算の編成にメドをつける6月一杯のつもりだったそうですから、その線で行って頂きたいものですが・・・
昨日の朝、我が家に新車が。
夫が以前から欲しいと言っていたマウンテンバイクです。
よくまあ次から次へとやりたいことが出てくるものです。
早速、山麓線から勝尾寺への山道を走って来たとか。
